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得るものがあると嬉しい!?苦手でも取り組める方法とは?

子どもにとって"遊んでいるとき"は嬉しく楽しい時間を過ごしています。
その遊びには外で遊ぶことやゲームなど自分の好きなことをすることが多く、これらの時間はあっという間に時間が過ぎ去ります。
しかし、「嬉しい」と感じる時は何かを得た時に感じることも多いです。

「得る」というのは物を貰うことだけでなく、勉学で知識を得ることも「嬉しさ」を感じます。
たとえば、言葉の学習においても「コミュニケーションができた」という経験をすることで言葉の発達が促進されます。

そのため今回は知識を得ることに焦点をおき、苦手なことに取り組める方法についても併せてお話しします。

苦手なことでもできるようになると?!

たとえば、苦手なこととして「勉強」「運動」があるのならば、これらが少しでも上達すると達成感を得ることができます。
新たな発見があるとさらに知識欲に駆られることも珍しくありません。

ただ苦手なことを頑張らせすぎると逆効果にもなります。苦手なものが「好きなこと」に変わることもありますが、「さらに苦手になること」も当然ながらあります。

言葉の指導においては子どもの苦手とする部分の学習も行われますが、「やりたくない」が出ないように、教材や環境を整えるなど意欲的に取り組める指導を考えることが非常に大切です。

苦手なことに取り組める方法

◯無理強いはしない

「苦手」には必ず理由があります。その理由を見つけるためにもレベルを下げた内容から始めましょう。無理強いにより、その課題そのものに対する取り組み意欲が削いでしまうことや生活面においても影響がでる可能性があるため、慎重に進めましょう。

◯スモールステップから始める

できることから始めていきましょう。
たとえば、「言葉を話す」という目標としても、始めから言葉を促すのではなく、目線やジェスチャーなどでのコミュニケーションを通して言葉の獲得へ導くことも多いです。

◯ご褒美を決める

お菓子やおもちゃを買ってあげることや一緒に遊びにいくことや、「またやりたい」という知識欲がご褒美となることもあります。後者の方が社会的印象がよさそうですが、前者のようなものでも「頑張った」という証として必要なことです。

大人の価値判断で決めない

子どもにとって苦手なものに取り組むことに「できてほしいけど辛そうだから…」と複雑な気持ちになる大人もいます。それは保護者だけでなく、支援者の中でも多い印象です。

中には「やりたくない」と言う気持ちが強く現れることもあります。そのような時にどのように進めていくか検討する必要があり中にはその学習を中断することも選択肢としてあります。

「その時」だけ苦手意識が強く現れてしまったということもあります。「実は翌日には取り組めた」「場所を変えたら取り組めた」ということもあり、一度の子どもの反応で判断することが実際には多い印象です。

そのため、「どのように楽しめるか」を熟考することに加え、楽しめる方法として『苦手なことに取り組める方法』を参考にすることや、子どもと活動範囲を決めるなど話し合いで進めることもいいかもしれません。

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