基礎講座④/会議が変われば社会が変わる
5/26(日)に基礎講座4回目が行われました。
今回は家族会議から国際会議まで、会議のファシリテーションを行う青木将幸ファシリテーター事務所・代表の青木将幸さん(通称:マーキーさん)にお越しいただき、「良い会議とは?」をテーマにお話しいただきました。
早速、マーキーさんの軽快なトークからスタートし、ことラーも和やかな笑顔溢れる雰囲気となりました。
マーキーさんから提案されたのは、五感をつかった会議です。視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚をつかうと、会議がどんなふうに進むのかを体験していきます。
出されたお題、まずは
「好物は何ですか?」
こちらを文字ではなく絵で描いてください、という縛りあり(!)です。
絵を描くのが苦手、ということラーも多いようですがそれぞれ表現しています。
大体描きあがったようです。
みんなでオープン!
それぞれ個性が光る好物の絵が並びます。
こちらを使って近くの人と共有タイムです。
人を覚えるときに好物と繋がると覚えやすいとのこと…シンプルな答えなので話も弾みやすく、単純に食べ物の話で盛り上がったり、絵について話が膨らんだりと会場は大盛り上がりです。
続いてのお題は
「ことラーをやってみたいと思ったのはなぜ?」
これを3、4人組で話し合います。
改めてそれぞれがことラーになろうと思ったきっかけやこれからやってみたことを共有出来る場にもなりました。
今回はほかの人の発言を書き残していく作業も行います。
発言を書き留めてもらえると「認めてもらえているかも」と感じられ、発言がしやすい環境になるそうです。
書き留めてもらった内容が自分の意図とあっているかの確認も出来るので、内容がしっかり正しい形で共有されているかもわかりやすくなります。
続いて何グループかを解散させて、解散した人は別のグループへと移動してもらいます。
移動した人を会議に遅刻した人に見立て、「今まで話した内容を共有できるか」というワークへと移行します。
「聞いて」「書く」というプロセスが出来ていると色々な人に共有がしやすいということを体感出来たかと思います。
さらに良い会議にはお菓子も有効なアイテムです。
お菓子があると五感すべてを使って会議を行えます。
雰囲気も一気に和やかになりました。
次に「Good Meeting(よい会議)」と「Bad Meeting(悪い会議)」のイメージは?というお題でそれぞれが思いつく限り書き出していきます。
ことラー、すごい勢いで書き進めています。
その後、共有タイムです。
共通の内容だったり、意外と盲点だったという内容だったりとそれぞれのグループで様々な意見が交わされます。
この話し合いを元に「ことラーの会議 こんな感じでいきましょう〇ヶ条」を各グループで作成しました。
それぞれが持っている意見からみんなが「そうだね」と合意できるものを探っていきます。
各グループから会議をこうしていこうというアイデアが出そろいました。
どの項目も納得な内容です。
こんな会議が出来れば本当に社会も変わりそうです。
午後は「いい会議」を意識してミーティング実践です。
「今日、ここにいる皆さんにちょっと聞いてみたい、話し合いたいコトは?」というお題でことラーに話し合ってみたいテーマを募ります。
近くにいることラー同士で少し聞きあってみたり。
それぞれ考えてみたり。
どのくらい集まるかなと思っていると…
どんどん増えていき…
ちょっと多いかも…
ことラーのみんなは話し合いたいことがいっぱいあるようです。
確かにどの内容も面白そう。
話したい内容のところに集まってもらい、最終的には8つの話題でミーティングが開始されました。
最後に午前中に出来た「ことラーの会議 こんな感じでいきましょう〇ヶ条」を意識しながらまとまったそれぞれのミーティングの内容を発表していきます。
基礎講座も後半戦に突入し、ことラー同士で意見を交わしあう場面がこれから増えていきます。
今回の講座で共有したことを活かして、ことラーの中で「Good Meeting」が定着していけば楽しい活動が生まれてくる予感がした回でした。
(こと!こと?かわさき プロジェクトマネージャー 財田翔悟)