言織

【ことほぎライター 言織-kotori-】 ことほぎとはあなたの未来を先取りする予祝。それは誰かに与えられたものではなく、魂から湧き上がる喜びの言葉です。 あなたの潜在意識に語りかける数々の言葉。ミストのように魂の奥深くに広がっていき、新たな気づきと変容が生まれる言葉を届けます。

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【ことほぎライター 言織-kotori-】 ことほぎとはあなたの未来を先取りする予祝。それは誰かに与えられたものではなく、魂から湧き上がる喜びの言葉です。 あなたの潜在意識に語りかける数々の言葉。ミストのように魂の奥深くに広がっていき、新たな気づきと変容が生まれる言葉を届けます。

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  • ノベル・セラピー作品集

    ノベル・セラピスト 言織-kotori-が紡いだ、ものがたりたちです。

最近の記事

心の扉を開いた黄金の鍵

ものがたりの はじまり、はじまり  時は戦国時代。 ここはヨーロッパ中世のイタリアとバチカンの中間に位置する、とても小さな国。 この国の名前はフローレンス国といいます。 まだ世界中にあまり名前を知られていない小さな国。 国民は1500万人位。 そして国土はなぜか今の東京ドームの広さに匹敵するくらい。 日本から見ると大きな広さかもしれないけれど、世界から見ると、地図を開いた時のように小さくて、住む人たちも少ないそんな国です。 この国の産業はアート、芸術です。 絵を描く

    • 宇宙からの恩恵(めぐみ)

      雲の切れ間から、時折顔ぞのぞかせる太陽 真夏のギラギラとした 焼け付くようなあの感覚は 雲のさえぎりにたすけられて 穏やかで優しい日差しに変わっている。 両腕を思い切り広げ 青空を見上げてみる すると あの力強くてそれでいて 優しくウィットに富んだ あのエネルギーが 真っすぐに降り注がれていることを はっきりと感じることができる 尽きることなく 無尽蔵に注がれている 転変地位が起ころうとも 命が朽ち果てようとも 無尽蔵に注がれている それは宇宙からの恩恵(めぐみ)

      • 魂に刻まれた100円の幸せ

         お金がないから  −欲しいものが買えない。  −やりたいことができない  −幸せになれない  いま上手くいっていないのはお金がないせい。  お金さえあればなんでもできるんだ! そう思おうと お金がないことがとっても歯がゆくて みじめさと情けなさを感じてしまう・・・ そんなこと、あなたにもありませんか。 ここ数日、 幸せについて考えることがありました。  幸せって何だろう・・・ それを考えながら、お散歩をしていたら、 かつての経験が穏やかに蘇ってきました。 当時

        • ディスカウントから学ぶフラットな世界

           お店でディスカウントの表示を見ると  思わず手に取ってしまいたくなる。  そんな時って誰もあるよね。 今日、職場であれっと思う場面に出くわしました。 わが職場は、 毎週火・水曜日がめちゃくちゃ忙しいのです。 しかも慢性的に人手が不足しています。 誰かがヘルプに入るのですが、 ダーツの矢が私に当たったらしくて 今月一杯、借りだされてしまいました( ノД`)シクシク… スタッフの顔ぶれは、、、というと 古株スタッフが2名 そろそろ新人卒業間近の人が2名、 プラス外様の私

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        • ノベル・セラピー作品集
          1本

        記事

          子犬のワルツと猫のワルツ

             チャンスを失ってどん底を知り、回り道をする……  するとどんな人生になるのだろう。 随分前のお話ですが、 私はショパンが好きで、 著名ピアニストの演奏を聴き比べていたことがありました。 反田恭平さんや辻井伸行さん等が弾く、 英雄ポロネーズに子犬のワルツ、そして革命のエチュード・・・ どの演奏家も甲乙つけがたく、色々なショパンワールドを展開しています。 そんな中でも私の心をくぎ付けにした楽曲が、 フジコ・ヘミングさん奏でる「革命のエチュード」です。 この曲が完成

          子犬のワルツと猫のワルツ

          信じる先にある光の世界

          先日、また落とし物をした。 今度はポケットWi-Fi。 幸いにも 落としたビルの防災センターに 誰かが届けてくれたので 無事、私の元に返って来てくれた。 そこは新宿のオフィスビル。 都会のど真ん中。 沢山の企業が集まっていて 出入りする人びとも国際色豊かだ。 時には 路上で雨露を凌いでいる方を見かけることもある。 そんな環境なので 冷静に考えると戻ってくるのは難しい そう思っていた。 にも関わらず、私の元に還ってきてくれたのだ。 届けてくれた人は 日本人なのか、

          信じる先にある光の世界

          過去世と現世が織りなすシンフォニー

           あの時のわたし  今のわたし  二つを手のひらの上に乗せたとき  何を感じるのだろうか 日が経つにつれて あの時の、あの感覚が薄れてきていく けれども わたしのコアの部分で 今世と過去世 二つのエネルギーが混じり合いながら 共鳴しはじめている これまで表現してはいけないと 重い蓋を被せてきた。 ところが セッションを受けてから その蓋が暖かいお部屋においた アイスクリームのように とろけ始めている わたしの中にいる 思いや感情たちが言葉になろうと 決めたのかもしれ

          過去世と現世が織りなすシンフォニー

          生きていれば いいこともあるさ

          木犀の香に包まれてストーンセラピーを、モニター体験した。 セッションを終えて家に着きゴロゴロ。 すると金木犀の香りが漂ってくる。 甘くて優しい心地よさとともに セッションの余韻を味わっていた。 思い起こしてみると わたしは今日まで半分魂が抜けながらも 生きることを諦めることがなかった。 わたしの過去世さんは 最後の瞬間までいきていたかった どんな状況に立たされても 生きることを 忘れないでほしい その想いのバトンを 知らず知らずのうちに受け取っていたのだ。 わた

          生きていれば いいこともあるさ

          無意識と神隠し

          私はよくモノをなくす。 正確にいうとなくしたのではなく しまい忘れと置き忘れ。 無意識で置くクセがあるので どこに置いたかわからなくなってしまう。 ないない と思っているうちは見つからず 忘れたころにひょっこりと現れる。 ちょうどお彼岸に入った日 大好きなインドの聖者 シルディ・サイババ様のポスターが 忽然と姿を消した。 壁からぺろりと剥がれたので 棚の上に置いた ハズだった。 それがいけなかったのかもしれない。 翌朝、棚の上を見たら あるはずの聖者の姿が消

          無意識と神隠し

          緩やかな成長

          昨日から ヒプノメンタリングの再受講が始まった。 あの感動をもう一度 ではないけれど 初日からディープで より深い部分へと繋がる扉が開かれた・・・ そんな感覚だった。 一年前のわたし そして、今のわたし どう変わったのだろうか。 瞬間、瞬間を見ていても その違いがはわからない。 けれども 一年という 長い時間を通してみると あの時とは違う 成長したわたしが 今ここにいることに気がつく。 あのメロディが浮かんできた。  ♪一日一歩、三日で三歩   三歩進んで

          緩やかな成長

          高層ビルと青空

          【今日の言葉 Day2】 半月ぶりの新宿。 新宿住友ビルから都庁を横断し、 NSビルを通り抜けて、とあるビルで面談。 その後、甲州街道を直進して、新宿駅西口へ。 夕暮れ時の駅前の光景。 15年程前の景色と随分変わっていた。 あの頃、高層ビルを見上げて青空をよく眺めていた。 聳え立つビルに囲まれていると、 城塞に守られているような 不思議な安心感があった。 もしかしたら生まれ育った 故郷の山並みを思い出していたのかもしれない。 人混みの多い都会は苦手だ。 数多いる

          高層ビルと青空

          寂しさと達成感

          【今日の言葉 Day1】 昨日で一つの仕事が終了! 4月からは、また別の仕事が始まる。 慣れ親しんだ場を去る寂しさ。 その一方で、達成感。 相反する感情なのに 私の心の中でしっかり同居している。 明日、4月1日から また新しい仕事が始まる。 今度はどんな感情が同居するのだろうか。 心の動きを観察しながら 新しい明日を楽しもう。

          寂しさと達成感

          浄化と汚染

          激しい雨音。 突然大粒の雨が降り出した。 ここ数日、アレルギーや胃もたれで 思考が止まっていた。 お腹の奥で蠢いていた黒いスライムたちが くしゃみと共に 勢いよく大地へと飛び降りていく。 奥に奥にと流れていく 真っ黒なスライムたちは 美しいブルーに変わっていき やがて透明に輝きだし 大地の奥深くへと吸収されていく。 ぐいぐいと勢いよく染み込む 浄化、浄化、浄化 浄化されていく それも束の間のこと。 退屈した彼らは 刺激を求め 主のもとに還っていく。 汚染、汚

          浄化と汚染