許して、忘れて、先に進もう
11月のはじめに伊勢に行っていました。
一年に一度くらいのペースでお参りしていますが、いつ行っても麗しい、とこしえの聖地です。
秋のナナカマド。
道中いろんなところに咲いていました。
陽が射すと内側から輝くような、
透明感のある美しい赤色。
内宮にお参りした時、これよりもっと「真っ赤!」という感じの、ひらひらしたドレスをまとったモデルさんと思しき女性がいて、カメラマンとともに撮影をしていました。
参拝するタイミングがなんだか重なってしまって、行く先々にその人たちが現れるのですが、寒空に薄着だし、燃えるように赤いしで、すごく目立つのです。
でもそのモデルさんは堂々としていて、なんだか格好よかった。
途中、道端で遊んでいた男の子たちがそのお姉さんを見かけると、しばし沈黙してから、「・・・こんにちは!」といきなり話しかけました。
「フフ。こんにちは。」と余裕で返すお姉さん。男の子たちのお父さんが慌てて「お、お前たちっ!」と照れると、「挨拶しただけやん!」とニコニコ。
そんな場面に遭遇しまして、やっぱり男の子って綺麗なお姉さんが好きなんだなー(正直ー!)というのと、女性は美しくあるだけで世界を幸せにするんだなぁ、としみじみ思いました。
私も自分の中の炎を堂々と燃やして、みんなを幸せにしてね、というメッセージだったのかも。
その後、内宮の最後に荒祭宮(天照大御神の荒御魂をお祀りしているところ)にお参りしたとき、ふと、銀色の手のひらサイズの玉を授かったような感覚がありました。
そんな風に感じたことはこれまでなかったし、もちろん目で見えるわけではないのですけど、なんだかそう感じたんですよね。
ちなみに荒御魂というのは、とてもざっくりいうと現実化、現実的に物事を実現させていくことにかかわる御働きをあらわしています。それをお祀りするお宮だったのですね。
それで、その旅から帰ってきたら、なんだか流れが変わったなと思うことが立て続けにおきまして・・・
・まず、ここ最近悩んでいた家の中の騒音問題が突然解決した。
「キーン」という超音波のような音が断続的に鳴っていて、頭がおかしくなりそうだったのですが、ベランダから見える距離にある駐車場に置かれた電源ボックスが犯人だったことが発覚。
駐車場の管理会社に電話したら、その日のうちに修理してくれたのでした(祝日の夜だったのに!感謝!)。
・懐かしい人からの連絡が立て続けにあった。
・探していたことの答えが開いたノートのページに書いてあった。
・人から食べ物をいただいたり、ご馳走になったりすることが連続した。
・仕事で全然別々の2者からの頼まれ事が不思議とシンクロして、みんなでプロジェクトを進められることになった。
・身体を整える機会をいただいた。そしてあまり眠れていないが身体の調子がよい。
など・・・
そして極めつけに、もろもろの事情で、今生ではもう二度と関わることもできないだろうと思っていた人から突然連絡があり、お互いにさらに許して手放していきましょう、というお話をすることができたのです。
これは、本当にびっくりしました。
伝えたいこと、たくさんあったけど、もういいや。許して、忘れて、先に進もう。と本当に思えた時に、ひょっこり連絡がきたのですよねぇ。
恨んでる時や、悲しみに浸ってる時には、まったく来る気配もなかったのにね。本当、不思議なものです。
まあ、許して、忘れて、そろそろ先に進みなよ。
神様って、きっといつでも私たちにそう語りかけているのではないかと思います。
そろそろって、神様視点なので、百万年二百万年もザラですよ。笑
それくらい長いこと、誰かを恨んだり、執着したり、縛りつけたりを繰り返し続けている。
許してしまうと、手放してしまうと、もうその人との繋がりは切れてしまうかもしれない、そんなの耐えられない、それなら恨んでいても繋がっていたい、などと私たちは思ったりするもので、完全に許すことを嫌がるのですが、
きっとすべて手放せた時には、手放したくないと思っていた自分には見えなかった景色がそこに広がっているはず。その光景を信じて、もういいか、と心底思って、そろそろ先に進んでもいいかなぁ、と思えるようになってきました。
地球的にそんな流れなのではないでしょうか。
便乗してくれる方募集中です。
(近くで見るとちょっとトマト🍅みたい。)
(許しと愛の歌だと思う。涙。)