フィールドワーク
なかなか今は自由に出歩ける時間が確保できていないけど、合間を縫って万博記念公園へ。
みんぱく(国立民俗学博物館)に行ってきました。
企画展の「客家と日本」
特別展の「吟遊詩人の世界」
と見たい展示が2つも重なった俺得企画。
特に特別展の「吟遊詩人の世界」はこれから書く新しい小説のフィールドワークとしても抑えておきたい展示でした。
一作目の「心の炎」の中で、主人公が即興で詩をうたう場面が多くあるのですが、実はあれ、書いた時も即興で書いたものなのです。
大好きな作家さんの文章創作講座に参加した時に「詩を書くセンスがあるようなので、たくさん書いてみて」とアドバイスをいただいたことがヒントになっています。
即興で詩を詠むことは、神道にもつながるのだとかなんとか。
わざわざ手間暇をかけてフィールドワークに出なくても文章を書ける人もたくさんいるだろうけど、私の場合は出向いた先で出会った人や出来事で頭の中に映像が広がることがほとんどなので、最近では美術館や博物館にとどまらず、骨董市や古書市にまでで向くようになりました。
常設展を駆け足で見た後は、ミュージアムショップで資料あさり。
これはきっと無意識という水面に波を立ててくれるだろうものをゲットしてきました。
「字は絵だろ。」という帯に惹かれて購入した岡本太郎の本が秀逸でした。
歳を取ったり嫌なことが続くと、感情を切り離したり感じにくくしがちだけど、いつまでもドキドキしていたいって心から思います。