【#WJ03】週刊少年ジャンプ2025年新年3号感想【寿司いくら】
アンケ1:アンデラ2:鵺の陰陽師 3:シド・クラフト
ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。
毎週火・水曜22時からの配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ!
↓配信アーカイブ
【#wj03】週刊少年ジャンプ新年3号の感想をベテランジャンプ読みVと一緒に語ろうぜ!前半戦【ジハート、思ってた100倍強い】
【#wj3 】週刊少年ジャンプ新年3号の感想をベテランジャンプ読みVと一緒に語ろうぜ!後半戦【林間学校・肝試しガッツリ被り】
●魔男のイチ 15話
表紙
15話にして二度目の表紙&巻頭カラー!速いねえ!出世コースまっしぐらといったところ。
ちなみにもっと速いので言うとアオのハコが13話、そしてONE PIECEが12話らしい。さすがワンピだ……ちなみにサムライ8も12話で巻頭。まあ翌週には掲載順16位になってたみたいだけど……
表紙絵は真正面からイチを描いたイラスト!
どういう絵かは正直表紙のレイアウトもあり良く分からないんだけど、ツラが良くカラフルでキラキラしててなんかカッコいいのは分かるね。
巻頭カラー
前回ラストで再会した真っ白い謎の男とのやりとり「お前 魔法だろ」から。
見開きではイチとその謎の男が陰陽太極図みたいな構図で描かれたイラスト。作画めちゃめちゃ綺麗だし情報量も多くて満足度高いんだけど、よく見ると別にむちゃくちゃなことはしてないというか描きこみが凄まじいとか色塗りが凝りまくってるとかそういう感じじゃないんだよな。なのに凄く思える……これが「画力」……?
本編
いきなりウロロに語りかける謎の男。
正体は魔法って話だったけどウロロにこの態度とれるって相当格高いな。ウロロも嫌そうな顔してるし。なんか仕事サボってるとこ上司に見られたみたいな。
イチを子鼠呼ばわりし「お前には俺がどう見える?」と問うと「死の塊」「お前…今まで何人殺した?」と。なんかヤバそう。
謎の男はここで結界を展開、イチと大勢の一般人をまとめて内側に収容して──
ここら辺でようやくトゲアイスとデスカラスも事態を把握。さらにマネーゴールドからも緊急連絡。
「コード00 最大級魔法警報を発令します」
死の塊というフレーズも合わせて一気に緊張感出てきたな……
で、具体的にどうヤバいか過去事例を挙げて解説。
「なんの前触れもなく… 街二つと周辺5kmの山々を一瞬にして変滅させた」
ちょうど境目で半分にされた鹿でミクロに、大ゴマで描かれた辺り一帯でマクロにヤバさが伝わる。「変滅」って聞きなじみのない言葉からも異質さが漂ってるな。
そういうわけで魔女協会の宿敵で「神の魔法」と定義づけられているらしい。「王の魔法」より分かりやすく上位だ。しかも通り名も「反世界の魔法」なので「反人類魔法」よりも規模が大きく特別感がある。なんならラスボスまである格の高さ。
「さっきの質問だが… 「どれくらい殺したか」ではなく「これからどれくらい殺すか」と聞くべきだな」
このセリフ、スマートな皮肉でありつつ邪悪さが一撃で伝わるフレーズですごい好き。「おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?」に近いものを感じる。
……という感じで神の魔法さんのヤバさ、恐ろしさをブチ上げておいてからの……
「たのも──!! 俺の名はイチ!」
「お前を狩る!魔男だ!よろしく頼む!」
と一切臆さず戦いを挑むイチの姿を描かれることで「コイツ……やりやがった……!」ってウロロと同じ気持ちになれるな。でもこれでこそイチ、これでこそ主人公って感じではある。
ここ最近使ってなかったウロロの魔法もさすがに出番があるだろうし、現状だと絶対勝てないだろうけどどういう展開になっていくのかも普通にめちゃくちゃ気になる。
なんならちょっと緩い空気だったキノコ狩りから打って変わってえげつない緊張感だ!盛り上がってきたねぇ……!!
てかしれっと菌茸くん1コマでトゲアイスに習得されててわろた。
●アオのハコ 177話
冒頭はともに決勝進出を決めた栄明と彩昌。
1P目から「千夏先輩ってどういう人?」って話をしてたんだけど、「何考えてるかわからない」から「今はちゃんと話してくれる」に変わったの、こないだ言ってた通り(大喜と付き合いはじめてから考えてること分かりやすくなったり人間らしさが出てきた)で自分の読解が正しかったんだってちょっと嬉しかったね。
大喜と千夏先輩の会話。
「お義父さんが寂しがってました」
「朝「走りに行かないのか」って向こうから〜…」
洗脳されきってる……って感想になってしまった。大喜合宿の間実際寂しそうだったし。パパ、なんでそういられるんだ。
千夏先輩がパパに電話かけて試合を見に来てもらう展開。
大喜から聞いた父親の話を通じて父親の印象が変わったってことなのかな。
「明日の決勝 お父さんに観にきてほしいの」
よく言うよなこんな事。マジで負けたとき合わせる顔なさすぎるよな。それでもこういう事言えちゃうのが若さなのか……?
最後には決勝戦。
試合始まりそうなのにお父さんは仕事で遅刻か。てか大喜千夏パパ相手に「まだ…?」スタンプ使ってるの怖……
そしていよいよ始まる最後の試合。目の前でまた負けたら今度はパパどう思うんだ……?ってのがめちゃくちゃ怖いんだけど、「結果が大事なのはもちろんだけど頑張ってる姿を見てほしい」みたいなことこないだ言ってたし、そこの話に決着つけるなら負けもありうるよなあ。「勝ったから認めた」じゃ千夏パパに何の変化もないもんな。
●SAKAMOTO DAYS 194話
シンvs天弓。
天弓がテレパシーの射程外から狙撃してきてどうしようもねえ……と思ってたら自分から距離詰めて殴りにきてる!!なんでやねん!?弾切れ?
シンは土壇場で自分自身になら思考の書き換えが何度でもできることを発見。
そこから発展して「自分自身に脳をフルに動かすよう命令したら…?」というアイデアに至ったのが今回のカギ。
実際やってみたところ、天弓の矢がスローモーションに。サブタイトルの「タキサイキア」ってのは生命の危機に瀕した時に景色がスローに見える現象のこと。なるほどぴったり。
ただこれ脳も身体も酷使してるから戦闘後の反動エグそうだよなあ。
タキサイキアの甲斐ありその後はシンの圧勝。よく見たら天弓の右手の人差し指と中指持ってってる。弓使いとしてはかなりパワーダウンだなこれ……
で、終盤には天弓を殺そうとするシン。
「今 お前を殺すことになんの抵抗もない」
って言ってるけど「抵抗があってほしかった」って時点でそれは抵抗があることになるんじゃねえのかな……?
で、最後の最後に本当に殺しにかかったところで……坂本さんによってストップ!!
トーレスが来てるってことは坂本さんも来てるかもって言ってたけどやっぱりか。
一番見てほしくない人に見られたって感じだけど、同時に一番止めうる人が止めに来たって話でもある。
こうなった時にシンがどういう挙動を取るかは気になるところ。
●あかね噺 139話
過去編、3人が柏家から破門されたところから。
生禄師匠に連れられてやってきたのは「はなし塚」。
戦争に際して葬られた53の噺を弔う墓場……これは作中オリジナル名所とかじゃなくて実際にあるやつ。
ただこの墓場を「一度死んだヤツが新しい一門を旗揚げする門出の地」とポジティブに再定義してくるのはこれまた粋でグッときた。生禄師匠……好きだ……
さらに捨てさせられた名、"生禄"については弟子二人に託すと。責任感じてる二人に前を向かせるためっていうのもあるんだろうな。優しい師匠やなあ……
弟子二人も師匠のそういう気遣いには気づいていて、志ぐま(禄ゑん)は「ケツの拭き方まで教えられてよォ」「腹ァ括って二人でデカくなろう!!」「"今"を笑い話に出来るくれェ!!」とガッツリ気合いが入った様子。一方で一生(生そば)は「…償わねぇと 一生懸けて」となんか暗いというか重いというか。現在に繋がる片鱗覗かせてきたな。
で、生禄師匠は途絶えていた名跡から新しく拝命。その名こそが「阿良川志ぐま」。阿良川一門の創設……!!繋がってきたな。
というところで過去編は一旦終了(多分)。
この過去編を踏まえてあかねも読者もやっぱり思うのは「じゃあなんで今の一生ってあんな感じになっちゃったの」ってことよな。
うらら師匠「本人に聞いてみたら?」って言ってるけど無茶言うなすぎる。でもあかねならやりかねないな……
「一"生"」と名乗っていることにも文脈が生まれるというか、今なお生禄のことは慕っているんだろうなという想像がつくし、それならなぜ今の横暴なキャラに……?という興味が湧く。
まだ生禄が亡くなる時の話とか"志ぐま"を受け継ぐ時の話とか触れられてないし、そっちの過去編はまたいずれってことになるのかな。
●僕とロボコ 214話
ロボコ巨大化!
いきなりデカすぎて笑う。
家の中でデカくなってたコマあったけどどうやって外に出たんだ……?
「うかつには動けないし寒いし暗いし食べるくらいしか楽しみがないんです…」
普通にめちゃくちゃ可哀想。
ボンドも電車賃無いとはいえ一週間会いに行ってあげてないのはちょっとかわいそすぎだぞ。でも「小さき者めぇ〜!!」は笑った。
中盤からは街に出てきちゃってゴジラみたいな感じになるものの、ボンドたちのやさしさ作戦により鎮圧。
優しくしてあげたら縮む……デイダラボッチの頃の「結局神として崇められて時間が経ったら戻ってました」も実は知らず知らずのうちに条件満たしてたのか。なんでここちゃんとしてるんだ。
盛り上がりそうで意外と盛り上がりきらなかったなって感じだったけど、ちょっと大きいガチゴリラで笑っちゃった。何そのオチ!?
〇夜桜さんちの大作戦 255話
センターカラー!
ボロボロになっている本編の太陽を再度低めで描いた一枚。
多分背中を描いていると思うんだけど、顔の向きのせいでちょっと違和感があるな。こうは曲がらなくない……?
本編
自らを犠牲にして旦を倒しきった太陽。
身体がどんどん朽ちていっているところに……現れる凶一郎。
ここで開花春来!!
「昔言ったはずだ お前は忘れているだろうがな」「俺はお前を殺したいが この身に変えても決して死なせない」
言ってた~~!!それをこの終盤も終盤で回収してくるのか。鮮やかな伏線回収。
開花春来の内容は「命(めい)」。他の開花春来と同様もともとの開花の対極の力。無へ向かう魂を生に引き戻す……百に対してもコレで復活させて"夢"を使ってもらおうって話だったわけね。
「戻れ太陽 家族を残していくにはまだ早い」
凶一郎が真っ向からコレを言って、長年培った一度きりの切り札を消費してまで太陽を蘇生するというのがもう凶一郎と太陽の関係性の到達点を表してるよな。
その後は太陽のもとに駆け付ける家族たち。
双子……特にあるふぁは不穏な未来も見えるし太陽の身に何が起きてるかも分かってるだろうし心配だったよなあ。無事で思わず泣くのも頷ける。
兄弟たちも迎えに来て、凶一郎によって太陽がこっそり犠牲になるつもりだったことがバラされる……ものの、それについてまず言及するのは兄弟たちよりも六美が先だよなと。
六美は大激怒するかと思いきやそもそも覚悟してたのとそれでも無事帰ってきてくれたことへの安堵で怒る感じにはなれなかったっぽい。
個人的にはビンタのひとつでもくれてやった方が良かったと思うけどね~。結果的に生きて帰ってこれたけど、刺し違えるつもりで戦いに臨むのに「必ず戻ってくる」って約束するのはアカンよ。
まあその分「太陽をめちゃくちゃにしなさい」で手打ちってことなんだろうけどね。ちょ~っと罰が軽すぎるような。
何はともあれ
「第二次夜桜前線 作戦完了よ」
ということで。現夜桜家はみんな無事で戦闘終了。みんな笑顔でよかったよかったって感じだ。
背景の虹もめでたい雰囲気づくりにかなり貢献してくれてて、ゴリアテ(とレビヤタン)いい仕事するぜといったところ。
てかしれっと旦の子供たち4兄弟生き残ってる!?特に二は完全に双子助けるために犠牲になった流れだったよね!?まあいいけど!
最後は「俺達は帰ってきた 夜桜家の日常に」って言ってるし、エピローグで日常ちょっと描いて完結かな?何話くらいやるんだろう。
○悪祓士のキヨシくん 25話
温泉卓球回!
キヨシ・サカキVS棺くん・聖剣でのタッグマッチ。
卓球描写が思ってた以上に正統派にスピード感遠近感ある描き方で「おお…」となった。
バトルはクソ強いキヨシくんだけど戒力卓球では繊細な戒力のコントロールが要求されるらしく、てんでダメ。
これまでは戒力の総量の大きさに頼って燃費悪いまま湯水のごとく使ってたけど、明日喰ロト相手にはその辺もきちんとしないと勝てないぞ、と。NARUTOでもやってたねコントロールの練習。
ここでこれまで役割の薄かったアカリさんが指南役として浮上してくるのもなるほどねって感じだ。
さらにそのタイミングでアカリさんの兄という繋がりで新キャラも登場。浄ヶ埼狩堕(じょうがさきかるた)……またすげえ名前だな。どえれえシスコンのようでキャラの取り回しもよさそう。あとウィンチェスターさんも。
そして最後にはなんと聖剣さんに教えを乞いにいくネハンくんとジャック=ジョー……!!
先週の配信でこの展開予想してる人いたな。この展開的中はすごい。
てかネハン&ジャック=ジョーと聖剣さんのあの出会いから師弟関係になるって結構アツくていいな……
てかピンポン球のことずっと「ピン球」って呼んでたの気になってたんだけどそんな言い方する!?
〇カグラバチ 61話
チヒロと巻墨。
かつて座村さんにやってたようにめちゃめちゃチヒロに対して過保護になってる。あーんもしてくれるし水も注いでくれる。
チヒロも一通りやってもらってからツッコんでるのジワジワくるな。
漆羽さんについてはなんか逆にこんな繰り返し触れられたら何もなかったらおかしいよな……?の感じになってきた。正直完全に諦めてたんだけど今ではメカ漆羽全然あり得ると思ってる。
その後は現状のまとめと今後どうするかの話。
日本全土を座村さんが見張ってるから妖刀を使うわけにはいかないし、逆に妖刀使えば座村さん呼び出せるから急いで座村さんを追う必要はないと。
じゃあどうするかというと座村さんの娘を探すぞという流れ。
座村さんへのアプローチにもなるし、座村さんを出し抜こうとする毘灼から守ることにも繋がる。妥当性しかない。
座村さんの娘は公的には一度死んだことになってる上に存在を秘匿するための妖術がかかってるからかなり探すのは大変みたいね。どうやって認識するんだろ。
ただし大まかな居場所は分かってるっぽくて次の舞台となる京都がドーンと。
文字のフォントもカッコいいし背景の「梟」による風景の異常さ、あといわゆる"京都っぽさ"のある古風な建物が並ぶ中で一番大きい建物は"ぽさ"とかけ離れた大工事中ってのがすごい気になるしなんかイイ。
その後は京都に遣わされてる毘灼の方々も。
いずれ使うつもりの妖刀を携帯してる久々李さん。双城リスペクト?もあるっぽいし妖刀に対して片思いとか言ってるしこの人も既に変な人の空気がプンプンしてる。
相方らしき子はめちゃかわいいけど一人称ボクだし男の子?それともボクっ娘?
さらにラストは新章の台風の目、座村さんの娘をチラ見せ!
普通に学生として学校通ってるのか。てかかっっっっっわい!!!
○ウィッチウォッチ 183話
国領の召喚の陣、阻止ならず……!
陣から出てきたのは甲冑の騎士。んん??と思っていると……
全身が発光したのちエッグい一撃。覚雷坊、脚が……!
続く二撃目では大河が背中を大怪我。火力がおかしい……!
さらに国領の左腕も持っていかれ──と大暴れにも程がある。
ここで樒が登場。
曰く謎の騎士の正体は黒魔女と化したジャンヌ・ダルクの亡霊らしい。なんとなく説得力ある。
もちろん樒も手を貸してくれたりなんてことはないので大ピンチなんだけど……
ラストには久遠の提案で封印を試みることに。
「幽野稲荷遷獄門(かくりのいなりせんごくもん)」
………バチバチの厨二だ……!!技のデザインも含めて……!!
でも状況が状況で"マジ"だから決まってるな。
○アンデッドアンラック 235話
冒頭はサンとルナの回想。全ての始まり。
2人?2柱?を追い出した「奴ら」ってのは何者なんだろうか。更なる上位の存在か、それとも風子たちみたいな下剋上を果たした者なのか。
サンについてはこれまで自我があるのかすら定かではなかったけどちゃんとあるらしい。
ルナはこれまでずっとマジで最悪の上位存在だったけど、それもそのはずそもそも「知るためにゲームをしている」って話だったわけだ。まあそれが減刑に影響することも一切無いが……
で、ルナが人間わかんね〜となっているところで回想終了。
「それはあなた達の全てではないのですか」
ここ、こんな戦いの中でジーナ以外みんな笑顔なのがこの作品らしいな(わたしには分かる、ファンのこれは事実上の笑顔)。
てかジーナの指でモザイクが久しぶりにモザイクらしすぎる使われ方されてて笑う。
息つく間もなくサンの分身体が出現。
出たあ〜〜!!この絶望感のある圧倒的物量!メタルクウラの映画みたいな。
ただ今はもう前ループのような絶望感はなくみんな爽やかに戦闘!
「オレ達が時間を稼ぐ!!」
からはみんなが戦いながら風子への感謝を述べる時間。
この一番槍がシェンなのが良いよね。アンデラという作品、いきなり(当時は)敵組織の幹部としてシェンが出てきたことはかなりデカかったと思う。敵サイドの気になるキャラという意味でも、主人公たちの今後の行動を方向づけてくれる意味でも。シェンのお陰でアン風は組織に入れたわけだしある意味MVP中のMVPなんだよな。
お次はリップ。
この間のアンディヴィクトル分離でも十分すぎるくらい感謝を示してくれたけど、さらに感謝を……ここでは前ループの謝罪も含めてるね。前ループ終盤のあの因縁から今ループで全て幸せにさせてもらえたわけだからまあ感謝してもしきれんよな。
さらにビリー(横のテラーがニコニコなの可愛い)、ジーナ(独占欲強いの可愛い)、ショーン(変化幅で言ったらマジで一番はお前)と続く。
全員分やってたら間延びどころの騒ぎじゃないので涙を呑んでここで一旦終了。
「ちょっと!!それなら私だって!!」はタチアナ、「待って!私も言いたいことが…!!」は難しいけど春香?
で、みんなの感謝に呼応してジハートが大炸裂!
一瞬にしてサンの群れが爆散!!つんよっ!!?
ここで安野先生が気の利いたまとめを。
「今までの旅路 出会い別れ困難 それが絆となって生まれる力」「この理は…」「愛は 人が作った理なんだ!!」
様々な形の愛を描いてきたこの作品だからこそ、その"愛"こそがラスボスを倒す最も重要なピースになる展開がビタッとハマって気持ちいい。
みんなからの"感謝"も"愛"の形のひとつだと。
風子がここまで皆を救い、絆をひとつに繋いできたからこそのこの威力。
みんなの振り返りも含めてこれまでの物語全てがこの火力に繋がっていてカタルシスがすっごいんよ。
それに愛を知らない神との戦い、神が作った理との戦いで「人が作った理」として愛を打ち出してくるのが作品の総括としてシンプルにスパッ!とまとまっていて気持ちいいんだよな。
さすが安野先生、良いことばっか言うな……
そして最後にはまだ風子に気持ちを伝えていない男が一人。
「残るは俺か」
満を持してのアンディの番!!
これまでなんだかんだ意気地なしで真っ直ぐ気持ちを伝えるのを後回しにしてきてたアンディだけど、ここまで来たらさすがにねぇ!?ここで伝えなきゃ風子記憶消えちゃうし……
どんな伝え方をするのか、戦いはどう決着するのか、戦いの後はどうなるのか──とにかく次回が気になりすぎる。
ただ次号センターカラーで増ページってこれ……さては次号で最終回か……!?
え待って速い速い。全然年内に終わる想定じゃなかったんだけど。
次回気になりすぎるけど終わってほしくねぇ〜〜!!まだ読んでたい〜〜!!
まだルーシーとかルインもいるし、ルナとの戦いもある?し終わらんなら終わらんという気もするけどただでさえギリギリの執筆状況のアンデラでただのセンターカラーで増ページ??という疑問がね……
まあでも実はこれまでもセンターカラー増ページはちょこちょこあったらしい。じゃあ大丈夫か……?情緒不安定になっちゃう。
てかソウルくんずっと初見殺しにしてやられ続けてて可哀想。そらブチ切れるわ。
●読切 イヘンガイ
2022年29号『暗殺者の暗子ちゃん』の天川仁木先生による読切。
主人公・影乃木陰がヘンテコな男子・黒異カイと出会い……というお話。
前作も暗めのぼっち女子が主人公だったので単純にそういうのが好みなのかな。
木陰ちゃん、友達が一人もいないぼっちとか言う割に黒異くんとすぐノリの良いやりとりできてるやん……ってところに違和感を感じてたんだけど、真相としては木陰ちゃんの人格自体が"異変"によって少しずつ歪められてたって話だったからその違和感も意図されたものだったんだろうなと。
特殊な演出も面白くて、トイレのシーンのとにかく暗い見開きやそれまでと違う画風はちゃんと怖かったし、モノローグの四角フキダシがセリフフキダシに侵食してくるのとかも漫画ならではの表現で好き。読み返すと四角フキダシのあるシーンは全部鏡とか窓があるのか。細かいな。
特殊演出ばかりではなく、「一人のほうが楽だもん!」「もういらない」のところなんかはストレートに怖かったし気を衒ってないところでも表現力を感じた。
それだけに黒異くんにいまいち魅力が足りてなかった気がしたのが勿体なかったかな。
無表情なのと肝心なとこわかんないのとで結局黒異くんのことが表層しか分からないままだったので気持ちが入りづらかったかも。黒異くん周りだけなんかややこしいな……って印象になっちゃった感じ。
全体としては割と好きな読切だったけどね。
最後異変から解放された木陰ちゃん、顔つききゅるんとしてて可愛い。友達も普通にいるみたいだしね。
せっかく仲良くなれたのに黒異くんのこと忘れちゃうの切ないエンドだけどその余韻の感じも嫌いじゃないな。
●シド・クラフトの最終推理 5話
シドとエリオと殺人鬼「シザーレッグ」の話。明らかに元ネタはシザーハンズだ。
雨宿りでお邪魔した館の主人、普通に考えたらどう考えても怪しいんだけど、こいつ怪しいな〜とか思う間もなく爆速で犯人確定してて笑った。「みんなここは分かってると思うのでサッとやります」みたいな。
でもちゃんとシドの探偵らしい洞察力と記憶力で導き出してからの答え合わせだったのでスッと入ってくるね。
で、ページをめくったら突然のお色気!エリオの脱衣!!
イギリスにサラシという概念があるのかは分からんけどえっちだからヨシ!!!
てかエリオ普通におっぱいだいぶデカくね……??
全然おっぱいデカくなさそうなキャラからのコレなのでギャップで威力倍増してる。ちょっとニセコイの鶫誠士郎思い出した。男のフリして過ごしてる巨乳。
その後はドタバタ脱走劇。
シザーレッグさん、目ぇイっちゃってるし普通に怖すぎるな……
ただシドとエリオのすれ違いコントの結果ハサミが使えなくなりあえなく御用でめでたしめでたし……
と思いきや犯人の口から「ゼロ・クラフト」なる気になるワードが。シリアス軸のキャラ……?って思うけどわたし知ってるよ。コイツも美少女で追加ヒロイン枠なんだろ??
次回は霧猫メイン回!楽しみ!
●しのびごと 14話
唐突に林間学校開始!
冒頭では当面の目的、「ヨダカをアオイの恋人役にしろ!」もおさらい。ヨダカが無理過ぎて笑っちゃうのはヨダカだな~って感じだけど、ヒバリもうまく行かなそうと予想してるね。なんかわかる。
夕食の準備中にはオペさんとヒバリの会話。
「上辺の言葉を信じていた俺… あっ 一般生徒は 何も知らぬまま失恋することになる…!」
経験則入ってるんかい!オペさんの意外とダメなとこ見えてきたな。てかもしや自分の青春がしょっぱかったからヨダカやアオイたちには楽しんでもらおうとしてる?
「だからってヨダカじゃなくても…」
あらあら。「うまく行かない気がする」ってのも本心だけど、ヒバリ自身もヨダカのこと気になってるからこそのモヤモヤってのもあるのね。いい感じに甘酸っぺーじゃん……
で、そんな様子をなんか勘違いしたヨダカがヒバリの手を取って感謝。そこをアオイが目撃。
咄嗟に出た「爪を見てもらってた」という言い訳から即座にアオイも「じゃあ はい」と手を見せてきて……
「…綺麗…だと思います」
さらにアオイもヨダカの手を見る流れ──
なんか手元とヨダカの表情が異様にねっとり描かれてて妙にエロいんだけど!?
直後の入浴シーンは「お色気」って感じだけど手のくだりは「エロ」って感じだ。雰囲気がなんかもうすごい……
その後は女子の入浴シーン。こっちはなんか微笑ましいお色気シーンなのよな。
「どう思ってんだか」
「え?なにが?」
「口に出てた…」
ここ笑った。その流れでヨダカについてのすごい重要な話するし。
「友達だよ」の即答でガード下げさせてからの「そういうところが好き」でみぞおちに一発入れられたの効いた~ッ……!ドキッとしたわ。
「好きって…友達として?」
「もちろん?」
ここの「?」もいかようにも解釈できそうでいいな。「他に何かあるの?」ってニュアンスだとか、ちょっと照れ隠し入ってるとか……その他にも考えられそう。
終盤は夜の肝試し。
なんか異様にテンポいいな。林間学校が爆速で進行していく……
ウミネコはヨダカに「本当にマジでかなり頼りにしてるんです」って言われて「生きててよかった…」と。表現デカくて笑う。ウミネコ毎回感動する時真顔なのなんなんだ。
あと「この先で何か見たとすればそれは本物だ」「この教員楽しませようとしてやがる!」も好き。何食ったらそんなセリフ回しできるんだ。
そしてラストにはヨダカとアオイの肝試し開始……と思ったら早速刺客が!
ちょっと今はラブコメのターンを味わいたいから出てきてほしくなかったな~~!
でもなんか真っ白なイケメン(最近多いね)で今後も重要な役割持ちそうなキャラだな!?
●超巡!超条先輩 43話
超条先輩、分裂!!
といってもほぼほぼ悪の超条に振り回される回って感じだったね。
「俺にはポンちゃんしかいない」って言われて簡単に「…しょうがないですねえ!!」ってなるポンちゃんチョロかわ。眉毛はキッってなってるけどどこか嬉しそうな表情がキュートすぎ。
街に繰り出すと早速春香が悪超条の餌食に。
金の無心にポンッと3万あげちゃう絵にかいたようなヒモを養う女の図だ……
ポンちゃんの「それは一線(ライン)超えてる」ってツッコミもさもありなん。
更にお次はみんな大好きH(ハレンチ)ハンター真噛明日香さん登場!
鮮烈な初登場回同様、勝手にH判定して大ダメージ受けてすごすご退却していった。
3ページちょいの登場なのに嵐のようだ。面白すぎるこの女。何しに来たんだ。
地味に「さて肝心のHは──?」がジワるんだよな。一応建付けとしては真噛さんはハレンチ好きとかではない体をとっているはずなのに明らかにワクワクしてるんだもの。
あと当然「H(ハレンチ)したんですね…?」も爆笑。ぶっこみすぎだろ。
結局最終的には春香とポンじいちゃんの両方に激詰めされ手痛いしっぺ返しオチ。まあさすがに悪すぎたし多少は痛い目見ないとね。
とはいえ悪超条は通常超条がセーブしてるところをしてない存在なわけだからその罰を通常超条が受けるのはややかわいそうではあるけど。まあ本人ではあるからな……
てか善超条の出番が序盤のちょびっとしか無かったからややもったいなかったね。かなり良いおねショタの予感を感じたのだけど……再登場に期待かな。
●鵺の陰陽師 79話
センターカラー!
キリッと決意固そうな表情で佇む学郎をロリ鵺さんが腕と翼で包み込むイラスト。
鵺の陰陽師だと珍しい紺と黄色の色遣い新鮮だしオシャレでいいな。あとやっぱり予想通りカッコいい系カラーイラストだった。
本編
這いずりながらも命からがら鵺さんの部屋へと戻る学郎。
扉を開けると中はドーム状の空間になっていて、ドームの外、障子の向こうに本来の姿の鵺さんが。
「鵺は今まともに話せねぇ状態だ」
吏童が言っていた鵺が動けない時間ってのはこういうことか。
ただこうなることは鵺さんにも予想できてたようで、あらかじめ回復用の令符を用意してくれていたみたい。そんなんあるんだ……って思ったけど復元部隊によって腕もくっつく世界観だし傷治すくらいできるか。
で、全快した学郎が再び代葉救出に向かおうとするところを──
「行かせないよ」
鵺さんの代わりに学郎を止めに出てきたのは双斧!
戦いながら「人を守るというのがどれだけ大変か」「今の学郎にその力は無い」「現実を見ろ」と説く双斧。
人を守るのが大変である具体例として、学郎の父と並んで膳野が挙げられてるのおもろすぎるな。まあ学郎にとって戦いに身を投じるきっかけになった男だから重要ではあるんだが……
「今鵺がこうなっているのは火車との戦いでお前を守ったからだ」
なるほどそういうことか……
あれだけの敵が来ておいて何の犠牲もなく撃退なんておかしな話だわな。鵺さんが負担を引き受けてたのか……
で、マウントポジション?で顔面をゴツゴツ殴られまくる学郎。コレなんか先週も見た気がする。なすすべないピンチ……と思いきや……!
「師匠 本当は藤乃さんを助けたいんじゃないですか?」
月が翳るのと共に影の力でパワーアップ、反撃に出る学郎……!!
「師匠 俺がならなきゃいけないのは大人じゃないんです」
「皆を守って自分も死なない 凄く凄く強い人にならなきゃいけないんです」
ここで1話で学郎が言ってた内容に帰ってくるのアツいな。学郎の思いはあの頃から変わらず貫かれ続けてる。
鵺さんも「代わりに約束しよう 私が必ず君を 皆を救える最強の戦士に育て上げると!」って言ってたし。だから学郎は鵺さんのことを信じられたんだろうな。
そうして力を発揮した学郎は──
双斧を撃破!!霊殻粉砕してる見開き、迫力も勢いもあってめちゃくちゃかっけぇ。
それに「それで何が出来る?今の俺にすら勝てないお前が」に対して「いや勝てるが?」っていう一番シンプルで強い回答を出してるのもクールだ。
てかここ最近の鵺の陰陽師のキメゴマ、以前にもまして強くなってない??
そうして「行ってきます」と歩みを進める学郎。
影を吸う力の余波で辺りが明るくなってるのがこれまでの暗い画面と打って変わって爽やかな雰囲気で、物語に前向きな印象を与えてくれてる。
学郎を見送った後は鵺さん、双斧、キャシーの会話。
「自信つけてやれた」とか言ってるしやっぱり学郎が信じてた通り鵺さんも本気で止めようとしてたわけでは無かったみたいだね。
送り出した側としてはもう学郎の成長を信じるしかない。「亡骸になってすら帰った者は一人もいない」って言ってるけど……
てかさっきまであれだけ厳しい言葉をかけていた双斧の「頑張れよ」、沁みるわあ……
双斧、何気に実は作中では負けまくってるけど格はなんだかんだ落ちてないよな。今回も霊殻万全の性能じゃなかったみたいだしね。
○ひまてん! 23話
肝試し回!
まさかのしのびごとと正面衝突。向こうはそんなモーションなかったのに……
肝試しでは殿一とひまりがペア。ひまりと叶さん、綺麗にターン制でメイン回やってるな……
ひまりはこないだの殿一の素直な評価でまだ意識しちゃってる感じ。
そんな中普通にお化けがめっちゃ怖いのでついつい殿一にくっついちゃうというベッタベタなやつもやっていく。こういうのでいいんだから。
後半では叶さんおよび恋コスメの話に。
「恋コスメって誰と会う時でもつけていいやつなのか?」「余裕でいいけど」
そりゃそうだよな。特定のシチュエーションじゃないとつけちゃダメなリップって何だよって感じだし。
「だから少なくともほのかは家守にかわいいって思われたいとは思ってんじゃない?」
でも確かにそれもそうかもね。ひまり良いアドバイスするなあ。
──と思っていたら
「私で練習すれば?」
い、卑しか女……!!
思わず笑っちゃった。横恋慕の王道ど真ん中じゃねーか!!
でもこのシーンの絵ちゃんと可愛いんだよな……
その後の「可愛い?」も良い表情だし、今週火力高いシーン多い。
しかも最後には事故押し倒し→事故キス→拗ね顔 のコンボ!畳み掛けるねえ……!
ひとつひとつちゃんと強いシーンだし、なんか作品としてすごく調子上がってきてる気がするぞ。
てか事故キス、直前にリップ塗ってるおかげで分かりやすく跡がついてるの要素の活かし方うまいな。
○逃げ上手の若君 184話
冒頭は作戦会議。
土岐頼遠についてはさすがに撤退は決定事項か。まあ現実問題どうにかするのは無理筋よな。
で、今回メインの時行と貞宗の対話。
最初こそ微妙な空気感だったものの
「今日は戦の話は無しぞ」
からは腹を割ったお喋り。
老いをいじったり心配して上着をかけようとしたり、家族みたいな接し方。
貞宗は貞宗で「奪う命に敬意を払う」「北条も諏訪も その業績と勇敢な戦姿には敬意しかない」とやっぱあまりにも武士としてカッコいいな。
その後はこの間の、時行に射られる瞬間目を閉じた貞宗の謎について。
当たらないことが分かっていたから目を閉じたわけではなく、目を閉じただけで外させることができたって話か。相手が処理落ち寸前なのが見て取れたから軽い操作でバグらせたと。前者よりこっちの方がなお格が高い気がするな。
ますます時行の敬意が高まってる。「夢想矢」は今後絶対どっかで必殺技に昇華されるよね。
で、その後の犬追物のくだりあたりからはもう2人とも酔いが回ってきてる。
「えぇ〜本当かなぁ」の時行、クソガキみがあって好き。さらに「父のように思っています」については本気の鳥肌が立つ貞宗。
「北条時行に家族認定された者は…その直後に死ぬ」
言われてみれば確かにで笑った。グレンラガンのヨーコみたいな。
まあでも実際は死の間際だからこれまでの思いを全部伝える=家族認定が出る ってだけな気がするけどね。順序が逆。
そこからはじゃれあい。
ギャーギャー言いながら殺すと逃げるで追いかけっこするのが仲睦まじくて微笑ましくて、なんか分からんけどちょっとホロリと来る。
「なんぼくちょうおにごっこ おがさわらさだむね」
優しいひらがな表記なのが遊びとしてのおにごっこって感じで親子感あっていいなあ。「千里眼鬼」とかの肩書きが無いのもただの一人の人間としてのおがさわらさだむねって感じで良い。
そもそもここで南北町鬼ごっこ演出を使うというのが頼重にも顕家にもできない魅せ方でグッとくるよね。
敵同士でありつつも、師弟のような関係であり、親子のような関係でもある2人の絆の終着点としてしみじみとすごく良い1話だった。
最後には時行と宗良親王による余興。………余興!?なんで!?
これから会心の逃げをするから景気付けにってことなのかな。
○キルアオ 82話
サブタイ通り文化祭エピローグ。
販売王の表彰……家庭科部とメイド・執事研究部それぞれで絡みがあったメンツが健闘を讃えあってるの爽やかでいいね。いまだにリオが西村さんに敬礼してるの笑う。
中盤からは有栖家によるライブ!文化祭とアイドルの共通項といえばライブっていうね!しかもいうてもプロなのもあり盛り上がる盛り上がる。
そんなみんなの様子を遠巻きに見つめる十三。
猫田と通話してのんきしてたらライブ中のステージが倒れそうというあまりにもヤバい事態が発生……!!
これ普通に倒れたら結構な死人出そうよな。大事故にも程がある。
事態を解決すべく十三は失敗作のガッチガチバゲット(なんで持って帰ってきてんだ)に爆弾を詰めてシュート!さらに狙撃で飛距離延長!
遠隔で爆破して電柱を倒しつっかえ棒にすることで最悪の事態は回避。こっわ……
十三の活躍描くために激ヤバトラブルポップしてきてんじゃん。これ皆無事だったとはいえそれでもトラウマになるくらいには怖いトラブルだろ。せっかく楽しい文化祭だったのに……
それはそれとしてラストには新キャラ、犬養カケル。
ステージ倒壊コイツの仕業!?って思ったけど助けるために来たって言ってるし違うか。
十三をセンセイと慕うもののなんか怪しい雰囲気。素直に味方と見ていいのか……?
○願いのアストロ 34話
冒頭、星害の詳細がようやく明らかに。
正直これまでの情報だと首都圏に1個デカい隕石落ちた?くらいの認識だったんだけど全国に100以上ってとんでもないな。でも範囲は日本限定なんだ。
会議の最中、新キャラ・ヒバルの同級生のヒヨヒコが登場!『ピューと吹く!ジャガー』に出てきそうな名前だ。
カタギもカタギのキャラだけど、エピソード聞くあたり弱いのに勇気があるいい奴っぽい。ヒバルが気に入るのも分かる。
彼は「横浜の不死鳥」に妹を拐われていて、返してほしかったら100万円持ってこいと言われてるらしい。それでヒバルたちを頼ってきたと。
「極道なんて頼りたくない」に「サラッとひどいな」って言ってるけどスゲー普通の感性じゃね?
で、ヒバルとテラスがヒヨヒコに同行して横浜へ。
ヒバルとテラスは本物の「横浜の不死鳥」と面識があるらしく、不死鳥と言われてる根刮城香梅(ねこそぎこうばい)が偽物であることも看破。
ここで一触即発ぶつかり合い!
見開きで根刮城たちとヒバルが激突。
この見開き、
①敵がヒバルたちに襲いかかる(攻撃を受け止める)
②反撃
③モブザコだけが吹っ飛ばされ倒れる(根刮城はまだ立ってる)
とけっこう複雑な攻防を描いてるのに絵で説明しきってて凄い。これはベテラン作家の地力を感じた。さすがだ。
さらにその後はヒバル無双。まあいくつもの戦いを潜り抜けてきた今のヒバルならこんなザコモブは瞬殺ですわな。
しかもヒヨヒコは学校でのヒバル(カタギには手を出さない)しか知らないからヒバルの強さに新鮮にリアクションしてくれる。この一般人視点もまた気持ちいいね。
さらにそこから終盤には本物の「横浜の不死鳥」、世剣組第8養子世剣シカバが登場!睫毛バッサバサすぎる!てかまた真っ白なイケメンじゃねえか!ほんとに多いな最近!
週刊真っ白イケメンと化したジャンプ。
異様にヒバルと距離が近いし飄々とした強キャラの雰囲気も醸し出してるし人気取れそうなあざといキャラ出してきたなって印象。でもそういう貪欲さ嫌いじゃない。
全部のコマで目閉じてるけど盲目キャラだったりもするのかな。杖も持ってるし。それともここぞという時に開眼するタイプ?
○白卓 HAKUTAKU 13話
冒頭、ゲームを遊ぶ子供たちの描写。からの赤嶺をはじめとするレジェンドゲームクリエイターたち登場。
いうたら柱合会議的な幹部勢揃いシーンと見ていいと思うんだけど、いかんせんレジェンドたちに魅力がないな……
読者は作者が思ってるよりゲーム制作のこと知らないので肩書並べられてもって感じだ。
赤嶺(と実際は今回出てきてる仲間たち?)が作ったゲームとして『メルニィ宇宙鉄道』『TipTap』『ティディオ』が挙げられてるけど読んでるこっちとしては「いやそのゲーム知らんしすごさ分からん」ってなっちゃうんだよな。『ティディオ』については後で詳しく説明されてるけど結局完全オリジナル作品だと凄さが実を伴って伝わってこないような気がする。
せっかくなら現実にあるレジェンドゲーム(マリオとかポケモンとか)をオマージュしたゲームにしておけば説明短縮して圧縮効かせながら分かりやすく凄さをアピールできたんじゃないかなあ。例えば「ポケモン(っぽいゲーム)の登場キャラクター500体を作ったデザイナー」とかって言われたら具体的な凄さがビシッと伝わる気がするんよな。
日隈たちの作るゲームと違って「今日のゲーム業界にものすごい影響を与えたビッグタイトル」ってニュアンスも大事になるわけだしね。
それはともかく、レジェンドたちを目の前にしてテンション上がる能登一行。
そんな中、日隈は尿意が限界に……!!
しゃーなしトイレに行かせたところまあそりゃレジェンドたちはこのタイミングで動き出しちゃうよね物語的に。なので能登と瀬尾は日隈抜きで凸。
「どっちが本陣かわからねぇ 2手に分かれてあたるぞ!!」のところ、いつになく能登さんの乳が目立ってて不覚にもドキッとしちゃったぜ……あんまりそういう目で見てなかったからガード下がってた……!
一方終盤ではトイレに行った日隈サイド。ビルド済んでるスマホ持ってきちゃってる!何やってんだ!って感じだったけどまさかのここで赤嶺と遭遇……!
これ直で見てもらえる千載一遇のチャンスじゃん。トイレもスマホ持ち出しも結果オーライだ。
でも「非効率なやり方はいつも結果をみると最大の効果を生んでいる」ってそういうことなのか!?
●ルリドラゴン 26話
引き続き体育祭。
クラス代表対抗障害物リレーがメインで描かれつつ、並行してルリが落とし物を届けに行くところもちょびっと描かれる回。
リレーはルリのクラスである3組と、なんとなくライバル感を出してる1組を中心に描写。
この間ヒキで吉岡くんを恨んでるっぽかったのは1組の志摩くん。多分体育祭で初出のキャラ……のはず。
聞くと中学の時志摩くんが好きだった子が吉岡くんのことを好きだったらしい。それで恨んでるの普通に逆恨みでしかないしダサすぎるな……!?対して吉岡くんは
「自分で話しかけろよ いい奴だぞ」
「まあいいよ勝ったらな 負けねぇけど」
かっこいいなこいつ……なんかモテるのも分かる気がしてきた。
他のクラスメイト達も名前が出てフィーチャーされてきたね。賀上くん、鬼塚さん、小路さん……
待って!?鬼塚さんのターン、飴探しのくだりの「いい顔が 乱れていきます 良いですね(川柳)」はこれ"性癖"以外の何物でもなくない!?いい顔が乱れていくことを良いと捉える感性はアブノーマル寄りだと思うが……まあ実際良いからいいか………
3組ビリの状況でアンカーの吉岡くんにバトンが。バトン受け取る時のキリッとした表情とそこから全力ダッシュへの切り替えかっけえ。これはモテますわ。
最後には何も知らないルリによる応援。のんきなもんだぜ。志摩くんダメージ受けてて笑った。
てか競技の合間にルリがケータイ届けに来てるけど「4組の松田さんいますか?」(正解は1組の松原さん)で「松」しか合ってないやないかい!!違いすぎる!!
よくこれでモブは「松原のことか?」って分かってくれたな。
ルリ、いまだに人の名前を覚えるのはマジで苦手みたいだね。まあ気持ちに変化があったとしても苦手は苦手でそう簡単に治りはしないか。
◇次号
週刊少年ジャンプ新年4・5合併特大号
表紙&巻頭カラー
ONE PIECE
サウロとロビンの再会済んでいよいよ宴と冒険!楽しみ!
センターカラー
アンデッドアンラック
超クライマックスでセンターカラーで増ページ……最終回……じゃないよな……?
読切 異次元生体サイボーグ0番
敵か味方か!?って何よ!?
てか次回合併号なのにセンターカラー2つなの?