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「見せかけ」の器に中身は入らない

おいおーい、バレなきゃなんでもいいんかーい。

自民党からだけでなく、立憲民主党からも、問題の某宗教団体と絡んでいる議員が出てきているじゃねーか。

どこまでガッカリさせてくれんだよ、おい!

ま、自民に比べりゃ、今のところ少数ではあるけどさあ。そして、「調査して向き合う姿勢」もまた、大きく違うけれどもさあ。

紀藤氏は「党をあげて調査している立憲民主党と(個人に任せている)自民党、(旧)統一教会との関係で濃淡あるにせよ、(調査の)積極性に差がありすぎてるんですよ」と指摘した。

また、こういう意見もまた然り、であるけれども。

しかしせめてここで「我々は自民党とは違う」って動き方をも~っとしっかり見せないと、立憲民主党、ダメじゃん!ますます信頼落とすじゃん!!



そもそもがさあ。

もう、「票を稼げれば、何でもいい、バレなきゃどんな手を使ってでも」って、そういう意識の人間が、あまりにも多すぎるよ~。(で、バレても、逃げおおせる、と思っているし。少なくとも「まずは誤魔化してみよう」から入るし。)


そもそもがね、自分の正体隠して信者増やそうとするような団体に、助けを借りてもいいって、どういう発想なの?!?!



もう、この社会すべてにおいてそうなんだよ。

「見せかける」ことが当然。
現物より、「良く」「大きく」「高く」、(で、マズいヤバいところは「とりあえずは」隠して、)まずは見せかけることからはじめよう!!
――そういう考え方って、結局、「本質」を蔑ろにすることである。

「とりあえず見せかけとこう」っていうことを繰り返していると、そちらがいずれデフォルトになる。

で、そっちが主流になると、「本物」とか「本質」とかは、必然的に「傍流」にさせられてしまう。――本来はそっちがホンモノなのになあ、って思っても、そうなってしまうものだ。

そして、そんな風潮の中にいれば、真贋見極める人々の目も、少しずつ、鈍っていくだろう。


「その国の政治の姿」って、割と「世相」の表通り、っていう気が私はするのだけど。
で、世相って、世の中の「顔つき」なわけだから、やはりどこか、その時代の中で生きる人々の「ものの考え方」を表している部分も多いわけで。

「そういうの、何かイヤだなあ」と思ったなら。
自分のいつもの「顔つき」「ふるまい方」「ものの考え方」が、「そんな世の中」に似てしまっていないか、自分の胸に手をあてて考えてもみたい気もする。




あと、余談だけど、桑田佳祐さんみたいに、こういう風刺を「平気で」みんなもっとバンバンやったらいいと思う。(笑)