なぜ子供が欲しかったのか6

自分が生きるには金がいる。
子を生かすにも、金がいるのだ。
と、その前に産むことにも、金がかかるのだ。
いやいや、そのもっと前、授かる時点で、私たちの場合は金がかかるのだ。すでにかかっている。

ため息は大きくなった。
お金、どうしよう。。
なんで私が悩まなきゃならないの!泣
と、夫のせいにする。
でも夫を選んだのは私、、、。
別れることも考えたけれど、
コロナで職を失い、貯金ゼロの現状に、不安定が増えることは後回しにしようと思った。


映画チャーリーとチョコレート工場🍫
「お金は毎日作られている」というセリフがある。
選択を誤るな、と、背中を押してくれたり、心さえも支えてくれる。
(こんな夫でも大丈夫よね?
わたし、間違えてないよね?、、、不安は続く)

私は減り続ける通帳の数字の現実と、夢物語をいったりきたりして生きている。

お金問題のストレスはあるものの、
仕事がないと時間があり、身体がだいぶ休まった。
生理痛がなくなったり、生理前の頭痛や、腰痛、発熱も緩やかになり、再度不妊治療を再開したくなった。

夫は反省し仕事をすぐさまスタート、
私は不妊治療のためにアルバイトにした。

もう一度希望をもって、スタート。
タイミング療法 半年
人工授精 7回

気づけば35歳になっていた。。

体外受精をすることになったのだが・・・

続く

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