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共戦神話(人生の終焉者)
人々は知識の木をアダムとイブが食べて以降、善悪の知識、恥や罪など様々な知恵を得ることとなる。
そして人々は神々が直面することのなかったある問題へと直面することとなる。
死である。
人々は時が経つにつれて動かなくなっていく自身の体を目にしながら死を恐怖した。
中には死が近づくにつれて精神の均衡を崩し言葉とも言えぬ声を発するものも出始める。
この様子を見た神は下界に一人の天使を遣わす。
レナである。
レナは人々に死に対する考え方や死とは何かについて示し人々の安寧を説いた。
そして死する者が臆することなく死を迎えられるよう精神の力を引き出す現代における“覚悟”というものを伝えたとされる。
このことからレナは人生の終焉者、覚悟の伝達者と呼ばれる。