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【サーバー基礎④】LinuxとWindows
サーバー保守の業務に携わり始めて「Linux」というものを知りました。
Linuxとは主にサーバーで使われるOSで、普段デスクトップPCを使用している方からするとあまり馴染みのないものだと思います。WindowsとかMac OSが主流ですよね。
ちなみにOSとはオペレーティング システム(Operating System )の略でコンピューター全体を管理、制御し、人が使えるようにするソフトウェアのことです。
デスクトップPCではWindowsが主流ですが、サーバーの世界ではLinuxがOSとしては主流で、AWSなどのクラウドサービスではWindowsよりはLinuxを使うことが一般的となっています。
今回はサーバーのOSとしてのLinuxとWindowsを比較しながら見ていこうと思います。
Windows
Microsoftが開発し、リリースしたサーバーOSがWindows Serverです。
デスクトップOSであるWindowsと外見や使い方が似ており、直感的で使いやすいものとなっています。
強み:
・Microsoft製品との親和性が高い(SQL Serverなど)
・Active Directoryによるクライアントリソース管理
・Microsoft社の強力なサポート体制
・基本的にGUIで操作するため、視覚的にも直感的な利用が可能
Active Directoryとは複数のWindowsパソコンを一元的に管理(IDやPW
PWなど)することができる仕組みのことで、基本的にWindows Serverを使うものとなっており、これを使うだけでもWindows Serverを選択する理由となるとのことです。
Linux
LinuxとはオープンソースのOSです。1991 年に リーナス・トーバルズ 氏が趣味として考案し開発したもので、当初はパソコン用に作られたOSでしたが、いまではスーパーコンピュータ、サーバー、組み込みシステム(携帯電話やテレビなど)など、大小さまざまなシステムで使われています。
※オープンソースとはソースコードが公開されていて中身を改造したり、改造したものを配ったりしてもOKなソフトウェアのライセンスのことです
強み:
・オープンソースなのでコストがかからない
・使わなくなったPCを利用できる
・インターネット上の情報が豊富
Linuxがサーバに導入される理由の一つが、オープンソースであり、PCやサーバにライセンス無しでインストールできるので、コストを最小限にまで抑えることが可能なことです。
もちろん、高価なサーバ機器以外にもインストールすることができるので、例えば使わなくなったPCにLinuxをインストールすれば、簡単なファイルサーバとして利用できます。
また、Linuxについては豊富な情報がインターネット上に存在します。それは、基礎となる知識から、業務に最低限必要な情報に至るまで賄えるほどです。
Linuxについては、LPI-JapanというNPO法人が運営するLinux技術者認定「LinuC(リナック)」という資格を勉強するとコマンド操作など身につけることが出来ます。
以上、LinuxとWindowsでした!