DREAMS TOUR 2023-2024 FINAL 参戦日記
2024年3月10日
DREAMS TOUR 2023-2024 FINAL
に参加した。今日はその記録!
想像を絶するほど熱量のあるライブたちだった。
まずは数からだ、2万人いたという。
朝から会場に向かう大行列ができていて、場内も人だらけ。
それでも、みんなライブを見届けるというたった1つの目的で集まっている。
頭ではわかっていたけど、目の当たりにすると、たった数組のバンドがでこんなにも人を動員できるのかと驚きを隠せない。同時に、人数の増加に伴って会場の熱は上がり、ワクワクが高まる。
MCでもあったけど、会場外には各アーティストのグッズの長蛇の列、フードコーナーがあり、対バンというよりフェスだ。
百聞は一見にしかず、本編の状況についての言及は省略させていただくが、胸に迫るものが大きい1日だった。
以上が私がしたポスト
実はフォーリミ以外生でライブを観たことのあるアーティストはいなかった。でも確実に今までの私の生活を彩ってきてくれた人たちだ。
私の思う限りすべての演者がここまでの不安や苦労を口の端からポロリと零した。
人間だから、弱い。
そう言う彼らだが、2万人の前で自分の歌を歌っている。
自分の武器として、みえないけど、確かに自分の生き様を刻んだそれを携えている。すごく勇気のいることだけれど、すごく強く美しく素晴らしいこと。人を感動させられる大きなパワーを持つこと。
なぜだか今日は、すごく演者からの景色のことを考えた。
前方にチラチラ見える米粒みたいな人は、ただの人間だけど、私を動かしてる張本人たち。いや、逆だ。
イヤホンの向こうに聞こえるそれらはあまりにも自分を救いすぎていて、同じただの人間だってことをちょっと忘れてしまう。
遠くから見えたら小さく見えるし、モニターで見たら大きく見える。でもそれは映像であって本物の肉体はステージの上のちっこいアレだ。
私は確実にあの日私を救った音楽を作った人と、それを生業として守り続けている人と同じ空間に立っていて、傲慢だが私の為に演奏している。
そして、私以外にもこの音楽に救われている人、生活になじませている人がこんなにも沢山いる。
あまりに会えない期間が長すぎて(ポスト参照)わかったようでわからなかった。でも、ちょっとしたきっかけでこうやって実際に会うことができた。そして私以外のリスナーの存在も意識するようになった。
そして会えない期間にも、たとえ私が少し彼らの作る音楽から離れてしまった時期があったとしても、着実に同じ時を刻んでいて。
時は残酷で、進むから生むいざこざもあるけど、今日各バンド同士のあふれんばかりの愛や夢たちだって、その時間の中でゆっくり着実に深められていた。
大層なことを言ってしまえば、私がバニラズに出会った2018年頃では、このようなイベントを成功させることは難しかったかもしれない。2024まで築いたキャリアがあるからここまで美しい空間を作ることができた。
そう考えると、やはりあなたも私も同じ瞬間を生きているんだなという不思議だけど安心し、でも気が引き締まるような気持ちにさせられる。
尊敬するバンドマンたちよりはちょっとしたことでつまずいて落ち込んでボロボロになるこの私だけれど、同じ時を刻む者として大好きなバンドマンに胸張れる生き方をしたいなあと思う限りです。
今日はなんか生きるってことを深く感じた日だったな。
そして本当に幸せだった。最高の1日をありがとう!