専業主婦で終わりたくないって話


今日は、考えていることをひたすらつぶやく会にしよう。そう決めて、一番初めに考えたことは



仕事がしたい。専業主婦でも何かしたい



これだけだった。

今は専業主婦で、子供が2人いる。主人の経営もそれなりに上手くいっているおかげで、働かなければいけないような環境にもいない。

それもあって周りはよく私にこう言う。

「kotoの所は働かなくていいじゃん!」


私からすれば、なぜ?意味がわからない。働きたいという意欲くらい私にはある。旦那が稼いできてくれるから働かなくていいという問題ではない!わたしは自己実現とか人に触れたい!!そういうことを言っているのだ…というか人の数倍わたしはそっち退けが強い方だ。

たしかに私も専業主婦として、旦那の仕事を微力ながらも支えている自信はある。子供が二人いて、家事をして欲しいだの子育てしろだの休みの日はどうのこうのなんて言ったことがない。



いつも、「まぁあなたは仕事がしたいんだもんね。わたしは子供を育てるから、あなたは会社を育てなさい。」

そんなスタンスでやってきた。



子供が生まれて初めての自分の誕生日に、旦那から取引先の人が今ピンチらしいんだよね〜と言う話を聞けば、今すぐ行くって連絡しな!そういうのは大事だよ!!わたしは平気だから!ほら早く!!!なんてケツを引っぱたいたこともある。


何を隠そう独立するのをすすめたのは私だ。
会社始めたばかりの頃はこういう人がいるから会ってみない?とかこういうのした方がいいと思わない?知り合いがいるから聞いてみる!など今でも何か旦那に役に立つようなことがないかセンサーを張り巡らせている。

家事も育児も、自分の家族に最高ではなくても過ごしやすい家、一番伸び伸びと居れる家であって欲しいと思い、できないながらも日々YouTubeで家事のルーティン動画やこまかい掃除の仕方、料理、を見て失敗しながらもやっている。



だから、私は仕事をしたい。と一度言ったことがあるが、その時は猛反対され、俺から離れるってことだな!みたいなすごい話になってしまったことがある。



旦那の中では専業でやってくれるから自分が心置き無く働けている。今のこのお互いが専業として支え合っている家族の形を壊したくない。きっとそういう感覚なんだと思う。

その時は、まぁあなたも私が居てくれてるから仕事できてるって思ってくれているのなら、まぁもう少し頑張ってみてもいいかな。と思った。

けれど、わたしは何かしたい!!!!!!


家事や育児。それだけじゃない自分が欲しかった。
本来のkotoとして扱ってくれる友達だって居ないわけじゃない。むしろ昔ながらも友人はみんな私を私として扱ってくれる。
そして母になった私を尊敬してくれる友達もいる。
そんな自分に満足できている部分はある。


けれど、私の欲は尽きない。もっともっと上を目指したい。

専業主婦で、経営者を支える嫁。
これはすごくカッコイイことだとわたしは思うし、今の私にもコミットしていると思う。



子育ては毎日が戦いだ。朝起きて今日は戦えない日だ〜fin〜と気付いても無理やり気持ちを奮い立たせて子育てと向き合っている。


家事も、本当は毎日アニメみてレモンティーを飲みながら煙草吸ってソファで寝転んでいたい気持ちを抑え、毎日せっせと窓を擦って働いている。


…あれ?わたし、働いて


る???


…けど…ちがう!!!…これじゃない!!!


専業主婦は素晴らしい仕事だと思う。あれこそプロフェッショナルと言っても過言ではない。業者並みの掃除、洗濯、料理、家族の体調の把握、ケア。お金の管理、家族全員のスケジュールまで把握して、名もなき家事なんて毎日500回は超えている。そしてなにか3つを同時にこなすなんて日常茶飯事だ。


プラス子育てなんてしたらもう数えきれない。

だがしかし、わたしは専業主婦で人生を終えたくない。


もっとなにか無いのではないか?働くということは豊かにすることではないのか?それはいいことなのではないか?

そんな考え事が今日も尽きない。



少し前に中学生からの友達に「私の友人で唯一結婚してお母さんになってこれがハッピーエンドじゃないよね」

と言われた。


もうあぁ、これが膝から崩れ落ちる感覚なんだ…と思うほどに私の胸に刺さった。ホームラン、超えてまっせ…


kotoは普通じゃ終わらないよね。

って最後に言われた言葉が今日も頭の上でゆらゆらと泳いでいる。

わたしは結婚して幸せだ。きっと私の幸せのページがあるとすれば、上位にプロポーズだの結婚だの出産だの子供が初めて笑った時のことなどが描かれているだろう。



けれど、私とその友達が言いたいことはそうではなくて、勿論それはそうなんだけど、まだあるでしょ。


エルメスでもうバーキンないと言われようが、お得意さんが来ればまだあるでしょ?裏から持ってきて。みたいなそんな感覚だ。



わたしは学もなければ、特技といった類もない。
それは誰よりも自分が一番よくわかっている。



けれどこのままじゃ終わりたくない。ってだけのパワーで、自分は何ができるんだろう。わくわくするなぁ。なにか見つけたいなぁ。
それまでは自分の中でゆっくり温めておこう。
それまでは今を一生懸命生きよう。



そして他にもこういう主婦って沢山いるのではないかなぁと思う。同じ想いの人と出会えたらそれは幸せだなぁとnoteを見ていて思うのだ。出会いたいなぁ。



よし、またふらふらとこの件については書くかもしれないが、今の気持ちを書けたことでまた明日を乗り越えられる。



しゆ

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