共戦神話（ノーヴェの箱舟）

神は自らが創造した世界にて人間が罪を重ねているのに腹を立てた。


そして同時に人間を生み出したことを後悔した。


そこで神は人類を滅亡させる計画を立てた。


その内容とは地球上に４０日間絶えず雨を降らせ猛烈な大洪水を引き起こすというものであった。


神はこの大洪水によって人間の罪により穢された地球を浄化しようと考えた。


そして「もしこの苛烈な洪水の中にあっても生き残る者あれば、それは偶然ではなく必然である」と考えた。


しかしこの計画は事前に天使により阻まれた。


神のあまりの暴挙を阻止するべく天使であるノーヴェは下界に「この世のありとあらゆる生き物を、出来得る限りの巨大な箱舟を作って乗せるように」と下界に働きかけた。


多くの者はこの声に取りあうことをしなかった。


しかしこの人々の中で唯一この言葉を信じる少年が現れる。


ヨハトである。


ヨハトは天使の言葉に従い箱舟を建築する。


そして７日後。

神より大洪水の清算がなされた。


多くの者が洪水に沈む中ヨハトたちは天使の言葉を素直に聞き入れたことにより事なきを得た。