「食とからだを巡る冒険」 滞在記録④ 〜WS@藤屋ギャラリーと木曽平沢〜
6月5日(日)藤屋ギャラリーで「食とからだを巡る冒険WS」を開催しました。
エクセラン高校の学生や先生、薮原での食のリサーチでお世話になったお母さんたちにもご参加いただき、皆様と「食」と「からだ」の関係について一緒に探り、考えていただきました。
まずは、からだに意識を向けるためのストレッチから。
その後、食とからだの関係に関するプチ講義へと続きます。
自分が食べたものが、身体の中に取り入れられたあと、どのような旅をしているのか?食べたものたちは身体の一部となり、あるいは外に排出されるプロセスを経る中で、どんな役割を果たしてくれているのだろう?
最後は、「昨日自分が食べたもの」をテーマに絵を描いていただきます。
どの人のどの食事にもそれぞれのドラマがあり、描いた絵を鑑賞し合う中で、皆様の頭の中とお腹の中を同時に垣間見ているような不思議な気持ちになりました。
ワークショップ終了後、エクセラン高校の皆様が持ってきてくれたお花の種を、藤屋レジデンスの庭に種蒔きしました。
このマリーゴールドたちは、このあと予定されている「僕らの美術室」での素敵なWSイベントで活躍する予定。
上手く開花してくれますように!
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続いて、ペインティングスメンバーの河面さんにご案内いただき「木曽漆器祭」が開催されてる木曽平沢へ。
ここでも思いがけなく平沢独自の「食」との出会いが。
木曽漆器で有名な木曽平沢ですが、この土地にも山の恵みを余すことなく生かした伝統食がありました。
山ウドとサバの水煮のウド汁、きゃらぶき、つくしの酢漬け、朴葉巻き。
木曽は地域ごとに違う文化、独自性があって入っていけば行くほどに見える景色が変わっていく。やっぱりここはただの谷底ではない。谷底だからこそ残り続け、ここからまた新たに芽生え始めているカルチャーの匂いを感じる濃い1日となりました。
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