2019年の如月 その①
コトキノです。あっという間に2月に逃げられてしまいましたが、気を取り直して、お稽古した小唄を振り返りましょう。
2019年2月のお稽古は、「あの花」「男がようて」の2曲でした。
「あの花」。小唄の創始者である、清元お葉さんがつくった2つめの小唄。江戸時代の曲です。
他所様で、何やらいい話があったみたい。羨ましいけど、私だって、まだまだこれから咲くんだから!!
という感じでしょうか。若い娘さんの気持ちになって唄います。が……
記事トップの画像で何となくお察しのとおり、「若い娘さん」成分をあまり在庫していないワタクシ、四苦八苦です。
やっぱり、キャラとして、向き不向きって、ありますよね……。
それでも、上げ浚いとなる4週目には、ちょっとしっくり来るように。
文化センターでは、個人稽古ではなく集団稽古ですので、お師匠さまがたの三味線にあわせて、全員で何度も唄います。その中で、唄い方のご注意を戴きながら、仕上げていきます。
味がある声の人。
節回しがうまい人。
間(ま:リズムの意)がいい人。
みんなで唄うと、それぞれの欠点が消えて長所が引き立ち、まるで、自分が素晴らしく唄えるような錯覚を味わえます。集団稽古の醍醐味とは、まさにこの事なり……。
少し長くなったので、続きはまた別のノートにしますね。
お師匠さまのHPはこちらhttps://inafunekai.wixsite.com/inafune-kouta