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つぶやき・愛のバトン
わたしが先生と呼ばれる仕事をしていた時、
ママと呼んで甘えてくれた女の子がいた。
可愛くて愛しくて仕方なかった。
あの子と別れてからもう一年になる。
これから大人になる君は、
いつかわたしのことを
忘れてしまうかもしれない。
それでもわたしは、
ずっとずっと覚えているよ。
君を愛していたことを。
たとえ君の記憶から
わたしの存在がこぼれ落ちたとしても、
この愛のバトンをつなぎ続けてくれると信じてる。
わたしもきっとそんな風にしてたくさんの人に愛されてきたのだ。
もう忘れてしまった人もいるかもしれない。
でも、愛は確かにそこにあった。
その事実は決して消えない。
誰かからもらった愛をまた別の誰かにつないでいくよ。