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α6700、すごい進化かも
前にnoteでα6700が発表された際の感想を書きました。
その終わりに、"家電量販店で触らないように気をつけねば"って書いていたんですが、別の用事で立ち寄った際に、触っちゃいました。。
結論、私はおそらく買わないですが、すごくいいカメラでした。
撮った色味が全然、私の持っているα6400とは違います。
正直、モニタ通りの写りであれば、JPEG撮って出しで良いのでは?というのが私の感想です。
【良かった点】
手ぶれ補正が良かったです。後述しますが、瞳のピントも正確でした。使用環境でもちろん変わるのでしょうけど、店頭では連写でも成功写真ばかりだったので、11コマ連写くらいが良いのかもしれません。
いままでα6000シリーズはクリエイティブスタイルだったものが、今回α6700ではα7シリーズなどと同じクリエイティブルックに。何かしら自分好みのものが選べそうですし、調整項目や調整幅も多いのがこのクリエイティブルックの良いところですね。
AWBでの色温度調整がとても自然に。歴代で一番ではないでしょうか。ここで調整を悩まなくて済みそうなのは本当にありがたいです!
AI-AFが優秀すぎて、早すぎます。逆にカメラに撮らされている感を感じてしまうほど、やることがない感じがします。瞳の認識が恐ろしく早く正確です。もうこれを知ってしまうとついていないカメラを選べなくなりそうです。(今後はきっと標準搭載される気がするので安心ですね。)
グリップ部分のデザインがとても良いです。α7RVの次に良いくらい、手にフィットしてるのでは?褒めすぎですかね。。
α7シリーズ同様、グリップ前方にダイヤルが追加されたことは、最高ですね!
メニュー画面も刷新され、とても使い易い印象です。
撮影中もタッチパネル上で設定を操作でき、このあたりの使い勝手は本当にα6400とは別物です。とても使い易いと感じます。
【う〜ん、な点】
モニタがチルトじゃないところですかね。チルトとバリアングルは一長一短なので、自由度の高いバリアングルが採用されたのは納得なんですが、ささっとモニタを上下できないことはストレスになりそうかなと思いました。なのでα7RVの4軸マルチアングルモニターが良いかなと思っていたんですが、実際触ってみるとこちらもこちらで少し動かしにくかったりヒンジが脆そうに感じたりして、結果的に私が好きなモニターはまだα6400のままでしょうか。
フラッシュは無くなってしまいましたね。α6400に付属のフラッシュはバウンス撮影できたので好きだったんですが、確かに使用頻度は低いので、削られても文句言えないですね。
シングルスロットも、サイズ的に仕方なさそうですね。個人的にはProGradeのSDカードは不具合が出たことがないのでシングルスロットで十分ではあります。
4K60p動画撮影は残念ながら熱停止するそうで、30分以上の長時間撮影には耐えられなさそうなレビューが散見されるので、ここもやはり仕方ないとは言えFX30等のファン搭載のモデルが増えて欲しいなとも思います。(そんな全部入りモデル、出るはずないんですけどね。)
いやぁ、正直フルサイズ機を買う必要ないのでは?と思うほどカメラモニタでみた写真が良かったです。。(PCに移して大画面で映したらフルサイズとの差が出るのかもしれませんが。)コントラストや色味、手ブレ補正など、成熟してきましたね。(α7SIIIについていたIRセンサーがなくてもプロセッサーが成熟してきたおかげでしょうか、AWBは本当にびっくりするほど改善されていました。)
軽くてコンパクトで持ちやすく、操作もしやすい。本機はこれまでのα6000シリーズと比較すると大変高価ですが、納得の性能でした。APS-Cレンズ自体が安価でトータルで考えたらフルサイズよりも全然コスパが良いと思います。
私は動画も撮りたい(しかも長回ししたい)ので、内臓ファンがないとやはり熱停止が不安かもしれないと思い、買わないでおこうと思えましたが、SONYカメラでかなりオススメできる機種であることはわかりました。
もしFX30にAI-AFが搭載されていたら。。(そしてきっとありえないけどEVFも付けてほしい…!!)それが私の理想のカメラになりそうですね。ファン内蔵のAPS-Cカメラの後継機に期待したいと思います。