語りかけの工夫〜1歳半までやってきたこと〜
子ども食堂なう2025
・前置き
・文章で伝える
・好きなテーマで
・本物を見せる
・相互のやり取り
あかごちゃんと早く話したくて続けてきた語りかけの工夫をまとめた。なるべく正確なエビデンスのありそうな資料や専門家の意見を取り入れている。
ただ、17ヶ月までにやってきたことが発語の多さに繋がったかはわからない。正直「なんか今日ずっとテレビ見せて終わってもうたー ダメ親???」ということもよくあるからだ。マジで。
親の働きかけよりも、本人の素質や0歳から保育園に通っていることの方が発語を引き出している気がする。
でも言葉を教えているという感覚や、子どものために何ができているということで、育児が楽しくなっていると感じている。これは案外一番大事なことでないかと思う。親が楽しければ、子どもも楽しんでくれると思う。これから書くヒントであなたの育児が少しでも楽しくなりますように!
・文章で伝える
幼児は文章の中から、わかる単語を見つけると言われている。覚えて欲しい単語がある時は↓のように話しかけていた。
「わんわんいたね。わんわんまんま食べてるね。わんわんお水ごくごくだね。あかごはわんわん好きだねー。」
短い文章を重ねて、同じ単語を登場させている。わんわん以外に、知っている言葉があれば、類推しやすくなるのではと思っている。また、何度も単語を言うことで音を認識しやすくなるように工夫している。
・好きなテーマで
言葉を学ぶ時には"好きなテーマから"というのが王道のように思う。あかごの好きな車についての本を様々用意している。トラックという単語を伝えたければ、色々な本のトラックの絵や写真を何パターンか示し、"トラック"のイメージが掴みやすいようにしている。楽しそうにしているか随時確認するのが大切に思う。
・本物を見せる
先日きゃりちゃん(なうの柴犬)がおしっこをしているのを見せて、「ちっちでたねー」と教えた。その晩からあかごか「ちっちでたー」と言うようになった。頑張って絵や写真で伝えてもなかぬか難しい事柄もあるように思う。この場合大人が見本を見せるのもあまりやりたくなかったので、きゃりちゃんにすごく感謝した。
・相互のやり取り
まだ会話ができる年齢ではないが、一方的な働きかけにならないように気をつけている。絵本を読むにしても顔色を見ながら言う言葉を変えている。「バナナ食べたい?美味しそうだもんね。昨日みんなでバナナ食べたね。」などと絵本のテーマに触れつつ、話を広げるようにしている。絵本の文章以外にも語彙が広がると良いなと思う。
以上、なうがしてきた工夫をまとめた。下記参考にしていたサイトや文献をあげておく。他にも紹介したい語りかけ方や、文献がある。長くなるので、今回はこのへんで。
↓作業療法士さんがエビデンスを元に語りかけや発語の引き出し方を教えてくれるアカウント。非常にわかりやすく、信頼できる。
参考文献
藤崎達宏(2018)『0〜3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!』三笠書房
加藤映子(2020)
『思考力・読解力・伝える力が伸びる ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ』かんき出版