自分が大切だと感じているものは手放さない
少し欠けたものでも、気に入っているものは持ち続けている。何度も断捨離してきたけど、その度に《私のお気に入り》に居続けるものたちが、年々増えている。
高校生の時に買ったコルクの蓋付きの陶器の入れ物は一度娘の手に渡り、再び私の元へとやってきた。この時に一緒に買った天使の壁掛けはどこかに行ってしまったのに。
最近のお気に入りは、表題写真の色ガラスの器たち。友人から譲り受けたもの。北の窓辺が華やかになってとても嬉しい。
小さなハリネズミの針山や、大きなウインドチャイム。20年前に買ったスカートは柄が好きすぎて手放せないでいる。
私の身の回りはものがいっぱいだけど、そのものが持つ思い出や、それに触れた時に感じる気持ちや思考が私を豊かにしている。
特に古いものは大好き。そのものが持つ歴史(欠けやキズ、汚れ)を想像するのが楽しい。私達は切り離すことのない、複雑で多数な縁で繋がっているんだとワクワクするんだ。
年々ものは増えている。だけど、どれもが私を物語るものだと思うと、もうしばらく私と一緒に暮したいな(プロポーズかいっ)。