「私は堂々としていいんだ」
この時期は、f(x)にいたソルリのことを思い出します。
本当にキュートでくったくなく笑って、おしゃれな陽だまりって感じの子でした。
SMTOWNで初めてソルリを見た時、彼女の透明感、ふにゃふにゃの笑顔にやられ、愛くるしくコロコロ変わる表情やおっとりした仕草にもう釘づけでしたけど、私よりもさらに釘付けになっていたのは、一緒にライブに来ていた当時まだ彼氏だったうちの旦那です笑
それから旦那はソルリ推しとなりました(わかる、わかるぞ旦那)。
守ってあげたくなるような儚いかわいらしさ、だけど自由奔放でもあって。たぶんだけど、その時の気分もステージにまんま出てるときもあったり、、そのふわふわな雰囲気に対してファンダムや他グルファンの人たちからも色々言われてしまったりもあって、ソルリへの風当たりは厳しいところもありました。
童顔の美少女系なのに背が高くてスタイルめちゃくちゃいいという、韓国男子みんなが好きになるタイプの子、みたいに思われていたけど、彼女は自分に求められているソルリ像を淡々と演じているようにも見えました。見たいのはこういうのでしょ?って感じで、目の奥はいつも冷めているような。
体調面を崩して彼女は途中でf(x)を脱退してしまうのですが、その後女優に転身してからも悪質なコメントには悩まされていました。
インスタになにか写真をあげる度に批判的なコメントがつく。自分をさらけ出して素直な自分を見せているソルリに容赦ない誹謗中傷がありました。
彼女は出演していた「アクプルの夜」(悪質コメントを警告するという企画の番組…ソルリはMCを担当していた)という番組で、こんな風に語っていました。
ソルリのことを実の妹のようにかわいがっていたSJのヒチョルは、
こんな風に生前のソルリの言葉を教えてくれました。
着飾らずにありのままのソルリを見せているところが彼女のいいところでもあったし、いくら悪質コメントがついても投稿スタイルを変えなかったソルリはとてもかっこよかったんだ。
でも、大丈夫かな?といつも心配でもありました。心が壊れないかと…。
彼女はSNSによってあそこまで追い込まれてしまったと言えると思う。
自分とそんなに年が変わらない女性が極端な選択をしてしまった絶望に、当時は本当に落ち込みました。
生きていたら30歳になるソルリ。
だけど絶対少女っぽさが残っているはず。ちょっと狂気的でめちゃくちゃ甘い雰囲気やらせたらソルリが一番なんだよね。
どんなこと言われても私は私って笑顔を見せてくれていたソルリに、救われた女性は多いはずだけど自由に何事にもとらわれずに生きて、それをありのまま表現していくことの難しさも私は感じました。
女性としてどうなの?それっていいの?という周りからの視線に苦しんだ人でもあると思う。
ソルリ、すっごくかわいかった。
今も変わらず堂々としてるかな。