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子どものことばの発達に役立つ教材〜コトノハ教材庫〜

コトノハ教室ホームページ内では子育てやことばの発達に関する情報を発信しています。またそれだけでなく、ことばやひらがななどの学習に使える教材も公開しています。

今回は公開している教材について少しだけ紹介します。

教材の項目

コトノハ教室で作成していることばを育むための教材は以下のような項目に分けて随時更新しています。

ことばの学習
ひらがなを読む
ひらがなを書く
数の学習
ビジョントレーニング
ソーシャルスキル
計画、実行
資料

コトノハ教材庫

これらの項目から上から4つについてゆるっと紹介していきます。(詳細や残りの項目はHPより直接ご覧ください)

ことばの学習

全ての教材がことばの学習に役立つのですが…
ここでは2語文以上のことばの学習におすすめな教材を用意しています。
例えば2語文ではマトリックス教材があります。これは色や名詞など2属性以上のことばを表のようにして学習するものです。
マトリックス教材の他、より高度な文レベルとなると助詞の学習も不可決なためそれを意識した助詞カードもあります。これは難易度がカードによって難易度が異なるため、数パターンのカードの中から子どもに合わせた難易度を活用ください。

ひらがなを読む

ひらがなを読む項目の教材は主に音を意識した教材を用意しています(音韻意識)。読む学習と聞くと、「ひらがなを直接読むのでは?」と思います。もちろんひらがなを読むことも立派な学習ですが、読み書きにはことばの音について考える必要があります。ことばは単音から複数音で組み合わされて成立しています。例えば動物で「わんわん」鳴く動物は犬ですが、犬は「い」「ぬ」の2つの音から成立しています。このようにいくつの音で成立しているのか、どこにどの音があるのか。を認識できるようになってくるとひらがな学習が進みます。このようなことばの音を意識したプリントを用意しています。

ひらがなを書く

ひらがなを読めるようになったら書く学習も始めましょう。ビジョントレーニング教にもある形を書く教材は形を捉えてそれを表現することを目的としています。ひらがなを書くことに対して苦手意識のある場合はそちらの教材も並行活用しながら取り組んでください。

数の学習

数は量を示すことや順番を示すことに使われるなど多岐にわたる場面で用いられます。上記のひらがなを読む学習において、音の数が大事という話をしました。ことばの音の数を認識するためには数を数えることや一対一対応であることを理解しなければなりません。そのためこちらでは、数を数えることやそれを数字とマッチングする教材を用意しています。

まとめ

コトノハ教室HPでは今回紹介したような教材を公開しています。これ以外の教材や資料も多数用意しているため、もし興味があればご覧になってください。ことばを育むための教材はコトノハ教室以外にもたくさんあります。市販教材でもたくさん魅力的なものが溢れていますが子どもたちが1番興味のある教材やより成長に繋がるような教材を個々に合わせながら使ってください。コトノハ教室の教材もそのようなものになれるように日々アップデートを進めているため皆さんが見に来てくださることをお待ちしています。


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