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【#wj04・05】週刊少年ジャンプ2025年新年4・5合併特大号感想【寿司いくら】

アンケ1:アンデラ2:鵺の陰陽師 3:しのびごと


ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。
毎週火・水曜22時からの配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ!
↓配信アーカイブ


【#wj04・05】週刊少年ジャンプ新年4・5合併特大号の感想をベテランジャンプ読みVと一緒に語ろうぜ!前半戦【アンデラ、最高の死……!!】


【#wj0405 】週刊少年ジャンプ新年4・5合併特大号の感想をベテランジャンプ読みVと一緒に語ろうぜ!後半戦【そんなの…辻田ちゃんがかわいそうだよねぇ…!】


◇表紙

合併号特有の集合表紙!
各作品のみんながパペットになってるというコンセプト。
当たり前だけどパペットっぽさにかなりムラがあるな。
縫い目があると上手く見える気がする。
あとは強めにデフォルメかけて成立してるかとか?
それでいうとアンデラはパペット化うまい気がするなー。人形に人形持たせれば複数人描けるというライフハック。
ワンピはもちろんキヨシくん白卓も地味にうまい。

●ONE PIECE 1134話

巻頭カラー
巨大ロボのフランキーに乗って飛ぶ麦わらの一味!
フランキーメインの一枚になっているのはフランキー役の声優さん、矢尾一樹さんが降板されることになったからその労いの意味も込めてあるのだろうか。
フランキー以外もみんな水鉄砲を構えて楽しそうでいいね。
ゾロもノリノリで構えてるの男の子って感じでほっこりしちゃう。
本編
冒頭はサウロに挨拶するルフィ。
仁義がどうとか言ってたけど思ってた以上に任侠物そのものだった。
ロビン、単純に自分がサウロともう一度会いたいという気持ちももちろんあっただろうけど、自分がかつてサウロが言っていた大切な仲間に出会えたというのも見せたかったんだろうな。サウロも嬉しそうでほっこり。
その後はサウロとリリスの会話。
リリスやボニー、くま──要は同行してたけど一味ではなかった組は一旦エルバフで船を降りるみたいだね。ちょい寂しいけどまあそれがよさそうか。
その後はサウロの助手のアンジェと子供たちが出てきてわちゃわちゃ。セイウチの学校もワクワクして素敵なデザインだねえ。
子どもたちと遊んでいると、ちょっと彼らの常識がこれまでのエルバフのイメージとは乖離している印象に。
そこに現れたのはみんなの先生、リプリー。
隙あらば巨人のおっぱいチャンス作ってくるな……いつもありがとうございます!!
彼女曰く「もうそういう時代じゃない」と。
戦争に明け暮れた時代が終わってエルバフにも平和の時代が来てんだ。ちょっと現実の日本にも通じるところがあるような。
その時代の礎を築いたのが前王ハラルド王なんだけど……
ハラルド王とロキ周りの話はこれからも小出しでちょっとずつ明かされるんだろうな。
一方図書館のロビンとサウロ。
なんでサウロが図書館を見せたがっていたかというと……かつてオハラの学者たちが命を懸けて守った本がサウロの手によりひとつ残らず全て蔵書されていたから……!!
さ、サウロ………!!
ロビンサウロオハラ周りでは前回十分感動したと思ってたのにもう一回刺してくるのかよ……
その後は誰かと通話するロキを挟みつつ、最後には五老星と同じ魔法陣でのワープでエルバフに現れる謎の刺客2人!
片方明らかに顔がシャンクスなんだけど!??
これワンピ与太話(と思われていたもの)の中でも最もメジャーな「シャンクス複数人説」がほぼほぼ正解だったってこと!?話変わるそオイ……
「人が空想できる全ての出来事は起こりうる現実である。」って物理学者ウィリー=ガロンも言ってたしな……
じゃあ海軍大将"緋熊"も………!??

●ウィッチウォッチ 184話

過去編、ジャンヌ・ダルク戦。
嶺仁と大河が隙を作って久遠の「幽野稲荷遷獄門(かくりのいなりせんごくもん)」で封印を試みる流れ。
扉に入れるの自体は意外とアッサリできたんだけど、そこから粘る粘る。
扉に手をかけて奥からジャンヌ・ダルクの目が覗いてるコマめっちゃ怖い。シャイニングみたいだ。
ここで扉から出てこようとするジャンヌ・ダルクを押し戻す大河!
「河童の本領は相撲」ってのも納得感あって良い。
ただすんでのところで脚を掴まれ引き摺り込まれ始める大河。
門を閉じれば大河が死ぬ、閉じなければジャンヌ・ダルクを処理する方法が無くなる……という中で選択できない久遠。これ選べってのは実際酷だよなあ。
そうして最後は自ら呪符を剥がすことで扉を閉じ、自らを犠牲にジャンヌ・ダルクを封印せしめた大河。
ずっとそんな空気あったけどやっぱ大河ここで死ぬんか〜……!!
ただ生を全うし仲間と世界のために散るカッコいい死に様ではあった。
扉の向こうの世界でどうにか生き延びた大河が敵として再登場……みたいなのもあるかと思ってたけど上半身が遺されてるからそれはなさそうか。
ようやく過去編も終わりが見えて来た感じがあるな。これを見たモイちゃんたちが今度は何を思うのか。

●SAKAMOTO DAYS 195話

監獄にトーレスが来た経緯から。
まあ普通に仕事で来たからアタリちゃんも連れてっちゃいますよと。
平助が猛反対してるけど、別に実はORDERに保護されるんなら悪いようにはならないんじゃね?
そこに坂本さん襲来!
トーレスを追っかけて来たわけではなくシンの名札の信号を追って来たと。あったな名札にPGSついてるって設定。
平助にシンのことについて教えられ、シンの元へと向かおうとする坂本。
ただトーレスを放置していくわけにもいかないので……平助にいつもの銃とぴーすけを支給!ようやく平助も本気出せるってわけだ!
ただ坂本が本気でかかっても勝てないトーレスに平助が勝てる道理は無いので目的は時間稼ぎ。それならワンチャンあるか?坂本さんは確信してるらしいけども。
そして後半はシンのもとに駆けつけた坂本。
死にかけの天弓を救おうとする坂本とあくまで生かす気にはなれないシンという構図。
自分がいい人間ではないと苦悩するシンに対して「大丈夫だ 俺はお前がどんな奴なのか ちゃんと知ってる」と坂本。
どういうことか。過去回想で教えてしんぜよう!と!
まさかの坂本とシンの出会いの回想に突入。
そういえば1話の時点ですでに知り合いだったもんな。13歳のシン、ギラギラしてるぜ……

●アオのハコ178話

前半は千夏パパ視点。
車が渋滞したから下りてダッシュで会場に向かってくれる……やっぱりわかりづらいだけでめちゃくちゃ千夏の事想ってくれてるんじゃんね。
で、大喜が千夏パパを迎えに来て。
「誰かに あんな風に感情を見せる子だと思わなかった」
こないだしらばっくれてたけどやっぱ大喜千夏のイチャつき見とったんかい!
でもこないだ言ってた通り本当に別に大喜と千夏の関係には否定的な思いはないらしいな。
なんなら大喜のことをすでにだいぶ認めてる節すらある。
この章、千夏視点も知らないパパの姿があって、パパ視点でも知らない千夏の姿があって、「家族だろうと互いに全てを知っているわけではない」というのを大喜を通して知るという裏テーマ的なのがある気がする。
後半は栄明と彩晶の試合開始。
バスケの方は正直全然わからんし興味も持てないからなんにも言えないぜ。
てか前から思ってたけど三浦先生子ども描くの苦手そう。顔の輪郭そのままで頭身だけが縮んでるから違和感あるんよな。

●しのびごと 15話

ヨダカとアオイの肝試し中に敵襲来。
敵の名前は「トビ」。
うちはオビト思い出したよね。忍者だし。
シリアスなはずの状況で
「強い奴しかしない言い回し」「戦闘を楽しむタイプ」「刀にまで話しかけて」「もうやだー!」と敵をイジりまくってて笑う。早くもトビにちょっと興味を持たされた。
「僕は女性と子供は切らない主義なので」
もカッコいいポーズと合わせて笑ったわ。
しかもその後の戦闘では聴力がズバ抜けてるキャラなのが発覚。オペさんからの通信も実は聞こえてたと。
──聞こえてたのにあのセリフ言ってたの!?それ単純にめちゃくちゃノリがいいってことなんじゃない!?
戦闘ではヨダカ劣勢。
ヨダカが斬られるシーン、一枚絵がシンプルにかっこいい。
暗闇というトビに有利な状況なのもだけど、それ以上に考えることが多いマルチタスク必須な状況なのがヨダカのパフォーマンスを著しく落としてるんだな。
「僕が斬りたくないのは 女性と子供と弱い人です」
トビも煽る煽る。今のヨダカには斬る価値もないってか。
そこに援軍、ヒバリとウミネコ参戦!
ヨダカの余分な懸念であったところの周囲のザコの群れやアオイの保護をササっとやってくれる。言うたら露払いなんだけど、これはヨダカ自身にはできないからこの2人の役割も間違いなく重要なんだよな。
そうしてラストには気兼ねなく全力を出せるようになったヨダカ!
「よかったですね… トビさんの最後には月が見られそうですよ」
トビが最初に言ってた「死に際に月も見れないなんて」に綺麗な皮肉で返すヨダカ!やっぱレスバ強いんだよな~ヨダカ。ばっちり決まってて気持ちいい。
逆転の狼煙が上がるタイミングで雲が晴れて月が出るというのがそもそも情景描写としても分かりやすくて綺麗だしね。
「…真っ二つにしたくなって来た」
トビはトビでヨダカにこれまでと違う空気を感じ取って認識を改めてるけどそれでも負ける気は毛頭無いって感じで良い。
アクションとセリフ回しがバランスよくどちらも光ってた回だったな~。
掲載順も高いしこのまま軌道に乗りまくってくれ~~!

○カグラバチ 62話

座村さんの娘、イヲリの掘り下げ回。
普通の高校に通ってるから「梟」を普通の学生はどう思ってるのかっていう一般人目線が見られて地味に世界の解像度が上がった感じがある。
クラスメイトの男子、井倉くん。名前にすごく親近感……
中二病こじらせたアホ男子って感じで、テレビで報道されたチヒロの真似をして顔にペンで傷を描きこむアホさ。読者的にはちょっと微笑ましいけど、イヲリが言う通り何も知らない一般人からしたら殺人犯なわけで真似するのは趣味悪いよな。この指摘が出来るということでイヲリのキャラも同時に立ってる。
そんな中前回出てきた毘灼の2人が学校を襲撃……!!
前回はちょっとかわいげすら感じられてた2人だけど、いきなりアッサリと校門で1人殺してる時点で「あ、こいつら悪い奴だ!!」ってバシッと認識を改めさせられるね。
そんな2人が教室にも襲来。
まず矢面に立って止めようとする井倉くん、口だけの中二病じゃなくてめちゃくちゃ偉いよ。
さらにその井倉くんを守るために飛び出していけるイヲリも黄金の精神の持ち主だ。イヲリの主人公性もしっかり感じさせられた。
そこに駆け付けるは巻墨とチヒロ!
ヒーロー見参!って感じだ。もう大丈夫って安心感があるね。でもよく考えたら今チヒロって淵天の能力発動を縛って戦わなきゃいけないのか。それだとさすがにだいぶ分が悪そうだ。
隊長たちはイヲリを保護。
なんかわからんけど隊長たちは事前にイヲリが座村さんの娘であることを知覚できてたっぽい?認識阻害の妖術がかかってるんじゃなかったっけか。
でも隊長がイヲリに座村さんの面影と子供たちの可能性を同時に強く感じる描写はなんかイイねえ……
てかチヒロ高校潜入編とか始まるかと思ってたけどそんなことはなかったぜ!

○シド・クラフトの最終推理 67話

霧猫ことルルがシドの事務所に訪問。
話の目的としてはヒロイン全員互いに面識を持たせる回って感じかな。
カギがうまく回らず困っているエリオを助けてあげるルル。でもこんな目の前でピッキングを披露していいのか!?
その後はエリオが女性であることをルルは一撃で看破。……じゃあシドはなぜ気づかない……!?まあそれはそういうもんってことなのかな。
全体的にこまけえこたぁいいんだよ!の気持ちで読むのが精神衛生上よさそう。
2人はシドの机の雑誌からラブレターと思しき手紙を発見。オイオイ……となっているところにスフレ警部が合流。
「ああ その手紙なら 私がシド・クラフトに渡したものだぞ?」
エリオはそれ聞いていつから師匠のことを!?ってなってるけど、読者からしたら「あ~なんか事件関係のやつ?」って察したよね。
ルルはどういうスタンスなのかと思ったら意外と興味津々。単純に人の恋愛事情を見るのが大好きって感じなんだね。
──で、そんな乙女の園状態の事務所に帰ってきたシドが見た光景は……
突然のセクシー筋トレ祭り!!!なんで!??
理由聞いてもいまいち「なるほど~」ってなる流れでもなかったし。だいぶ脈絡のないスポーツウェア&筋トレ。作者がちょうど描きたくなってただけだろコレ!!
ただルルのムチムチボディとスフレの締まった筋肉質ボディどちらもありがたい。こういう時エリオは脱げないの不利やね。
サービスをありがたく一通り頂戴したあとは推理要素。
例の手紙は実は爆破予告!?ということでヒキ。
霧猫来ないって言ってるけどなんだかんだ来ちゃうんでしょ。わたし知ってるよ。

○アンデッドアンラック 236話

センターカラー!
光の方へ歩んでいくアンディと風子のイラスト。
シンプルな構図ながらも「来るとこまで来た」感があってクライマックスなんだなあって殊更感じられるね。
本編
ジハート強すぎにつきご立腹のソウルさん。
一方アンディと風子は「行くぜ相棒」「うん!!」と堂に入ったりという余裕たっぷりの佇まい。
ここでソウル/サンは風子たちを狙っていない謎の光を放出。何かと思えば全てのUMAに招集をかけてたのか。
了承した全てのUMAを取り込んでSUN SOUL -PHASE END-に。ラスボス最終形態がグチャグチャの歪なデザインになるのゲームっぽくて好き。右腕スポイル?上位十理を差し置いて右腕はすげえ大抜擢じゃん!
てかクロちゃんは招集拒否してるね。(拒否権あるんだ)
これ、ソウルが言うこの世界の理を否定してるからクロちゃんも広義の否定者ってことにならねえか……?ならねえか……
バックスから回収されてるのはこないだ拘束したシックかな。
ここでもう一度問いかけてくるルナ。
あらためてこの戦いに勝ったらどうなるか確認してくれるのは助かるね。
勝っただけでは否定能力消してあげないよ〜んピロピロピーみたいなダル絡みが残ってる可能性もあったから。
UMAが消え去るって聞いて真っ先にクロちゃんの方見るアン風と心配すんなと言わんばかりに笑うクロちゃん……
「しかしジハートを使い切ってしまえば 不運 あなたの記憶は…」「愛は跡形もなく消え去…」
ギュオ
「… なっ… 話をなぜ聞かな」
いいねぇ〜〜今週のこのルナがひたすら理解に苦しんで狼狽する様子。ざまぁないぜ。この表情がずっと見たかったァ〜ッ
そんでこれに対するアンディの答え、「愛は無限だよ」と。
ジハートに比べてリベリオン弱すぎね?ってここ数週言ってたけどそういうことだったんだね。リベリオンは過去しか参照できないから有限だけど愛は現在未来に及ぶから無限。
ルナが絶句してからはアンディ風子二人っきりでの会話。
「アハハ!!こんなにUMAいるのに?」
実はクロちゃんもいるから厳密には二人きりじゃないんだけどクロちゃんは空気読んで大人しくできる子だからな……
アンディから風子に伝える感謝。
「最初はからかってやるつもりだったんだ!!」
前に同じようなことを独白で述べてたことはあったけどやっと風子に直接伝えられたね。
「オレもいつか死ねる!!なら 人生を楽しもうってな!!」
ここでも1話扉絵アオリの「さぁ、人生を楽しもうぜ!!!」が効いてきてる感。
風子のおかげでアンディは「死んでない」から「生きてる」になったんだなあって。
それに対し風子も風子で同じことをアンディから教わったと。
「アンディと会えたあの日から…今日まで」「最ッ高に 楽しかった!!」
全然しんみりするテンションでもないのにもうすでに泣きそうなんだけど。
そしてあらためてアンディから感謝。
「ありがとよ 風子」「オレを死なせてくれて」
「お前がオレを忘れる それこそが オレの死だ!!」
うわ〜〜そこにそう繋がるのか……!!確かにね!?これが最高の死……!?そう回収してくるのか……!!
ちなみにこのシーンの構図はスプリング編終わりのアンディが「最高の死だ」って言ってるシーン(ルイン襲撃直前あたり)のセルフオマージュ。

この後亡くなったんだよね……

「お前との思い出が!!その一つ一つが宝になって その輝きが オレに死を教えてくれた!!」
こんなんもう告白やん!の気持ちと、一番肝心な言葉を言ってないだろ言え〜!!の気持ちが両方ある〜〜
ここの構図もなんか見覚えあるんだけどどこだっけな。
「またお前が運悪く俺と出会ったら 必ず俺は蘇る」
不運と不死両方に引っ掛けた言い回しグッとくる。そして何より風子のこの一瞬の泣き顔……!!戸塚先生こんな表情も描けたの……!?こっちも貰い泣きすんだけどこの顔。
でも次のコマでは爽やかに笑顔なのがアンデラらしいよな。そして
「俺は…俺達は不死(アンデッド)だ!!」
アンディと風子だけじゃなく、否定者みんなが心を一つにする仲間なんだって感じだ。ドンパチやってる仲間たちも皆笑顔。
そして不壊刀、倶利伽羅の柄にジハートが合体!
アンディ風子で刀を握り、仲間たちみんなの想いも乗せて━━━サンを一刀両断!!!
「行け!!不死不運!!」、セリフ回しとしては多少無理やりなんだけど、それでもここでのタイトル回収が世界一アツいので絶対やったほうがいいやつ。ある意味かなりアンデラらしい、多少の粗が消し飛ぶような圧倒的な熱と勢いを持つめちゃくちゃ滾るシーンだ……
ラストの2人でのサンへの一閃、これ実質ケーキ入刀ってことでOKですか??
ここまで激アツな勝利確定演出な雰囲気だとさすがに決着ついてそうだな。
ここからルナとのバトルになっても蛇足になりそうだしルナとは戦わなそう。サンを倒せたらクリアって言ってたしね。
ただルインについては伏線貼りっぱなしになってるからどうにか回収されるのかなって感じはするな。てかこのまま能力消えたらルインくん即死だけどだいじょぶそ……?
今回だけでも超ド級のアン風を全身に浴びせられたんだけど、戦いが終わった後の再会でももっとデカい波が来るのが確定してるんだよな。絶対2020年8月1日に再会すんじゃんこんなの……
再会について、アンディが風子に忘れられるのを本気で死だと解釈したら実は不死で否定できるくね?とは思った。でもそれ無しで愛を取り戻してもアツいな。どう転んでもアツいし泣いてしまう自信がある。
アンディが結局まだ"肝心な言葉"を言ってないの、絶対最終回で言うためだと思うんだよな。
年明け、5周年ピッタリで完結とかもありえるよなこのタイミング。
なんかもう既に最高のハッピーエンドなのが半分確定してるような感じでうれしいありがたい寂しいって感じだ。

○あかね噺 140話

師匠たちの過去を聞いたあかね。
うらら師匠からも期待をかけられるけどやっぱり一生との確執からすんなりとはいかない……?
となっていたものの、逆に志ぐま師匠から託された想いも思い出し──
兄弟子たちの前に顔を見せる頃にはすっかり覚悟の決まった表情。「強か」って感じの顔つきしてるわ。
そこから後半、志ぐま門下生で今後の話。
一門解体で力不足を感じたまいける兄さんの打ち出した目標は「大看板」。
考えてみりゃ真打になったからってゴールじゃないし、大看板になるだけの実力があれば一門をまとめても文句言われる筋合いないもんな。よう言うた!
さらにそれに呼応するようにこぐま兄さん、
「──じゃあ僕達は真打に成る…かな」
アンタもよう言うた!
こういうアツいこと言うタイプとはむしろ真逆のこぐま兄さんが言ったってのがいいわ。
それだけこぐま兄さんの思いが強いんだなって感じがして。
「力をつけよう そして またここに帰って来よう」
また大きな目標ができたね。ここからはそれぞれの師匠の下でそれぞれの志ぐま門下生たちが主人公の物語やってくって感じなのかしら。
「2年後に シャボンディ諸島で!」みたいな趣もあるな。

○僕とロボコ 215話

芹澤の結婚式の話。
狂った同期たちにロボコが心の中でツッコむという構造。
芹澤結婚、一瞬ビビるけど確かにこの同期たちの中だとかなり人間的にはマシだな……
犬近、全裸なのやばすぎるってなったけどリングドッグやらされたのもっとやばくて笑った。
結婚相手のくだりでは「オレはどんな相手でも受け入れるぜ…」からの激カワで全員愕然とする流れも即オチ2コマで面白かったし。
あとDr.モッコスが彼女いるのとかバイトしてるのとかも一個一個意表を突かれた。
後半はまさかの2年目による友人代表スピーチ。
いきなりだし2年目だし絶対ロクな挨拶にならないだろ……と思いきや、普通にめちゃくちゃグッとくる挨拶するんかい……!
「岳ちゃんは僕のヒーローです…!」からの「これからはヤマメさんのヒーローとして」とかめっちゃいいじゃん……
ロボコが「最高の大馬鹿野郎だ!!」って号泣するのも頷ける。
最後の集合写真もほっこりして良いね。なんか熊八もいるけど……

●読切 異次元生体サイボーグ0番

2019年30号『カクレミ』の百田稜助先生の新作。
得体の知れない異次元生体サイボーグ0番と、その監視役のカルナのお話。
アオリの「その男、敵か味方か!?」、先週の予告でも言われてて「?」だったんだけど本編見たら本当に敵か味方かわからん感じだった。
0番とカルナの交流の中で、0番のどことなく得体が知れない感じや場合によっては敵にも回りかねないような危うさを描いてたんだけど綺麗にミスリードしてたね。
終盤0番がめちゃくちゃ人間の味方だったことが発覚するあたりの安心感と顔芸すごくよかった。な〜んだ普通に良いやつなんじゃ〜ん!って感じ。
それでいて「黙ってろ」とかトドメの見開きとかキメの絵もきちんとカッコ良かったし、ストーリーも絵も工夫が感じられてよかった。あとカルナさんかわいい。
本題入るまでがやや長く感じたのと、研究所のデザイン上そうなるのかもだけど全体的に画面が白いのが気になったかな。前作『カクレミ』はあんまりその印象無かったのでほんとに舞台の問題そう。
漫画力は高く良い読切だったと思うので次回作に期待。

●夜桜さんちの大作戦 256話

結婚披露宴を前に指輪をなくしてドタバタの太陽!
あっちこっち探して回る中であらゆるキャラがチラリと登場してて嬉しいね。
宇佐とかいたな〜!ってなったし、白骨島(はっこつとう)編のアカイ・アオヌマ・クロサワ・チャチャとかエグい久しぶりなんじゃない?
ランドとネモ(双子の同級生)とかもいたな〜!って。結局そこまで出番なかったね。
結局指輪は凶一郎のもとに。冒頭の回想で出てきてたから容疑から外してたけどよく考えたら現在時間軸で出てきてなかったわ。それに太陽が指輪失くしたなんてことになったら真っ先にシバきに来そうなのに来てない時点で怪しかったか。
まずは「命」の話から。
結果として太陽に使ったけど百に使う可能性もあったというのは先週言ってた通り。だから実は双子が回り回って凶一郎の命を救ってるという話あるんだよな。
そこから繋がって凶一郎は太陽のことを実は最初から認めてくれてたという話に。
そう、第一話で太陽が凶一郎の糸を力づくで突破したのって今考えると絶対できるわけないんだよな。正直長期連載で凶一郎のスペックが盛られまくったゆえの歪みだと思ってたけどそこにちゃんと理由がつくとは。それもこの物語にとってかなり重要な理屈で。
そうか……凶一郎、実はそんなに最初の最初から認めてたのか……
礼を言う太陽に対し指輪飛ばしと毒舌で返す凶一郎。相変わらずだぜ……と思ってたら……
「太陽 六美を頼んだぞ」
いや、もうこんなんさあ……!
太陽と凶一郎の関係性の極致も極致じゃん。
凶一郎も面と向かってこれを言えるようになったのか……というのと、太陽もとうとうこれを言ってもらえるほどになったのか……というのが両方ある。感慨深いな……これが出たらもう物語は終わりよ。
そうしてラストにはいよいよ結婚披露宴、「桜の契り」開宴!
次回後編やってその後で最終回って感じかしら。
綺麗な幕引きになりそうだ。

●悪祓士のキヨシくん 26話

引き続き温泉合宿!
アカリさんの鬼コーチぶり楽しげでいいねえ。
「違う違う!!そうじゃない!!」
こないだのハンタに続きキヨシくんでも鈴木雅之。
男子風呂を挟みつつ光の騎士団のみなさんとサカキさんの作戦会議。
鉄血の騎士団(サングイス)はあとあと合流するらしい。
まだ見ぬ最高位悪祓士"黒鉄"……仄めかしてくるねえ。シルエットからして女性の可能性もある?
中盤には卓球修行を終えたキヨシとアカリさん。
名実ともに相棒であろうとするアカリさん、ここの一連のくだりで一気にヒロイン感上がった感じあるな。
ちょっとエッチなからかい方してくるのもお姉さんヒロインならではでいいね。
その後は楽しかった温泉合宿も終わり解散の流れ。
キヨシ、随分恥ずかしい事言っちゃってあらあら……
ネハン&ジャック=ジョーもしっかり聖剣さんに稽古つけてもらったようで、活躍が楽しみだね。
みんな帰るのかと思いきやキヨシとサカキさんだけは居残り。
2人が残って何をするかというと……実戦!!
卓球で身に着けた戒力のコントロールを戦いの中に落とし込むと。
キヨシvsサカキが見られるのはアツいねえ!
ラストページのサカキ&イッチカ=バッチカ、構図かっけぇな……

●逃げ上手の若君 185話

冒頭は撤退することを決めた時行たち。
香坂、初登場時怪しいって思ってたけど普通にいいやつだな……メンタル強いし……
で、仲間を少しずつ逃がすための策が前回ヒキの太鼓。
時行と宗良親王がヘッタクソな太鼓を披露………って雫と亜也子のくすぐりエロすぎじゃないか!?
こんなのまるで机の下で咥……ねえ!??
中盤には弧次郎の本当の父親の話。
正体もすでに死んでいるということも思いのほかあっさり明らかになったな。まあ今の弧次郎には関係ないから逆にいつ明かしても関係ない→タイミングの合う今のうちに って感じなのかな。
こうなると「他人な感じがしない」って言われてるシイナの出自も気になってくるけど。
後半は土岐頼遠が満を持して到着。
着くなり貞宗殿をゴンとやってて相変わらずの傍若無人ぶり。
で、時行たちの城を落とすため早速の人間爆弾炸裂。登場シーンでハシャいでた善四郎が弾に……まあ正直そうだろうなとは思ってたよね。
ただ善四郎の犠牲も空しく城は既にもぬけの殻。じゃあずっと鳴ってた太鼓は!?と確認しに行くと固定された鹿が蹴り鳴らしてただけだったと。それでも違和感を感じさせないためにあえてヘタクソな太鼓を見せつける必要があったんすね~!
この隙に時行たちは全員逃走成功……と思いきやラストにはまさかの背後から狙いをつける時行!
書き置きを覗き込ませてる間に射るというのは中国の史記でそういうのがあるらしい。ほー。
てか頼遠ここで倒すつもりなの!!?
それは完全に予想の外だった……だからこそか。
早速貞宗殿に教えてもらった夢想矢来るー?

●魔男のイチ 16話

反世界の魔法と相対するイチ。
一方でイチの名乗りをガン無視しておっぱじめた反世界さん。
「轢変進軍(ランスマン)」
デザインも不気味でおどろおどろしいし、スケールのデカさと世界を変滅させる滝のような謎汁が怖すぎる。
顔の異形感とかたくさん並んでる構図とかちょっとチェンソーマンっぽさもあるよね。
ヤバさに具体性が伴ったことでさらに段違いの緊張感が出た気がするな。逃げ惑う一般人の描写、あまりに嫌すぎる。
そんな中でも「狩りてぇ」
と逃げるどころかギンっギンのイチ。やっぱこいつやべーわ!でもイチってそうなんだよな~!
そうして繰り出されたのは
"ウロロ特化 氷鮫(ウルワシ)"!!
氷の鮫が無数に集まって一体の大きな鮫を形作ってる。
スイミーみたいって思ってたら目の部分の鮫だけ色が黒くて「スイミーじゃん!!」ってちょっとほっこりしちゃった。全然ほっこりしてる場合じゃないんだけど。
ラストには氷鮫の突撃、反世界の魔法さんに激突。
だけどまあこれでやれてるわけはないので問題はこの後どうなるかだな。昏睡したらおしまい……なのかな……?デスカラスさん乱入ある?

○ひまてん! 24話

林間学校ヌルッと終わった!??そんな……叶さんのターンは……!?
林間学校から帰ってきて今回は久々に家政夫の話。
初期に決めた家事代行の内容をもう一度話し合う……と。
殿一はひまりのことたくさん知ったからより応援してあげたい=より幅広く家事を代行したいし、ひまりは逆に殿一への信頼が生まれたから前より多くの家事を任せられる……と、互いの関係性がより深まったからこそのイベントって感じがして良いね。
逆に殿一のことちょっと気になり始めたから洗濯は無理になったという。こういう変化もちょっと面白い。
てか家守流さば定食普通にめっちゃ美味そうだな!?飯テロやめてください!!
「思ったら口に出すことにする」のデレも可愛かったね。長編終わりのほっこり落ち着く箸休めみたいな回でした。
てかSNSに料理の写真アップしたら「それ作ったんですか!?」ってコメントの返信に困らね?どう誤魔化すんだろ。

○願いのアストロ 35話

世剣家第8養子、シカバ登場!
前回から謎だった「ABR」について。
ABR……アストロバトルロワイヤルとはシカバが主催する大会とのこと。
シカバ、前回は飄々としてるけどいいやつなのかな?って感じだったけど今週一気にろくでもねー!!ってなったな。
でも能力のおかげか身体を自由に変形させてコミカルに動き回ってるのは見てて楽しい。
「くだらねー」
と一蹴するヒバル、めちゃくちゃ真顔で一切動揺してないのカッコいいな。攻撃カスって血まみれだけど。
さらに第9養子のタイラも登場。ABRの黒幕出すだけならシカバだけで十分なはずだけど、もう一人出てくるのは何か意味があるのだろうか。
その後はもう一度シカバとのぶつかり合い。変形して攻撃かわされるし仕込み杖で殺されかけるしシカバの方が一枚上手な感じだな。
ABR、優勝すれば暁鑛も手に入るしヒヨヒコの妹も返してもらえる……ってヒヨヒコ妹はニセ不死鳥が攫ったんじゃなかったっけ?なんかドサクサ紛れに自分のものにしてんな!?
ラストには早速3日後、横浜ポートスタジアムで大会当日。
荒くれ者大集合してて治安悪いけど賑やかで明るい雰囲気!漫画として読んでる分には楽しそうだ。
バトルの大会といえばトーナメントだけど、バトルロワイヤルと銘打ってるしトナメは無さそうかな?

○キルアオ 83話

新キャラ、犬飼カケルのキャラ見せ回。
冒頭の回想を見るにカケルがガキンチョの頃からしごきまくってたっぽい。これ次号からのサカデイの話と被りそ〜。
犬飼は校長を排除するため新たに遣わされたと。もうノレン転校させた方が早くない?とも思うけどまあノレンが大人しく従わないか。
で、ハードボイルド時代の十三をめちゃくちゃリスペクトしてるカケルが、中学生活をエンジョイしまくってる十三を見て大ショック。
「元伝説の殺し屋が中学生になって学生生活をエンジョイ」という建て付けに読者がすっかり慣れたころにその特異さを思い出させるカケルの立ち回り、ちょっとイイね。大カピ十三は「は???」って思ったけど。
前回のヒキではカケルめっちゃ怪しいな二重スパイか?って思ってたけど普通に悪いやつじゃないっぽい?
終盤ジョニーにいきなり攻撃仕掛けたりかなり危うさもあり……だからこそそんなカケルの手綱を握ることで十三の新たな一面が見られるかも!ってことだと思うけど、正直ここ最近の割とピンチな推移をひっくり返せるジョーカーになるキャラにはあんまり見えないなー。悪くはないんだけどね。悪くないキャラで話数使ってられる場合なのかなみたいな余計な心配をしてしまうな。

○鵺の陰陽師 80話

藤乃家に向かおうとする学郎の前に今度は辻田が立ちはだかる。
回想では辻田視点でのこれまでの学郎。
「オモロくてお人好しで頼りなくて年上な 王子様」「ウチにとってとんでもなく都合の良いキラキラした存在」
まさか初対面の時からすでにむちゃくちゃ好感度高かったとは……
なんかそれ踏まえて辻田登場エピソード読み返すと全然味わい変わってくるぞ!?
そんなわけで学郎のことを実は初期の初期から好きだった辻田が藤乃家にカチコもうとする学郎に待ったをかける。
代葉が「大嫌い」って言ってた━━ってのを聞いて即座に「そんな言葉使うてまで遠ざけようとしたのに」って、ここでは自分の想いというより代葉の想いを慮って言ってる感がある。でもその後の「すっ 好きやからですか?」はちょっと自分の気持ち。
あらゆる向きからのアプローチでなんとか学郎を止めようとしてて涙ぐましい。そして……
「じゃあウチの気持ちはどうなるんですか」
「ウチはガク君の事が好きです! もしガク君が死んでもうたらウチは立ち直れんかもしれません!」「好きです!行かんとって下さい!絶対行かんとって下さい!」

言っ……言ったッ!!
ただ辻田もできればこんなところで告白したくはなかったよなあ。絶対に願わくばもっとロマンチックなシチュエーションでしたかったはず。それでもここで告白したのは告白というカードを切ってでも学郎をどうにか止めたかったからなんだろうな。なのにそれでも学郎は止まらねえんだ……ほんで辻田は辻田で学郎のそういうところを見て決定的に好きになったわけだから……辻田、詰んでない?なんてかわいそうな……
肩掴まれて思わず「ぎゃあ」って声あげちゃう辻田かわいい。普段は強気だけどこの臆病さが辻田の本質なんだよなあ……(後方腕組み)
「必ず藤乃さんと二人で帰って来る だから安心して待っててくれ!」
学郎もこの返答っすよ。カッコいいなあお前……!辻田に対して最初はあんなにオドオドしてたのに、今では告られてもこんなに堂々と応対して。
「…っ 何ですか 恐れないでて」の直前の1コマの辻田の表情、あまりに良すぎる。
「結局ガク君は 誰のピンチでも助けに行くんですね」
「かっこええですよ そういうとこが」
「うう 最悪や…全然冷めてくれへん」
明確に失恋したわけではないんだけど擬似的な失恋描写としてあまりに美しすぎる。
"そういうとこ"を好きになっちゃったからというどうしようもなさ、いずれ冷めると思ってた恋がこんな時に限って冷めてくれないつらさ……
感想見漁ってたら「っなんやこの黒いの」って辻田は学郎が影を操って戦うというめちゃくちゃ基本的なことすら知らないくらい学郎と並び立てていないんだなあ……って言ってる人いて「そ、そんな……あんまりだ……!!でも……確かに……」ってなっちゃった……
学郎が辻田のもとを去った直後には懐から烏天狗が登場。
「素晴らしい!私め極上の出立に悶え苦しんでおりました!」
余韻わい!とはなるけど、正直読者の気持ちも烏天狗と完全に同じだから何も文句言えないんだよな……
てかこの登場シーンの烏天狗の表情めちゃめちゃエッチだな……烏天狗、このキャラ性なのに自身もスケベだから気持ちがバグる。
まあでも完全に学郎一人じゃないっていうのと気配消しの力が使えるっていうのは心強いね。気配消し効かないかもって言ってるけど無いよりはね?
その後は烏天狗の案内で藤乃家の紹介。
二大旧家、武力の菅家に対して財力の藤乃家……さらに陰陽寮よりもデカい屋敷とは、陰陽寮に隠れて独立でなんか企んでても全くおかしくないじゃんね。
そんな藤乃家に烏天狗の案内通り地下から侵入しようとする学郎。潜り込んだ地下には……いきなり異形のバケモンがウヨウヨ……!?
これ藤乃家が生み出した何かなんですか……!?いきなりキナ臭すぎるだろ……!!もしかして元人間だったりします……?
洋七はラストお手本のようなオスガキっぷりだな。お前が失禁しろ……!

○超巡!超条先輩 44話

カードゲーム回!
新キャラ、超条先輩のカードの師匠・寿(ことぶき)ダンが登場。
序盤から28歳なのにカードの大会で全国を飛び回ってることを「ヤバ…」みたいな扱いされてるけどわたしも全然それと変わらない(12月は大会で愛知と大阪に行った)のでモロに流れ弾が突き刺さったぜ……
過去エピソードを受けての「洗い切れよまだ汚ぇぞ足」キレキレで好き。
後半はダンのホビアニテンションに合わせるかのように悪のカードゲーマー集団CUZU(クーズ)が登場。超条と対決する展開に。
めっちゃコテコテの悪者なのにテキスト確認のくだりとか「対戦ありがとうございました」とかカードゲーマーとしての礼儀はちゃんとしてて笑った。
あと最終デュエルじゃなくて普通に逮捕ってのも面白かったね。言われてみればそりゃあそうだ。
ダンがせっかく出た割には後半CUZUと超条の話になってたのであんまり目立ってなかった印象。
ポンちゃんローボがずっとクソつまんなそうな死んだ目してたのは面白かったな。ツッコミひとつひとつが冷えに冷えてんのよ。

●白卓 HAKUTAKU 14話

前半は日隈と赤嶺。
赤嶺さん、動物にめちゃめちゃ懐かれる(良いハンター?)のと、日隈たちが持ってきたゲームがARゲームだというのを状況証拠から的中させるのとでWで得体の知れない凄みを演出してきた。
それぞれ方向性の違う演出でより多層的に赤嶺さんの凄さにハッタリ効かせてる感じがあって結構好きだな。
後半ではハイドアウトプランの売り込みをかける能登の前に立ちはだかる本庄さん。
この場所でしか遊べない未完成品は審査の条件を満たしていない──とする本庄さんに対して1分間のプレゼンを申し出る能登。
プレゼン内容的にはまあ普通にゲームの内容を紹介してるだけなんだけど……
実際にゲームでこういうのが作れますというのを実際飲ん立体物として作ってきて見せるというのはゲームショウの出展みたいでインパクト大きいだろうね。
本条さん含む審査員のみなさんもテンション上がってる。
プレゼン自体も能登が最初に提示した通り1分以内で、本条さん的にはそこもかなり大きな加点だったっぽい。
プロ意識を認められ無事ハイドアウトプランも審査の俎上に。ようやくスタートラインだ。
ただ正直本条さんが言っていた「審査員が揃うタイミングを調べ上げそこでしか遊べない─私はそれを未完成品と判断する 条件不十分だ」という件については何も解決してなくない?って思ったんだけどそれはいいのかな。どれだけゲーム自体のプレゼンが素晴らしかったとしても遊べる時と場所が限定されたゲームという部分を解決しないとどうにもならない気が。どれだけ中身が面白そうでも手塚賞にネームだけ送っても選考対象にはならなくない?っていう。
本条さんはそれっぽい理由をでっちあげてただけで本当はプロ意識を持って食い下がってプレゼンしてくるかを試したかったってことなのかな。
にしては本条さんの理屈が真っ当すぎたのでそこがスルーされてるのにちょっとモヤっとしたかも。

◇次号
週刊少年ジャンプ新年6・7合併特大号

表紙&巻頭カラー
SAKAMOTO DAYS
アニメ放送開始記念!シンと坂本の過去も気になる気になる。

センターカラー
カグラバチ
あらすじがふわふわすぎる!酷い時のワンピのあらすじより酷いぞ。

アオのハコ
ユメカとの決戦。決着までいく?

読切 こちら葛飾区亀有公園前派出所×超巡!超条先輩
まさかのコラボ。なぜかこっちまで恐れ多い気持ちになっちゃうぜ……

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