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距離感が好き

やっと確定申告が終わった。
ただでさえ春は苦手な季節なのに、今年は眠い。
とにかく眠い。
暖冬のせいか気が上にのぼりやすくバランスがとりにくいのも厄介なところ。

そんな中でもなんとなく動き始めていて、かなりの時差投稿になるけど、解剖学の勉強会に行ってきた。
こう見えて繊細なので(でも自分で繊細と言い切る図々しさは持ち合わせている)、マッサージや施術で体調を崩すことが多い。
人の多い場所も苦手で、あまり我慢しすぎると動悸がとまらなくなったり嘔吐したり高熱を出したりする。
とはいえ人と関わらずには生きていけない現状なので、あまり贅沢は言わないようにしてるし、それが私の日常なら、それが私にとっての普通。
多様性だ、少数派の意見を尊重しろと言いすぎるのも暴力的だなと思うし、自分で微調整すれば乗り切れるのならそれでいいじゃないか派だ。
大なり小なりみんな相容れない少数派な部分は持ち合わせているのだから、譲り合いのお互い様ということで良くないかと思う。
なので、勉強会や人の多いところに行って調子を崩すのは仕方のないことだと思っている。
それでもいいから行きたいというところに出向いてるんだから不満はない。
そんな中でも、今回参加させていただいた師匠の一瀬智佳子先生のスタジオは安心していける場所の一つなのだ。
さりげなく気遣ってくださる先生や、いつものメンバーの優しさの中で安心して学ぶことができることに幸せを感じる時間だった。
素直にご厚意に甘えることができるようになった私も随分成長したじゃないかと思う。

今、私はそんな適度な距離感とさりげない優しさを手向けることができる人に恵まれた環境で過ごすことができている。
そういうことができる人って、人一倍嫌な思いをしたり苦しんだりした過去があるんじゃないかなと思う。
自分がされて嫌なことを人にしないってシンプルだけど難しい。
なかなか困難なことなのかもしれないけれど、そいういう交流を大切にして増やしていきたい今日このごろなのだ。

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