【ネットワーク基礎②】IPアドレスのバージョン

前回のIPからの続きです。IPアドレスについて勉強を進めていきます。

IPアドレスは送信元や宛先のネットワーク機器の識別のために割り当てられるものです。

IPv4とIPv6について

現在IPv4とIPv6の2つのバージョンの体系が使われています。
IPv4のアドレスは32ビットで計算上約43億個のアドレスが存在することとなりますが、もうすでにどこかのホストかルータに割り当てられている状態です。
APNICによれば、2021年の初めにIPアドレスの在庫がゼロになると予想しています。
※APNIC・・・アジア・太平洋地域に割り当てられたIPアドレスを管理している組織

そのため、新しいIPアドレスを振り出すことが出来ない枯渇状態を脱却するために128ビットのIPv6が誕生してきました。
IPv6では利用できるIPアドレスは約340澗(かん)個です。。
澗なんて単位使わないですよねw 想像できない数字ですが、枯渇はしなそうです。
このIPv6は徐々に普及しつつあるもののまだ利用は限定的なものとなっています。

表記方法について

IPv4の表記(10進数)
192.168.30.1 /24

IPv6の表記(16進数)
2001:0db8:bd05:01d2:288a:1fc0:0001:10ee /64
IPv4と同様の表記ではとても長くなるので、アドレスの値を16ビット単位でコロン(:)で区切り、16進法で表記しています

IPv6の表記方法についてはまだルールがあるのですがここでは省略します。

次回は構成とアドレスクラスについてやっていきます!



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