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ONEUS天才
EXOの「Tempo」という曲をご存知でしょうか。
簡単に言って、「ものすごい名曲」なのですが、この曲をカバーするアイドルってこれまで全然いなかったのです。
たぶんこのtempoがあまりにも「EXOの」Tempoすぎちゃって、迂闊に手が出せないというか、カバーしたところで、うーん…となる仕上がりになってしまうような曲なのではないかと思うのです。
EXOがアイドルとして脂が乗りきったあの時期にだからできた曲だと感じるし、もうベテランなのに、曲を出す度に自分たちの新しさに挑戦していく彼らなんだけど、それにしたってまだこんな魅せ方があるの?て多くのエリが唸った一曲なのです。
発売は2018年ですが、私はいまだにこの曲をよく聞いています。
最近また私の中で「Tempo盛り上がり期」がやってきて色々調べていたところ見つけたのです、Tempoをカバーしているグループを。。
ONEUS…君たちだったのか…。
このステージ全く知らなかった。
ウォノスさんたちが、EXOの世界観そのままに、Tempoの曲中にある、彼女が大好きすぎて「俺たちのテンポを乱すな」と言い放つ強めの男を素敵に表現していました。
これってウォノスのメンバーが表情で魅せれる人たちだからこの難解なTempoをあんなにかっこよくまとめることができたんだと思います。
本家EXOではカイがセンターでメキメキに踊ってるから、あれに対抗するとなると難しいと思うけど、表現力すごいメンバーばかりのウォノスだと、あのステージも可能だったんだなぁ…と。
ファヌンとイドくん(くん付けしたくなる)、すごいですよね。曲への入り込み方が芸術。
Tempoも自分たちのものにしちゃってて。
ウォノスはこれまでも色々なカバーステージを披露しているのですが、前に見たパフォーマンスでいやーすごいな…と思ったのが、SISTERからの派生ユニットであったSISTER19(ヒョリン&ボラ)の名曲「Ma Boy」をカバーしたときのステージです。
Ma Boyはサビ部分の振付が有名だと思うんですけど、女性らしくセクシーに踊っていたヒョリンたちがすごくかわいかった曲です。
ウォノスはこの特徴的な振付を、男性っぽいアレンジを加えつつもとっても色っぽく踊っていました。
ここでもファヌン氏がやってくれてました。色気がすごかった。
自分たちの曲でのパフォーマンスもさることながら、こうやって他アーティトの楽曲でもあんな完成度で披露できちゃうのって本当にすごいです。メンバー全員の確かな実力とあの表現力の賜物なんだろうなぁ。ママムの弟分って納得すぎる。
ちなみにMa Boyは少女時代のティファニーとユリが2013年のSM TOWN WEEKでもカバーし、そのキュートな姿が話題になりました。
ヒョリンたちも若いのに貫録十分だったけど、この2人も全然負けてない。スタイルバツグンの健康美が眩しくて、本当に魅力的なステージでした。
話をウォノスに戻しますが、彼らは一人脱退して人数が5人になったけど、ビジュアルの強さは相変わらずです。
彼らはオールラウンダーでありながらもとにかく「 強 い 」という印象があります。
彼らの「反論不可」はひとつの芸術ですよね。イドくんの迫力…。
儚いステージもお手の物だけど、5人全員EXOのカイになっちゃったような狂気的でやばいステージだって余裕で見せることできる。
だからどんな曲でも難なくこなして、自分たちの世界にしちゃえるのかなと感じました。
ちなみにBTSのButterも歌だけですが、カバーしてるんだよね。
ジャズのアレンジが入り、BTSとは一味違ったButterに。
歌えるし踊れる。尚且つビジュアル強い。
そろそろ中堅どころとなる彼らが今後どんな姿を見せてくるのか、楽しみです。
今度、事務所の先輩であるママムの「HIP」、カバーしてくれないかな。
ウォノスは女性グループの曲とも相性いいみたいだから、見てみたいです。