kitomiz

「紙を通して、世界を知る。」旅をしながら、世界の紙ものを巡ります。/文化や地域について考えるため、毎日更新しています。

kitomiz

「紙を通して、世界を知る。」旅をしながら、世界の紙ものを巡ります。/文化や地域について考えるため、毎日更新しています。

マガジン

  • 好きで好きで仕方のない紙の話

    思いを記す、言葉と紙。大学で研究していたロクタペーパーや、仕事で感じた紙もの雑貨のことなど。不定期に更新します。

  • HIBARI SCHOOL

    EVERY DENIM 島田舜介さんによる「小さな経済圏を作る」ための半年の講座。岡山のヒバリ照ラスにて開催された全6回のレポートです。 最終回には Wasei の鳥井弘文さんが登場。

最近の記事

note アカウント移行しました

お久しぶりです。 実は先月からnoteのアカウントを移行しています。 せっかくフォローしてくださった方がいらっしゃるのに、すみません!! kotok のアカウントは年内に消して、今後は新しいアカウント @kami___ でやっていきます。 kotokで更新していた内容も随時移行・加筆修正しているので、そちらをフォローしていただけると嬉しいです。 新しいアカウント @kami___ 今後もどうぞよろしくおねがいします…!

    • 就活解禁日の苦い記憶

      2年前の、3月1日。 関西での就職を考えていたわたしは、大阪会場で開かれる 合同説明会に向かう電車に乗っていた。 会場の最寄り駅が近づくにつれ増えていく、 似た姿形の就活生たち。 駅に降り立ち、わたしと同じ 黒髪ひとつ結び・黒いスーツに ベージュのトレンチコート・低めのヒールのパンプスを 纏った女子たちの群生を見て、怖くなった。 これはわたしの目指していたものなの? こんなことしなきゃ、働けないの? みんな同じ格好をして、違和感なくここに居るの? だとしたら、この社会

      • 読んだ

        ‪ ‪紙を残したい! そのために売れるものを作りたい!と思ったときに 「何を作ったらいいんだろう?」 「何なら、売れるの?!」 って全然わからなかった。 でも、今のままの紙の使い方では 小さな変化しか起こせないことだけ 強く感じていた。‬ ‪だから、紙以外の雑貨も扱ってて、 本当によいものをセレクトしてる小売店で 働こう、と決めた。 センスがいいものを作り出したいときこそ、選び抜くことが大切。 鳥井さんのこの記事を読んで、 その選択は間違ってなかったと 背中

        • 24歳5ヶ月。

          お久しぶりです。 そうです、なみえです。 毎日更新を しれっと辞めてから、早幾日? 何日止まったのかカウントすらしてません。 そうです、そういう人間です、わたしは。 赤ちゃんのころは生まれてから何歳何ヶ月、 って言ってもらえるのに、 年齢だけ拾われるようになるのは、いつからでしょうね? 24歳だって、刻一刻と変化しとるわ! という気持ちで 何歳何ヶ月の連載をできたらいいなと 思っています。 4月24日生まれなので、今日で24歳5ヶ月です。 なみえです。 この1ヶ月のビ

        マガジン

        • 好きで好きで仕方のない紙の話
          6本
        • HIBARI SCHOOL
          0本

        記事

          やりたいことと、できること

          やりたいこと、たくさん。 できること、少し。 「したいこと、求められること、できることの円が重なることをしましょう」 とよく聞くけれど。 やりたいことは、それはそれはたくさんあるのだ。 ちゃんと普通に働いていたら、やりたいことをするための時間もお金も足りなくて。 求められることは 場所によりけりで。 だから、20代のわたしたちは「できること」を広げようと必死に動いている。 やりたいことをするために、し続けていくために。 という話を、ビアガーデンから海と空の色が変わって

          やりたいことと、できること

          続けるためのリズム

          どうやったら、納得のいく記事を書けるか。 それは少し分かってきた。 嘘をつかず、ある程度 時間をかけて、 心を込めること。 問題は、それをどうやって毎日続けるかということ。 仕事で気力と体力を使い込んで 帰ってきて、そのあと書くのはどうやら私には向いていないようで。 夜の時間は、明日に向けてちゃんとリセットするための時間にしたい。 気持ちのモヤモヤを整理して、体の疲れを抜き取って、ぐっすり眠りたい。 そして、朝早く目覚めて、書く。 というのをやってみようと思います。

          続けるためのリズム

          思い通り、サラリーマン

          「君は もう、起業した方がいいよ。」 就職活動中、いろんな人から言われた。 やりたいことが明確で、人に合わせるのが苦手で、そのほか わたしのどんな要素を見てそう思ったのか知らないけど。 だけどサークルやバイトで 組織を作ることの難しさを嫌というほど実感していて、起業なんて絶対にありえない!と思っていた。 思い返してみれば、どんな時も周りなんて気にせずに、いつもマイペースに生きてきたから、組織に対して不満を持ったことがなかった。 やりたくないことは しなかったし、理解でき

          思い通り、サラリーマン

          50個目

          9月は長月

          9月になりました。 暑さが急に和らいで、窓を開けたまま寝たら風邪を引きました。 旧暦では、9月は長月(ながつき)と呼ぶそう。 秋の夜長の「夜長月」、秋の長雨の「長雨月」、稲穂が実る「穂長月」を略したものだとか。 知ってどうなるわけでもないけれど、こういう古くからある日本の呼び名を知っている人は豊かだなと思います。 “ 9月は長月 ”という文章が “ 9月はSeptember ”っていうのと同じくらい間抜けというか、 いやそれ当たり前やん 何言うてんの? という感覚になる

          9月は長月

          考えることと思うこと

          頭で考えることと、 心で思うことが違う。 こうした方が効果的、と分かっていても 一向に気持ちが向かないことがある。 よくある。 本当はね、とてもがんばりたい。 めちゃくちゃがんばって、 急成長をお見せしたい。 だけどどうして、あっちにもこっちにも 気持ちが向いてしまうんだろう。 紙とか文化のことに目を向ける前に、 自分のことちゃんと知った方がいいのかも。 48/555

          考えることと思うこと

          出雲旅行

          出雲旅行

          月刊誌を作る気持ちで

          計画を立てないと あまりにもダラダラと書いてしまうので、 今月から『kitomiz』という月刊誌を作る気持ちで note を書いてみようと思います。 9月号は ”視点を広げる” をテーマに、4つの特集+コラムを書きます。 【HIBARI SCHOOL 全6回レポート】 EVERY DENIM の島田さんによる月1の講座「#HIBARISCHOOL」。 第1期生は 2018年4月からスタートし、今月で最終回を迎えます。 9月日の鳥井さんとのトークショーをもって最終回となる

          月刊誌を作る気持ちで

          衣食住と紙

          着ること、食べること、住まうこと。 どうしてこの3つがセットなんだろう?とずっと思っていた。 デジタル大辞泉によると、 【衣食住】い-しょく-じゅう 1 衣服と食物と住居。生活をしていく基礎。 2 暮らしを立てていくこと。暮らし向き。生計。 人が生きていくための土台となる部分のことを言うらしい。 なぜこの3つなのか? もっと大切なものはないのかな? という疑問への答えはぜんぜん見つからないけれど。 紙を切り口に、そういうことにも向き合っていけたらいいなと思って

          衣食住と紙

          半径三メートルの日常で、「宝探し」を始めよう。

          定期的に読み返す本の中に、 『壁を乗り越える 安藤忠雄の言葉』という1冊があります。 (「冷めた心に火をつける本」と銘打ってあるので、人に言うのは少し恥ずかしいのですが…。) その中でも好きな言葉の1つが、タイトルに挙げた 半径三メートルの日常で、「宝探し」を始めよう。 というものです。 とても好きなフレーズで、2年ほど前には部屋の壁に掲げるくらい気に入っていました。 今日の仕事からの帰り道、ぼんやりと 「自分の手の届く範囲のことくらいは、丁寧に整えたい。わ

          半径三メートルの日常で、「宝探し」を始めよう。

          8月とモチベーション

          ドキリとした。 わたしが未だ何者にもなれていないのは 他でもないわたしのせいなのに、ずっと見て見ぬ振りをしている。 なりたいものがあるならば、叶えたい理想があるならば、日々一つずつ丁寧に真剣に積み上げていくしかないのに、 その覚悟が全くできていない。 そんな風に、打ちのめされた気持ちになる文章です。 モチベーションを仕事に持ち込んでもいいことがない 今日で8月が終わって、明日から新しい月が始まります。 小学生は、夏休みが終わるね。 大人なわたしは職場的に31期が終わっ

          8月とモチベーション

          いつまでも拭えない

          何気なく他人が放った一言に、凍りついてしまうときがある。 自分すらも忘れていた「本当の自分」を見透かされたような気がして。 もしかしたら、「ミス クールビューティー」「なみえさんは、笑わない」と揶揄されていた頃から、自分の本質は変われていないんじゃないか。 どんなにたくさん笑っても、どんなに心を開いても、わたしの中の冷たい部分は変わらずにあって、その表面を日々装い続けているだけなんじゃないか。 対人関係の中で見せる「わたし」を操作できるようになっただけで、その奥にあるも

          いつまでも拭えない