2019年の如月 その③
コトキノです。今回は2月分の最終回、三味線のお稽古編です。
私が習っている文化センターでの集団稽古では、毎週2時間のお稽古のうち、前半が唄、後半が三味線の時間となります。
週に一回、みっちり1時間三味線と向き合えるという、かなり贅沢な環境です。ありがたやありがたや……
三味線は、文化センターのものを使用しますので、マイ三味線がなくても全く問題なし。集団稽古とはいえ、生徒ごとのレベルにあわせて、先生が一人ずつの机に、指導にまわってくださいます。
2月は「あの花」「男がようて」の2曲。同じ曲について、唄も三味線も、両方お稽古していきます。
私は、名取式の後の最初のお稽古となった2月の4週目、久しぶりに「三味線の構え方」について、ご指導いただきました。
それぞれ、右手はこう、左手はこう……といった、ちょっとしたご指摘なのですが、心掛けて弾くようにすると、明らかに音が変わります。
変なクセがついてしまっていた左手。どうすればしっくりくるのか、3月になった今も、悪戦苦闘中。すぐに直らなくても、慌てず、焦らず、諦めず……
先生が他の生徒さんのところを廻っておられる間は、いろいろ試行錯誤できる、自習タイムです。少し手を休めると、他の方へのご指導が聞こえてきて、目からウロコがぽろりとなることも。
こんな感じで、毎週楽しく、和気あいあいとお稽古しています。
ふう、何とか三味線編までたどり着きました。実は、もう3月のお稽古が始まりましたので、このお稽古日誌は、まだまだ続きますよ~。
次回は、新曲をいただいた後、次のお稽古までに私が行っている自主練習について、書いてみようかと思います。
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