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工場に魅せられて

工場が好きだ。
工場の佇まいが好きだ。
コンビナートとかホントたまらん。
かな~りソソられる。
俺は工場に魅せられて危うく色々といきり勃ってしまうのではないかと心配するくらいに好きだ。

そんな工場好きな俺だが、仕事で設備関係の仕事をしておりコンビナートに出入りしているので、エロいことを考えていなくても仕事中に実は色々と興奮することが出来ちゃったりしている。

俺のように工場に魅せられる人間は世の中にわりと多い。
「工場萌え」なんて言葉がだいぶ前からあるくらい世の中には工場好きな人が実は沢山いる(因みに俺は「工場萌え」の写真集を持っている)。

どうして工場に魅せられるのか。

まず、工場夜景を検索してその写真を見てみれば分かると思う。
工場のキラキラ夜景ステキね~となるはずだ。
単純に美しい。キレイだ。
非常~にたまらん。ここから工場好きになる人も多いと思う。

そして、日中の佇まいのま~、たまらんこと。
あの無機質な佇まい、巨大な鉄塔やタンクの存在感は、世界遺産などの巨大遺跡に引けを取らないのではなかろうか。工場には巨大な塔や煙突、クレーンなど色々なものが立派にそびえ建っている。
大友克洋さんが描く世界観やファイナルファンタジーシリーズの溶鉱炉とかが好きな人(←俺もそう)にはたまらんと思う。
あのごちゃごちゃとした剥き出しの配管や配線なんかはそりゃ~も~見てるだけでイッちゃいそ~である。

住宅なんかでは通常、配管や配線は極力隠蔽しようとするわけだ。「いやん見ないで」と言わんばかりに、見えないところに出来るだけそれらを這わそうとする。
また、露出してしまった配管や配線はカバーを被せたりするわけだ。因みに、そ~いったことを建設・設備業界では「化粧を施す」なんて言ったりする。
ところが、工場ではそれらが剥き出しの状態で露出しまくっているのである。
そして、それらは全て必要なものなのだ。
安全面から必要と判断された手すりや柵もそう。
工場は必要なものしかない。
配管、配線、ダクト、手すり、柵、様々な機械やクレーン、そして煙突やタンク等のあらゆる設備、それら全てがそうだ。
あれだけごちゃごちゃと色々なものがありながら、それらは全て必要なものなのだ。
なんという機能美の集合体であろうか。いい。非常~にいい。たまらん。
そうなってくるとあのコンビナート特有のオイルの匂いまでもが愛しくなってくる。
もはや俺は鼻腔を通してまでして工場を愛すことが可能になっている。

そしてたまに見ることが出来るフレアスタックがこれまたたまらん。「たまに」だの「たまらん」だのたまたま書いて申し訳ないのだがホントたまらんのだ。
フレアスタックとは高い煙突で燃えている炎のことである。
余剰ガスの調整や圧力調整の為に燃やしているらしいのだが、あの炎は見ていてホント~にうっとりする。
夕方から夜にかけての時間にフレアスタックなんかを見てしまった日には、俺はうっとりし過ぎてうっかり失禁しそうになるくらいである。
何も考えずにあの炎をボーッと見て「あぁ…燃えてるよぅ…燃えてるねぇ…」なんてブツブツ言いながらヨダレでも垂れ流しそうな勢いがある。
でもそんな姿を見られて通報でもされたら困るので、そうならないよう色々と我慢している。なので俺は頑張りながらフレアスタックを通常は見つめている。

いやいや、それにしても、やっぱ工場サイコ~だね!

いやいや、ホント~にたまらん。
viva工場、vivaコンビナートである。
ビバコー、ビバコンだよホント。
ビバコービバコンだわ。
ビバコービバコンだね。ビバコーコンだね。アビバビバビバだね。
ババンババンバンバン、アビバコーコンだね。
ババンババンバンバン、アビバビバビバだね。
ビバコーであり、ビバコンだ。

よし、縦横無尽に走るパイプ群に抱かれる夢でも見ようではないか。ビバコービバコン。ビバコーコン。



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琴花酒
ええっ! ホント〜ですか。 非常〜に嬉しいです。

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