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ラジオ英語講座をまた聞き始めた理由

今年からラジオ講座「杉田敏の現代ビジネス英語」を聴き始めた。なんでまた?と思われるかもしれないが理由がある。

遠山顕先生の「英会話入門」
大杉正明先生の「ラジオ英会話」「Cross Cultural Seminar (Podcast)」
杉田敏先生の「やさしいビジネス英語」

若いころ私に英語を教えてくれたラジオの先生たち


私は高校生から20代の頃まで、ずっとラジオで英語を勉強していた。「カムカムエヴリバディ」を見た時にそんなことを一瞬思い出したけど、この20年ぐらいはラジオ英語の存在は頭から消えていた。仕事とか子育てとか、忙しかったんで。

ところが先日、高校の英語教師をしている友人に久しぶりに会ったら「今も杉田先生の講座聞いてるよー」と言うではないか。「子供の方は、ラジオ英会話を聞いてる」とのこと。

その流れでラジオ英語の話をあれこれしていたら懐かしさが込み上げ、久しぶりに聞きたくなったというわけだ。

杉田敏の現代ビジネス英語」は正確に言うと、毎日決まった時間に放送されるラジオの講座ではない。音声はネット上にあり、好きな時に学べるオンデマンド方式。そしてテキストは月刊ではなく季刊誌になっていた。

だが杉田先生の落ち着いた声と、英語の名言を紹介する「quote unquote」のコーナーはまったく変わっていない。1エピソード聞いただけで20年の空白が一気に埋まった気がした。

「ビジネス英語」という名のとおり、登場人物たちの会話はニューヨークのとある企業で交わされる。しかし話題が身近で興味深い。

・詐欺から身を守る
・「孤独」を感じる若者や高齢者たち
・「お客様は神様ではありません」
・人に親切にしよう

2024年 冬号

「なるほどアメリカではこんなことが起きているのか」「英語ではこんな風に言うのねー」と楽しく聞かせてもらっている。ちなみに、ニューヨークタイムズ紙とかに使われていそうな小難しい語彙は出てこない。

「そういえば、これ好きだったな」とふと思い出すことが去年ぐらいから何度かあった。たぶん、子供にあまり手がかからなくなってきたことが関係しているだろう。

この10年、子供が生活の中心で、自分のことはとりあえず横に置いてきた。周囲にいるママ友とは、子供の英語教育について話すことはあっても、私の語学学習や仕事について話したことはほとんどない。あんなに好きだった音楽も、彼らと語ったことは一度もないし、なんなら曲を聴く機会すらめっきり減っていた。

それまでと違うコミュニティにいるうちに、好きだったものをすっかり忘れてしまっていた、らしい。なので今また自分の好きなことに時間を使うのが楽しい。noteを再開したのも、実はそれが理由なのかも。

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kotolaba_ai
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