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【研究】ADHD児の−3歳論

発達障がいオタクになりつつある私です。
本当のオタク様に失礼なのでまだまだ自称はできません😵‍💫

最近あーでもこーでもないと調べたり実践してるのは以下(勝手に紹介)

  1. 自閉症児の発語遅延

  2. 衝動性の表出原因

  3. アンガーコントロール

  4. ADHD児の発達遅延

  5. ADHD児の時間認知能力

  6. きょうだい児ケア

  7. 家庭療育とペアトレ

あー語りたい!ワクワクしちゃう!
今日は、4.ADHD児の発達遅延 について。

結論的に言うと、前頭前皮質の成長が−3歳遅れてるって話です。

↓根拠論文


前頭前皮質の役割については以下

グーグル先生による説明

ヒトをヒトたらしめる場所としても存在している前頭前皮質
この成長の遅れがあることが研究でわかったっていう話


集中力や感情コントロール、状況処理…
その成長が遅れてるんだからそりゃ課題だよなぁ!

面白いのはこの発達遅延は知能検査のFSIQとしては表出していないというところ。
ADHD児でも、IQ幅は個人間差がしっかりある。
各領域の様子や課題、園や療育先での様子を見ると、この前頭前皮質がもっている分野に課題がある子がほとんどだということがわかる。

うちのこはみんなよりできない
もう3年生なのにこんなこともできないの?

と、同年代と比較してしまうが
そうなの!
だってみんなが7歳で到達しているラインに到達するは10歳なんだもん!

じゃあ10歳になったら突然みんなと足並みが揃うのか?と言われたらそうでもない。

個人差があること
成長してからの時間経過の差があること
成長後の経験の少なさ
失敗経験(自己肯定感の低下)が多いこと

成長遅延による二次的な成長課題があるから「追いつく」タイミングは本当にいつかわからない。

でもいつか追いつくからこそ、【年齢とともにADHD症状が軽減】したり、【ADHD症状とうまく付き合っていける】ようになったりするのだと推察できる👀

−3歳なのだと捉えられたらなんて心が楽になるのだろうかと思うが、親としてはそんなの無理な話で、理解はできても受容しきれない部分もある。
支援者こそこれを理解し、その子の育ちを見ていく必要があるなと改めて認識させられるってワケ。


じゃあ、
前頭前皮質はどうやって成長するのか
成長を促すためにできることはなにか

と、考えると、
賛否両論あるものの、早期の服薬治療は効果的ではあると感じるが、子どもの成長において、前頭前皮質を含む前頭前野の成長は少し前から唱えられているそのほとんどが【運動】がいいと言う。

体を大きく動かし、心拍数を上げること
ビジョントレーニングなどで目の刺激を得ること
新しいことや創造することを味わうこと

などが、小児期の前頭前野の成長に必要な運動とされる

であれば、
療育で鍛えるべき力は、【座っていられる力】ではなく、【座っていられる力を発揮する脳の力】

座らせるのではなく、座れるようになるための準備をしてあげること。

これが療育なのではないのかと感じる。

ああ、note終われないから一旦やめよう(笑)


ふう。
自分の療育にどんどん落とし込んでいこっと。


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