禅居庵 〜塔頭に行ってみよう〜
こんにちは!
段々と暖かくなって春めいてきましたね。それと共に訪れる花粉に私は疲弊しています。
目も鼻もムズムズして、「ヴェックッジオン!!」と大きなくしゃみが止まりません。スギ花粉症の皆さん、辛抱して耐え忍びましょう(´-ω-`)
さて、今日は、建仁寺塔頭の一つ「禅居庵」を紹介します!!
そもそも、塔頭とは皆さんご存知でしょうか?塔頭とは、お寺の境内にある小寺のことです。禅宗では、祖師や高僧の死後に、弟子たちが慕ってお寺の敷地内に小さなお寺を立てました。それが塔頭と言います。
禅居庵(ぜんきょあん)は、鎌倉時代後期に元から来た大鑑清拙正澄禅師(だいかんせいせつしょうちょう)が開基して小笠原貞宗が開山しました。
このお寺では、摩利支天が祀られています。摩利支天は七頭の猪の上に座っている姿から、お寺のあらゆるところにイノシシがいます。狛犬ならぬ、狛猪がいます。
ちょうど、今年の干支にぴったりですね!
手水舎のお水が注がれる口も猪です。可愛い!
特に可愛かったのは、おみくじ。猪の陶器の人形がついたおみくじがあります。おみくじのイノシシが台の上に沢山居てそれが可愛い
みんなじっと見ると少しずつ表情が違って見えますね。どの子を持って帰ろうか迷ってしまいそうです。
お寺は、参拝者が比較的少なくのんびりできます。建仁寺だけでなく、このような塔頭を巡ってみてはいかがでしょうか?建仁寺の塔頭は禅居庵だけでなく、現在は全14院があります。多い!ですが、明治時代に起きた廃仏毀釈で塔頭の多くがなくなってしまったので、昔は明治以前はもっと多かっただとか。
ぜひ、御朱印帳を片手に、(私は集めてます)行ってみてください!
建仁寺塔頭 禅居庵 (摩利支天堂)
京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町146
TEL: 075-561-5556
拝観時間: 午前9時〜午後5時(無休)
京阪電車「祇園四条駅」から徒歩10分ほど
公式サイト
(yuki)
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