今だからこそできる新しい教育、学校教育の崩壊は止まらない
「学校教育が音を立てて、崩壊してるな。。。」
先日、あるニュースを見たときに
真っ先に思った言葉です。
そのニュースの見出しは
教員採用試験で合格者「7割辞退」の高知県の波紋 現代の若者には通じない「やりがい」「教職への憧れ」
内容を要約するとこんな感じ▼
高知新聞が報じた高知県の教員採用問題で、合格者の約7割が辞退。
2025年度小学校教員採用で、280人の合格者中204人が辞退。採用予定人数は130人。
辞退率70%は過去3年間横ばいで、高知県教委も予想していたと説明。
高知県は受験者増加のため本州にも試験会場を設け、早めの日程で試験を実施。
教員不足対策として、追加合格や2次募集も行われたが、完全な解決には至っていない。
教員の過酷な労働環境が「なり手不足」の一因であり、待遇改善が全国的に求められている。
高知県はICT導入など環境改善に取り組んでいるが、根本的な対策が必要とされている。
ニュースの詳細はこちら▼
皆さんはこのニュースを見てどう思われますか?
お子さんがいる方はこのニュース他人事じゃないですよ!
毎年のように教員になる人は減少していて、
教員とインターネットで検索すると
・やりがい搾取
・多忙
・ブラック
などマイナスな言葉が目立ちます。
僕も小学校教諭として働いている時に
子どもたちから
「古藤先生!教員ってブラックなんでしょ?」
と何度も質問されました。
今回のニュースが知らせる学校教育3つの崩壊
1つ目の崩壊は
教員の質の低下
2つ目の崩壊は
子どもたちへの悪影響
3つ目の崩壊は
日本の未来の担い手が育たない
ひとつずつ、深掘りしますね^^
はじめに
教員の質の低下についてですが
これはイメージしやすいと思います。
教員になる人が少ないので
その分、教員の質も低下してしまいます。
今回のように7割以上が辞退となると
その中に教員のダイヤの原石がいたとしても
教員という職業を
選んでいない可能性があります。
次に
子どもたちへの悪影響についてですが
教員になる人いないとなると
各学校で教員不足になり
一人一人の教員の負担が増えます。
仕事は多いけど、
毎日子どもたちは登校してくる。
子どもたちと触れ合う先生たちは
仕事が多い。
↓
子どもたちにきめ細かい指導ができない。
↓
トラブル発生。
↓
先生の信用が減る。
↓
子どもたちいうこと聞かない。
↓
トラブル発生。
というふうに
悪魔的な負のループが
発生してしまいます。
子どもたちは
大人を信用しなくなる=未来への希望を持てない
という状態になります。
このループが
最後、3つ目の
日本の未来の担い手が育たないに
繋がるわけです。
実は数年前から崩壊は始まっている
ぶっちゃけ今回のニュースは
学校教育崩壊の
氷山の一角にしかすぎません。
僕が勤めていた小学校も
毎年人員不足でした。
現場はたくさんの問題を抱えながら
日々子どもたちと向き合っています。
だからこそ
僕の意見は子どもたちの
教育を学校だけではなく
地域やオンラインを使って
することが大切なのかなぁと考えます!
ある一つの場所に子どもを任せるのではなく
今こそ
学校・家庭・地域・オンラインなど
今使えるものをフルに活用して
子どもたちを支えていく必要が
ありますよね^^
もし、どこにも吐き出せず
悩んでいる人がいたら
僕たちが代表を務める
色葉コミュニティまでご相談ください^^
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