【読書記録】音大生、音楽家にオススメの本~反田恭平さんの「終止符のない人生」~
本日は、音大生、音楽家、その他音楽をやられている方に特にオススメしたい
反田恭平さんの「終止符のない人生」
について、ご紹介します!!
いや、これ本当に凄かった!やっぱり反田さんはすごいな。
まずなんと言っても反田さんの文才。。プロの小説家?!と思うほど文の学が高く、拝読してとても分かりやすかったです!
ネタバレにならないように注意して執筆させていただきますが、多少のネタバレはご了承ください⚠️
2021年に開催された世界三大ピアノコンクールの1つ。ショパン国際ピアノコンクール。
通称〝ショパコン〟
内田光子さん以来実に51年ぶりに日本人2位に輝いた反田恭平氏。
その舞台裏と生い立ちからこれまでの経緯に関することがこと細かく丁寧に書かれています。
文章を読んでいくうちに、確かに反田さんの才能ありきの結果だと思いますが、やっぱり人よりも努力をし、対策をし、そして何より
こんなにもビックなプロのピアニストでも極度の緊張に恐われる
ということ。
人一倍のプレッシャーや日本人としての責任感、色々な感情の中、あのコンクールに出場していたんだと思うと胸が熱くなります。
反田さんとは雲泥の差ですが、私も音楽家を志す人間として、反田さんの感じる緊張や、不安、プレッシャー。。
とても身に染みて分かります。
特に、高校生の時は本当に本当に頭が真っ白になるほどあがり症で、よく驚かれるのですが、人より並外れた緊張感を持ちながら舞台に挑んでいました。
反田さんの舞台裏での緊張感は私と類似している部分や、共感する部分が多く、音楽家としてとても光栄に思いました。
やっぱり
舞台に立つ緊張というのは、舞台に立った人間しか分からないものです。
きっとショパン国際ピアノコンクールという舞台、どれほどの緊張があったのかと思うだけで、身の毛がよだちます。
また、反田さんの留学時代や、大学時代に出会った、ピアニストの小林愛美さんについても、書かれており、
こんなことがあったのか、そして、私と類似する境遇もあり、ピアノを弾くために育てられたような感じではなく、
全て反田さんの努力の力によって得た力だということを感じました。
この作品は、ショパン国際ピアノコンクールを拝見した方、音楽を志す音大生、音楽家、そして、何かの壁に当たった方、緊張について不安を感じる方、
たくさんの方々が勇気づけられる本だと思います!
たくさんの方々に読んで頂きたいので、おすすめします!
それでは、本日も最後までご一読下さり誠にありがとうございます🙇🏻♀️
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