【自閉症児】チャレンジ映画館！
こんにちは！
不登校・行きしぶり鑑定師 ことねです。
今日はね、うちの自閉症の娘の初！映画館についてのお話。
うちの娘は、感覚過敏がすごくて。
大きな音はダメ、シーツは決まったのじゃないとNG、外で椅子に座るのだってお気に入りのタオルがないと座らないんです。
もう、ホントこだわりの塊（笑）
そんな娘を映画館に連れて行くなんて、正直「絶対無理！」だと思ってたんです。
大音量、座った事のない椅子、見知らぬ人だらけ、暗い部屋...
まさに娘にとっての苦手オンパレード
でも先日、娘の大好きなキャラの映画が公開されたの。
「見たーい！！」
って珍しく頑固になって。
毎日、毎日言ってくるので根負けして
「行ってみよっか。無理な時はすぐ出よう」
と前もって話をしてドキドキしながら映画館へGO！
準備も大変でした。
イヤーマフ、お気に入りのタオル、それから気分転換用のおやつまで。
まるで遠足みたいな荷物になりました(笑)
案の定、映画館に着いた瞬間、娘の表情がピクッ！
「大丈夫？帰る？」
って聞いたら、小さく首を振って「がんばる」と言ってスクリーンへ
映画が始まった瞬間、娘の手が私の手をギュッ！ってなって顔が怯えた顔に
でもね、スクリーンに大好きなキャラが映ると...
「わぁ...！」
指をさして感動してる娘を見て、私も感動しました。
それから１５分後
「もう...むり...出る」
ポツリと言った娘の言葉に、「あら、意外に頑張った！」って感心しちゃいました。正直、5分ももたないかと思ってました。
静かーに立ち上がって、そーっと出口へ。
途中、他のお客さんに目が合って、ちょっと申し訳ない気持ちになりました。
帰り道、娘が
「次はもっと長く見たい！」って
１５分でもすごい進歩なんだけど、
自分から「行きたい！」って言えたこと
15分も我慢できたこと
「むり」って自分で判断できたこと
次も挑戦したいって思えたこと
全部全部、娘の成長を感じたんです！
１５分で映画館の出る私たちを見て映画館のスタッフさんに体調を気遣ってもらえたんです。
その時に、
センサリーフレンドリーな上映会があるって教えてくれたんです。
センサリーフレンドリーとは『感覚に優しい』という意味で
映画やライブ、スポーツ観戦などのイベントで、客席の明かりを明るくしたり、音や光を控えめにして上映したりする事だそうです。
先日、1日限定でセンサリーフレンドリーな上映会があったそうで、音量を下げて、照明も完全に消さないんだそう。
うちの娘には最高の環境！
次回はセンサリーフレンドリー上映会にチャレンジしようと思います。
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