ユナ

わすれないように。 19歳/大学生

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わすれないように。 19歳/大学生

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  • 考えてること

    そのとき考えてることをまとめてます

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    (主に) バンド好きすぎて拗らせたので、。

  • ハンブレ

    ハンブレラバーです

最近の記事

落とし穴

突然、ああ、私ってなんにもできないなあって思う瞬間がある。 何気なく歩いている道で、なんの脈絡もなく真っ暗な落とし穴に落とされるような。 落ちた瞬間は気づけないけど、落ちてみて、あ、もしかしたら、あの日のあの出来事が原因だったかもとか、最近寝不足だったなとか、自分の身の回りにあったちいさな亀裂を思い出す。 私はメンヘラなので(自信満々に言うな)、ちょっとしたことでもすぐに落ち込む。引きずりはしないけど、その瞬間はああああああってなる。 それで、そのちょっとしたことが一定量

    • 10代卒業制作、曖昧

      あと2週間くらいで20歳になる。 18歳成人に切り替わるタイミングでぬるっと成人済みなのだが、やはり20年という区切りには背筋が伸びる。 とはいえ今年の誕生日は諸事情により時差9時間のなかで迎えることが決まっている。どの時間が誕生日だ?そんなこと言い出したら年齢を重ねるタイミングって分単位秒単位で考えたらどうなんだっけ、チコちゃんが言ってた気がするけど忘れちゃった。気は引き締まる気がするけど、境界なんて曖昧だな。 毎年成人の日には、各地の成人式のニュースが放送される。今まで

      • 恋愛って本当に苦手で、でも憧れている

        僕は青くて透明で、という小説を読んだ。 以下、この小説を読んでいても読んでいなくても大丈夫な感じの感想文、というか私の恋愛論?を、書きます。 この小説はすごく端的に端的に言うと、男の子どうしの恋愛の話。 久しぶりにこんな泣いたってくらいぼろぼろ泣きながら一日で読み切った。 登場人物の気持ちがそれぞれに痛いほどわかって、もう自分なんじゃないか?ってくらい感情移入してしまいました。世間で普通とされている恋愛、みたいなものに違和感を感じたり、今いる環境に疑問を呈したくなるのは私

        • 読書感想文じゃない部分が多い読書感想文

          1週間立て続いた期末試験が終わり、便宜上大学は夏休みに突入した。 まだレポートがひとつ残っていて、完全に休んでしまうことへの罪悪感が頭をかすめている。 それでもここ一ヶ月私を追い詰めたテストが消えてくれたおかげで、時間は余るようになっている。 この1,2ヶ月にたくさん感情を揺さぶられ、さらに勉強で埋めていた時間の分も、私は感情を動かせる日々になった。 誰かの、それも大好きな人の決断は絶対に応援したいけど、私の心にあいた穴は思ったより大きいような気がしている。体の芯が抜か

        落とし穴

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        記事

          絶望

          これはいつかの下書き。 流されてほしい *** 絶望してる。 この先どうやって生きていったらいいんだろう、就活の仕方だってわからない。 今やっていることが、将来のためなのか自分のためなのかわからない。 ほぼ毎日、1時間半電車に揺られて大学に行く。 いつも、休み時間にかぶらない時間に到着するように逆算している。 人の少ない時間のキャンパスばかりを歩く。 自分の身長を遙かに超す木々が生えている。 幹がしっかりしていて、あらゆる所に枝を伸ばして、分厚い葉をつけている。

          KEYTALKが活動休止する話

          KEYTALKの活動一時休止について。 この文章を書く目的は、自分の気持ちを整理するため。 自己満足のために、他の人の時間をさいてしまう点に関しては申し訳なく思っていますが、私にとって不特定多数の方の目に触れるという適度な緊張感が必要だと思っています。 様々な意見があると思いますし、私にはそのどれもを否定する権利はありませんし、逆もしかりです。そして誰かを傷つけるつもりは全くありません。 前置きが長くなりましたが、この文章を読んでも画面の向こうのあなたには何も利益がない

          KEYTALKが活動休止する話

          いつしかのあなたの幸せを願って

          人生で1度だけ、4階の窓から飛び降りようとした友人を引き戻したことがある。 忘れもしない、中学1年生の6月のこと。よく晴れていた空。中1の4階の窓。給食のあとののどかな昼休み。 入学したばかりの4月、担任の先生に「あの子、人と話すのちょっと苦手なんだけど、おもしろい子だから仲良くしてあげてね」と声をかけられた。 確かに一度しゃべり始めたら面白い子だったので、私は割と好意的に接していた。ただリスカした(かなり派手な)写真をラインで送ってきたり、どうやったら死ねるか本気で語りだ

          いつしかのあなたの幸せを願って

          あした大学名が変わっても、私は何も思わない

          勘の良い方ならわかるだろうが、近い将来とある大学は合併して名前が変わる予定である。 バイト先の先輩はその該当大学に通っていて、大学の名前が変わることについて「大学のことが大好きだから、大学名が変わってしまうことが悲しい」と述べた。 もし、私の通う大学が明日から名前を変えたら、私はどう思うだろう、ちゃんと自分事に捉えて悲しんだり、さみしがったり、感情を動かすことはできるだろうか。 残念ながら大学を楽しいと思うのは、大学に生えている木々が季節によって姿を変えるのを眺めたり、

          あした大学名が変わっても、私は何も思わない

          追いかけ続けること

          少しまえ、2024年3月21日のこと。 シンガーズハイのライブに行った。 もともと3年前から大好きだったし思入れのある曲も多い。 (受験生時代、何度も僕だけの為の歌、フリーターの2曲にすがり涙していた) 古参ぶりたいわけではない、と言うとそれはまあ嘘にはなるのだが、私はこのバンドを、初ライブをする前から知っている。結成してからすぐに突入したコロナ禍で、思うように活動できなかったことを知っている。 ライブがないと、よほどSNSに張り付いたり、向こうがSNS上手じゃない限

          追いかけ続けること

          ハンブレッダーズ 放課後Jタイム参戦日記✍️(2024/3/24)

          「少年漫画の主人公にはなれなかったけど、いまこの瞬間だけは主人公になれます。逃避行!」 2024年3月24日。 “スクールカーストの最底辺から青春を歌いにきた大阪のハンブレッダーズ”が、ついに大阪城ホールを埋めた。 ライブレポ ハンブレッダーズの歴史の初期からずっと歌い続け、でも声を出せないライブのみ許されていた時期は封印されていた、逃避行から幕を開ける。 ワクワクと同時に、少し張り詰めていた空気が、ふと緩くなる。 「そんな俺の人生を変えたもの、ギター!」 そして2曲目

          ハンブレッダーズ 放課後Jタイム参戦日記✍️(2024/3/24)

          わすれられないあの日のこと

          大学受験を終えて1年以上経つ。 わたしは「この高校からは絶対に無理だ」と言われた大学に進学した。しかし、自分の学歴を誇るとか、謙遜するとか、そんな気持ちはない。 ただ、今のわたしがあるのは、明らかに「あの日」のおかげだ。今日はその「あの日」の話をしたい。 数学が本当にできなかった私はいま経済学部に所属して、授業があるときは数式と戦っている。 とはいえ数学が得意だったわけではなく、むしろ大の苦手で、本当に何もわからなかった。 中学時代、得意だった国語と数学の偏差値は10

          わすれられないあの日のこと

          DREAMS TOUR 2023-2024 FINAL 参戦日記

          2024年3月10日 DREAMS TOUR 2023-2024 FINAL に参加した。今日はその記録! 想像を絶するほど熱量のあるライブたちだった。 まずは数からだ、2万人いたという。 朝から会場に向かう大行列ができていて、場内も人だらけ。 それでも、みんなライブを見届けるというたった1つの目的で集まっている。 頭ではわかっていたけど、目の当たりにすると、たった数組のバンドがでこんなにも人を動員できるのかと驚きを隠せない。同時に、人数の増加に伴って会場の熱は上がり、ワ

          DREAMS TOUR 2023-2024 FINAL 参戦日記

          「大学1年を振り返って」

          去年の今日、第一志望の大学に合格した。 私の高校時代は基本暗黒で。 高校受験に大失敗して、高校入った瞬間にコロナで登校すらままならず、 ずっと憧れていた大学の受験を高3の11月に諦めた。 そのとき私が新しく決めた志望校は、高校の先生方に「そんな大学なんて」「その大学は○○のパクりだ、やめとけ。おまえは○○大学に行け」と散々馬鹿にされた。 私だって、ずっと憧れていてそのために勉強していたのに、全力を尽くしたのに届かない苦しみで毎日泣いていたくらいなのに、新たな夢を応援して

          「大学1年を振り返って」

          サークルやめました。環境になじめないすべての人へ

          大学生の華といえばサークル!そう思っていましたが、私は大学に入って唯一所属したサークルを9ヶ月で辞めました。 9ヶ月って言ったって後半は幽霊だったしそんなに精力的に活動していないので、私の活動期間を凝縮すると10日くらいになると思います。 タイトルの通りですが、私は環境になじめない達人です。あんなに志願して入った大学ですら友達をうまく作ることができず、ほとんどの授業を一人で受けています。 この孤独経験が将来にどう活かされるかなど、最低でも10年後の自分にしかわかりません。

          サークルやめました。環境になじめないすべての人へ

          【ショート】ステージに立つ

          ひとたびそこに足を踏み入れれば、かすかな拍手が迎え入れる。 フロアの床が人の間から見える。 がらがらのライブハウスで、緊張の一瞬を迎えていた。 誰も私のことなんて待っちゃいない、そう思ってもスポットは無機質に容赦なく私を照らし、私はフロアを見下ろしている。冷静な気持ちとは裏腹に鼓動が速くなる。 本番は数分、この場所ではうかがい知ることのできない練習はもっと長い。客足は練習に比例せず、客席の冷たい床はむき出しだ。 小さなスタジオで、所狭しと音を鳴らす。 顔をつきあわせて

          【ショート】ステージに立つ

          私とハンブレッダーズ

          こんにちは 中学の同級生のこと全然覚えてなくて、当時から私がいかに陰キャだったか思い知らされました。悲しい ……気を取り直して、誰も期待していないであろう私と○○との出会いシリーズ、今回はハンブレッダーズの皆さんに登場していただきます。よろしくお願いいたします。 出会い~かれこれハンブレッダーズと出会って6年が経ちます 当時の私はまだ中学2年生で、ハンブレッダーズの皆さんはバイトか会社員をしながら土日にライブをする生活をおくっていらっしゃいました そんな私がハンブレッダ

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