4月16日(木)NewsPicks×幻冬舎:特別キャンペーン「#本で繋がろう」塩野誠×野村高文を視聴して
NewsPicksは、幻冬舎、須藤憲司さん(『ハック思考』著者)とのコラボで、「#本で繋がろう」企画をスタートされています。
4月6日(月)より、平日10日連続で、毎朝8時半からオンライン読書会をYouTube Liveにて無料ライブ配信予定。MCとゲストが、視聴者のみなさんからの質問をコメント欄で受け付けながら、トークしていきます。
※youtubeコメントより画像と文章を参照
今日は9回目。いよいよ残すところあと1回になりました。今回は塩野誠×野村高文のお二人で、塩野さんはフィンランドのヘルシンキからのお話でした。まさにグローバルな視点からのトーク。今回も学ばせてもらいました
▼本編の動画はこちら▼
キーワードは下記に抜粋します。
まずは、個人的に気になった要素や考え方を挙げていきます
個人的に気になったトピックと感想(主観です)
「心の時代」の再来
過去の歴史を振り返っても、経済危機が起こった際には「心の時代」がやってくる。周囲の人への感謝や、自分を見つめる内省化のタイミングがやってくる。これは同時に、心の強い人とメンタルバランスを崩す人と大きな差が出てしまう可能性もある。
また、環境下においては心を整えきれない人もいる。そうした人たちへの受け皿やフォローも重要になってくるが、「まずは自分を守る」という部分が優先される中で、経済的だけではとらえきれない格差が広がりそうだと感じた
危機の時に人の本性が出る
これは内省化の話にも繋がるが、要は自分の大切にしたい事の優先順位が定まる大きな転機でもある。また、環境の変化が大きく起こるため、余裕や不安が勝り、冷静な判断ができなくなる可能性も
こうした際に、常に優先順位をつけておき、リスクヘッジを行っていく準備が重要だと感じた
今はもう遅いではなく、これから「最悪の状況」が起こる可能性も充分にある。楽観視せずに、そのときに冷静に動けるために今考えて動きたい
また、何を守るかが明確になるという言葉にも置き換えられるように、保守的な状況だからこそ、大切にしたいモノが研ぎ澄まされていく
通常では楽しかったことが、「あれは本当に楽しかったのか?」「なぜそう思っていたのだろう?」という、昨日の箕輪さん×前田さんの話で触れられた解像度をより鮮明にしていく部分にも繋がりそうだ
身体的な限界と環境下のスピード感
オンラインでのコミュニケーションが増え、テクノロジー疲れが出るのは、人間の身体的限界を超えていくから
この視点は新鮮で、知らず知らずのうちに私たちの体は蝕まれていく可能性もある(心身ともに)
そして、今後発展していく産業化においてはこうしたテクノロジーの要素と、このテクノロジーによってかかった負荷を軽減できるサービスなどが展開されていくのでは?と感じた部分もある
今を耐え抜くこと。そして次を生き抜く準備をしておくこと。個の状況を経験できることを価値だと感じ、冷静に、客観的に俯瞰をして観察していきたいとお二人の話を聞いて感じました。
動画の中で語られたキーワードを抜粋
・心の時代に戻っていく
└歴史を振り返ると分かる
・世界同時は久々な印象でもある
└リーマンショック大きかったがコロナはそれ以上
⇒リーマンは金融からリアル。今回は逆
⇒よく観察して学んでおくことが重要
フィンランドのヘルシンキから中継(2時半)
└1年以上は滞在
└世界が変わり帰国もできない状況
⇒経済の見立てとキャリアをどのようにつくるかを伺っていく
・コロナが経済に与えた影響は①?
└医療従事者の人や、リアルの経済を動かしている人への感謝
└どの仕事が不可欠かがこうした有事では出てしまう
⇒感謝の気持ちが身近に感じるようになっている
・コロナが経済に与えた影響は②?
└90年代後半から金融危機が起こったが、コロナはそれを確実に超える
└買わない⇒買えないという流れ
└株価についても乱高下が進んでいる
⇒この後により影響を受ける可能性が高い
・大天国の終わり
⇒まずは生き抜こう
⇒ポスト平成ではチャレンジできた環境でもあった(2017年)
⇒令和にもなったし、環境はがらっと変わっている
・過去から学べることは?
└リーマンショックでは外資から日系回帰となった
└90年代の就職氷河期は優秀層が就職できなかった
⇒自身や身近な存在で影響が起きる
⇒これが世界中で起こる
・何を保守的に思うか?
└安全オプションに人気が高まる
・意思決定ができてお金のある人は買いに走る
└現在は安全資産に走るが、その後企業買収などが進む可能性がある
・売上が0だと何カ月持つ?
└残高問題に直面する
└冬眠してやり過ごす部分は企業も個人も同じ
・冬眠から目覚めるタイミングは?
└冬眠は悪いことではない(その後希望はある)
└危機の時は王道や主流が崩れるタイミング
・危機の時に人の本性が出る
└ビジネスパーソンとして生かす
└プレイヤーとして逆張りするのか?
⇒観察者なのか行動する人なのかで実践することは変わる
・人は弱い
└何を守るかによる
・何を守るかが明確になる
└自分の中の優先順位がつく
└そこが迷うとフワッとしてしまう
⇒人生の立脚点になっている
⇒今のこの状況を俯瞰して見る
⇒心の時代になっていく(内省的になる)
・同一条件下での行動になる(オンライン)
└これまでの行動に意味はあったのか?
└過去の環境は良かった・・など
⇒価値観が何かが突きつけられる
⇒身体性や心の落ち着き、メンタル的な側面に焦点が当たる
・身体的な限界と環境下のスピード感
└オンラインとしてのスピード感と人間として身体的なスピード感が合わない
⇒生き物的に限界が来ている
⇒それを理解した上でコントロールする
⇒メディアへの適応とストレスのバランスを持つ
・これからの就活生はどのように生きるか①?
└就活のスタイルは変わる?
└日本の就活ではリアルで会社訪問が難しい
└zoomやリモートでの間合いを図るのが難しい
⇒端的ななコミュニケーションが必要
⇒企業も慣れていない
・これからの就活生はどのように生きるか②?
└リーマンショック後の学生の動きを見るのも面白い
・ビルゲイツのライバルは?
⇒今ガレージで新しいものをつくっている人たちだ
Q:時代を観察するために大切なことは?①
└戦争、テロ、感染症が起こると大きな変化が起こる
└感染症はグローバルリスクと言われていたが、今回強くその点を感じた
メメント・モリ
ラテン語で「自分が必ず死ぬことを忘れるな」
Q:時代を観察するために大切なことは?②
└過去にヒントがある
└デジタルテクノロジーは脅威
⇒興味のある本を読むのも1つ
⇒過去から地続きの部分を見ていくのも1つ
Q:これから最も隆盛を迎える業態、企業は?
└セキュリティーや個人情報やテクノロジー要素のある業態
⇒今回で役立っているサービスや業態(位置情報等)
⇒デジタルテクノロジーの脅威をアフターコロナ後は戻さないといけない
・自由の刑に処されている
└監視されない、監視される社会
└監視されることへ”楽”だと思う要素をどう俯瞰するか
・旅行や高級志向は落ちる
⇒今可処分時間を積極的に使っているモノの価値向上
Twitterでリアルタイムにキーワードを配信
毎日この企画内容についてつぶやいています
良ければフォローしてください!明日もまとめていきたいと思います。
以上です。今日もありがとうございました!
Kotokake 代表 能政夕介
立命館大学産業社会学部卒。大学時代、RBC(立命館大学放送局)にてアナウンサーとして在籍。
ラジオDJやステージの司会を行う中で「人に伝える」ための方法やコンテンツ作りの楽しさを知る。
立命館大学卒業後は楽天(株)に就職し、インターネットを通じたマーケティングやコンテンツ開発から、楽天市場に出店する店舗様の売上を上げるコンサルタントを経験。その後独立をする。
現在はフリーアナウンサーとしてDAZNやスカパー等でスポーツ実況も担当している。
その他にも結婚式、イベントの司会や企業・高校・大学等へコミュニケーションの講師としても活動中。
「話すことが楽しい!」と思える人を増やすために、学生から主婦まで幅広くオンラインや直接指導等を行っている。
【過去の出演歴】
DAZNにてJリーグ中継(J1/J2/J3)、スカパーにて天皇杯やユースの試合等も担当。
その他にもなでしこリーグやアメリカンフットボール・ラグビー・高校野球の実況担当経験もあり。