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論理的思考だけが私を救ってくれるわけじゃない

最近のXは昔のTwitterに比べて、ビジネス寄りの投稿やジェンダー、社会問題に関する内容がより一層強まっている様に感じる。
YouTubeも、過激な動画や日常動画以外にも、自己啓発やビジネス著者が登場するコンテンツを最近見かける事が増えてきた。

特に私が1番目につくのは、
うつ病患者に向けたメンタルヘルスの投稿

これ関連で、特にビジネスで成功してる人が発信する内容の多くが、「論理的思考を身に着ける事で、考え方そのものを変えていこう」だったり、「メンタルがすり減らない休暇のとり方」みたいな、いかにして病まずに生きていくかを工夫しないといけない時代なんだなと感じる。

私も少し前までかなりメンタルが落ち込んでいた事もあり、こういう動画や記事ばかり読んでいた。
ここ数日間はかなり回復してきて、未だに辞めた会社の夢を見たり、ふと仕事や自分の身の回りの事で頭を抱える事はあるが、「もっと気楽に生きよう。」と思える様になってきた。
これは、メンタルヘルスの対策したからでもなく、SNSで自己啓発の記事ばかり読んだからではない。

今自分が置かれてる状況をどんなに客観視したって、どんなメンタルに良い運動や好きな趣味に没頭しても、夜になれば希死念慮は強まるし、外に出て人と接したからといって、それが悩みの解決になるわけでもない。
どちらかというと、もっと物事を
主観的に、
感情的に、
抽象的に、
考えるようになった方が、自分にとっては心が楽になるという事がわかった。
例えば、毎日30分小説を読んで、
自分の日常の服を着たり、ご飯を食べたりする一つ一つの日常の行動を、脳内で小説風に文字に変換したり、
こうやって自分の気持ちを文章に書き起こしてみたりする。


自分の内部を小説化させる事で、
非現実的に物事を捉える

事こそが私にとって良い方向に気持ちを持っていく価値観だという事に気づいた。
現実ばかりに目を向けていたら、自分の中にあるキラキラした夢とか希望みたいなものがどんどん失われていく気がするし、誰だってやりたい事を行動に起こす時は、もっと心は身軽なんだなと。

誰の人生だって、1冊分の小説に出来るくらいの壮大な物語を描いているんだから、自分にとってのこれは面白いなと思える様なお話に、人生を持っていければ私はそれでいいのかなと。

肩書きや誰もが見惚れる美貌があったって、それを自分が幸せだと思えなきゃ、宝の持ち腐れなんだし。

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