子どもの成長を感じた学習発表会
子ども達の小学校で、各学年の学習発表会があった。
その名のとおり、学んだことを各グループでまとめて先生方や保護者の前で発表するもの。
コロナ禍以前は、土曜日の午前中に1年から6年まで一気に発表する形式で行われていたが、
コロナ禍になってからは、各学年別々な日程で開催されている。
小4の娘は11/10に、小6の息子は11/14に見てきた。
4年生の発表は、夏に福島市にある吾妻小富士を登山した経験から、国立公園である吾妻連峰の自然や生き物についてだったり、【魔女の瞳】と呼ばれる湖のことだったり
興味を持ったテーマごとにグループに分かれて、プレゼンテーションのスライドを見せてくれた。
登山をした時の写真を貼り付けたり、補足説明も暗記して発表したり、タブレットでスライドを動かしたり。
私が子どもの頃は、何か発表というと大きな模造紙に手書きでまとめた記憶しかないので、今の子ども達は小さな頃からタブレットを活用したりしてすごいなぁと感心するばかり。
娘は、タブレットの操作をしながら発表もするという器用さを発揮。スライドもほぼ娘が作ったと教えてくれた。
家では、のんびりマイペースタイプに見えるのだが、学校ではしっかり者なのかもしれない。そんな姿も嬉しい。
さて、6年生。
総合的な学習の中で『ふるさとを知る』というものがあるらしい。
住んでいるまちの歴史、神社仏閣、米沢街道についてなどについて調べていた。
地域の歴史に詳しい方の助言をもらいながら、グループごとにスライドにまとめて発表。
寸劇のようにまとめるグループもあれば、淡々と話すグループもある。いろんなタイプがあって面白い。
実は去年の発表で、息子は一言しか発言しなかった。
自分に自信がなく、舞台に立つこともものすごい緊張して嫌だと言っていた。
私はそれでも、舞台に立って姿を見せてくれたことは、とてもすごいことだよと褒めたのだけど、本人にはなかなか伝わらなかった。
去年は、担任の先生との相性が悪く学校が居心地の悪い場所でしかなかったからだ。
そんな息子が「今年は俺いっぱいしゃべるから!」と言っていた。
ものすごい自信がみなぎってる。
今年の先生は、息子が自信を持てるように応援してくれているからだと思う。
緊張はしていたかもしれないけれど、ハキハキ堂々と発表している姿は、なんだか誇らしかった。
子ども達の発表を見て、自分が住むと決めたこのまちには、まだまだ知らないことがありそうだし魅力がありそうな気がする。
冬の風が強く冷たいのは嫌だなとか、雪が多いのは辛いなとか、そういう大変なことももちろんあるけど、
都会すぎないこの場所でしか感じられないこと、見つけられないもの探していきたいなと思った。
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