見出し画像

【#WJ49】週刊少年ジャンプ2024年49号感想【寿司いくら】

アンケ1:鵺2:アンデラ 3:超条先輩



ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。
毎週火・水曜22時からの配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ!
↓配信アーカイブ
【#wj49】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ49号の感想を語り合おうぜ!前半戦!【時行VS貞宗最終決戦!!


【#wj49】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ49号の感想を語り合おうぜ!後半戦!【学郎カッコよすぎるゥゥアア!!!】


●逃げ上手の若君 179話

表紙
小笠原貞宗編開幕記念巻頭カラー!ということで。
それってカラー貰えるくらいメモリアルなんだ……
表紙は美しく刀を構える時行。
全開ラストで2年経過してたしちょっと今までより大人っぽいね。色気がすごい。
付録
おじさん大集合シール……もう企画の勝利というか存在だけでめちゃくちゃ面白い。
普通なら誰が欲しがるねんだけど逃げ若だったら需要あるんだよなあ……
明らかに貞宗殿の採用数が多いのも笑う。
ラスボスの尊氏や超メインキャラの頼重を抑えての圧倒的1位だ。
巻頭カラー
信濃で過ごす少し大人びた時行からの現パロ見開き。
メイドに制服にみんな可愛い。雫メイド服似合うな~。
シイナはエロすぎ。さすがのお色気キャラだ。ほとんどの読者はシイナのエロい服装に気を取られて現パロなのに戦闘用の爪を着けているのに気づかない
あとさりげに夏の絶対領域もめちゃくちゃスケベじゃない??
本編
冒頭はすっかり回復し逃若党にも馴染んだ魅摩。
まああんな目に合わされたら道誉が何言おうが「何言ってんだコイツ」ともなるわな。
嘘手紙で踊らされまくる道誉おもろい。まあ魅摩への仕打ちを考えるとこれくらいのお灸で済んでるのは優しすぎるまである。
「ミま」の件についてはかなり有名な考察だったってだけで本編で触れられるのは初なんだっけ?やっぱ元ネタは「ミま」だったか。
で、冒頭で言っていた通り温泉入浴シーンも!
当時の常識として入浴は着衣のままだったらしい。とはいえ濡れてピタッと布が肌に張り付く感じは普通にえっちです。
ヒロインズの牽制しあいも微笑ましいね。
その後、1340年には宗良親王を信濃の城に迎え入れ、同時に貞宗どうしようねの話。
頼継は貞宗に恩があるとのことで力は貸せないとのことで。
回想の貞宗、敵ながらいまだに頼重に心から敬意を払っているの本当に好感が持てるキャラだなあ。
それに対して「打算だろうが恩義は恩義」とする頼継の精神性も気持ちいいし、涙ぐむ時行もじんわり良いね……
そして終盤にはその貞宗。
老いもあるのかくたびれた雰囲気で
「信濃守護もいい加減疲れたわ」
なんて思ってたくせに北条時行の名を聞いて
「また貴様か小僧ォッ!」
ってむちゃくちゃテンション上がってるの良すぎる。

時行好きすぎだろこのおじさん。読者みんなはこのおじさんが好きだよ。
貞宗との戦いに備え力を蓄える逃若党……時行だいぶ筋肉ついてたくましくなったな……それはそれとしてエロいけど……
ラストにはいよいよ始まる時行と貞宗の最終決戦、大徳王寺城の戦い。
やっぱり貞宗殿ウッキウキで可愛いなこのおじさん。

●あかね噺 133話

引き続き過去編。うらら師匠の年齢はやっぱ気になるよな……
てか回想の人物はやっぱりお母さんとかじゃなくてうらら師匠本人なんだ……
回想では蕎麦屋で働く若かりし一生。
「アンタの"それ"は蕎麦じゃない」
一生はまだ人生を捧げられるようなものと出会っていない……女将さんすごくちゃんと一生のことについて考えてくれてんじゃん……
「街も人も変わっていくのに俺は──」
ここの若い時分での悩み、風景、『明日があるさ』──全てが「あの頃」って雰囲気ですごく良いな。その頃知らないのに。

昭和のにおいがムンムンする

中盤からは前回追い払ったヤクザが親分を連れて再度襲来。
めたくそに強い上にグラサンの奥の目ぇ怖すぎる。
それに何より志ぐまが既にボコられてる絶望感。これどうしようもなくない……!?
となっていたところにツケで蕎麦食ってたオッサンが突如登場。何者……!?
と思っているとヤクザの親分がまさかの平伏。
あの親分をして溺愛してる様子だった息子を躊躇なくぶん殴らせるほどの存在らしい。
「ラバウルぶり」「命を救って頂いた」って言ってるし、第二次世界大戦中ラバウルの戦い(現パプアニューギニアでの戦い)で何かあったんだな。
とりあえずヤクザの件は一件落着し、落ち着く間もなく一生と志ぐまが招かれたのは「弥栄亭寄席」!!
そしてオッサンの正体は後の師匠・柏家生禄!!
昼行燈のちゃらんぽらんに見えてその実は得体の知れない大物ってそんなん好きになっちゃうじゃんね。
二人の落語と師匠との出会いのエピソードとしてとにかく鮮烈だったなあ。
師匠、既に格が高くてかっけえ人物だわ。

●SAKAMOTO DAYS 188話

まずは久しぶりの坂本サイド。
トーレスに何度も挑戦して修行、すでに5回目の敗北ってのはインパクトあった。
坂本とトーレスが歩いてるところに葵さん。
こんな奴の目の前に出て来て危ない……!!と思っていたらスッと食卓に案内されて「!?」ってなった。
坂本さん曰く「だってお前金にならない殺しはしないじゃん」とのことで一応葵さんと花ちゃんは安全っぽい。
トーレス、料理をする葵さんを見て驚愕→紙飛行機作る花ちゃんに驚愕──までは「ああ、裏社会でずっと生きてきたから知識が偏りまくってるんだな」(紙飛行機は知らないけどF-117Aナイトホークとかは知ってる)って感じだったけど「え!?坂本もそこそこできるの…!?」は普通に笑っちゃった。そういうリアクションするんだトーレス。
その後直接本人に言うけど坂本からしたらなんてことなさすぎて噛み合ってないし。
「あの…帰れ」言い回しおもろ。
終盤はシンサイド。
先週占い師のフリして天弓の手綱を握るって言ってたのに
「(殺すかもしれないのが)坂本太郎の妻と娘です!」
でブチ切れて全部ポロっちゃう展開。こんなすぐ占い師のフリやめるなら前回のヒキはなんだったんだよ!
両方の軸で話の展開に変化をつけてきたけど良い変化になるのかなあコレ。

●魔男のイチ 9話

"氷鮫の魔法"の試練。
内容は【氷鮫を美しく飾り付けること】。
この「美しく」ってのがなかなか厄介で、氷鮫の胸先三寸でどうとでもなる感じ。
クムギちゃんはごく真面目に綺麗に飾り付けようとして惨敗。
デスカラスさんは精神論を説こうとしてバッサリ。
その後も色々やるけどうまくいかず最後はイチの手に。
「やってみたいことがある」
ま~たろくでもないこと思いついたなこの男は!って風でちょっとワクワクするね。
で何をするかと思えば雷狐の魔法再放送。からの氷鮫の体内に侵入して三枚おろし!
これは……もしかしてこないだ配信でちょっと予想してた「氷鮫が音を上げるまで痛めつける」いわゆる永遠の悪魔戦法なのか!?
今回で「合格か否かの判断は氷鮫の判断次第」ってことが繰り返し強調されてたのは「氷鮫にどんな手段でも合格と言わせる」に辿り着くためだったってこと……!?
「飾り付け」については刺身にして舟盛りにすることで達成しようとしてる感じかな。

●アンデッドアンラック 229話

冒頭はビリー&テラーvsウォー。
1ページ目のビリー、前髪がめくれてるせいでちょっと生え際ヤバく見えるな。
ここの戦闘は"戦争"を冠するだけあってめちゃくちゃ激しい。
地雷に対してビリーは不変球でガード、テラーはこのダメージも不通で通ってないのかな?
サウンドリフレクションは何で何をやってんの!?って感じだったけど、前ループの組織vsヴィクトルの時のタチアナとのコンビネーションのセルフオマージュなのは分かった。
「お前は勘違いしているよ 戦争にもルールがある」
ジーナvsチェンジもそうだったし今週後半のソウルに対してもそうだけど、理の主であるUMAたちに否定者たちがヒトだからこそ知ることができた大切なものをUMAたちに突きつける形になっていくのかな。
「誰かの為にたった一つの〜」
のところ、先週よりもファンが老けてる……
このまま前ループ初期ファンみたいになるのも文字通り時間の問題か。
中盤にはいったんアン風を挟みジュリアたちvsソウルへ。
なんかもうジュリア以外壁にめり込んでるしいまだ抗うクリード、ニコ、そしてトップも瞬殺。さすが一席は伊達じゃない……よく見たらしれっとこのシーンですでにみんな魂の糸が出てるな。
諦めず立ち向かうジュリア。土壇場で魂がワッと溢れ出てソウルとの攻防が成立。
ここで助けに来るシェンムイ。タイム戦で不真実使ってないねって言ってたんだけどここで使ってる。それでもジュリアへの攻撃が止まないのはやっぱ前ループシェンが言ってた通り強えやつは思考が速いからってことなのかな。
ただそのシェンムイでさえも一瞬ソウルの注意を逸らすための布石、本命は飛来してくるアンディの頭部!中盤のシーンはそういうことだったのね!
ヴィクトルを知るため、ヴィクトルと語り合うためアンディと接触を試みるジュリア。
を止めようとするソウル。
円卓Ⅰ席の位置にいるソウルがⅩ席の位置にいるジュリアを攻撃するの、なんとなく寓意的な気がする。
とここでイチコが魂の鎖でソウルを妨害!イチコが魂操作に長けてる設定活かされるのは予想外だったなー。戦闘に役立つキャラじゃないと思ってたので意識の外だった。
シェンムイ→アンディ→イチコと畳み掛ける流れアツい。
ただイチコの設定とか結構な割合の読者が忘れてそうであんま伝わってなさそうなのが不安だ。こんなんわたしが不安がる必要はないんだけども!
前ループではヴィクトルをアンディにするため風子がリメンバーを額に突き刺してたけど今回はアンディをヴィクトルにするためにジュリアがフィエルボワ(剣)を額に突き刺してて対になってる。
ご丁寧にジュリアが剣突き刺してる場所も左右逆で対照だ。
まんまとジュリアとヴィクトルの接触を許してしまったソウルさん。
不正義発現しちゃう〜〜って感じなんだけどもうひとふんばり格の高いところを見せてほしいな。

○アオのハコ 171話

サブタイと合わせてめっちゃ煽られてるみたいな扉絵だな……
本編の内容的にもちなっちゃん高みの見物って感じ。
本編はメガネの失恋を慰める大喜と雛ちゃん。
行動が遅かったせいで好きだった人取られるみたいなのは恋愛においては共感度合い高そうだな〜。
それにしても寝取られイメージで発狂する大喜が公式に見られるとは。(厳密にはBSS)
「1人の人に 下の方にも感情を持っていかれるんだって驚いてる」
ここちょっと下ネタっぽく聞こえるな……
大喜の励まし、体温の話は「はぁ」って感じだったけど「ご飯ならいつでも一緒に食べるからさ」は等身大の励ましでいいな。
その後は大喜がいない間に雛ちゃんとも失恋の話。
「蝶野さんはもう諦めついた?」「当然でしょ」
なんて真っ直ぐな目……
強ぇ女だ……
「他にもきっといい人がいるよ」
自分にも言い聞かせてるようで切ない……美しい……
その後菖蒲ちゃんを見て笑う匡の表情。
吹っ切れた表情にも、それでもやっぱり好きの表情にも取れるな。対極だけど。この二人の恋愛模様はこれで決着なのだろうか。
最後は晴人大喜のバドから千夏のウインターカップでスポーツ軸のストーリーに入っていく予感。スポーツ軸……興味持てないんだよな〜。

◇ONE PIECE10問10答

ワンピが休載の間の特別企画。
そんなん聞いちゃうの!?って感じの踏み込んだ質問も含む10の質問に尾田っち直々に回答。
ぶっちゃけ結局ふわふわした回答も多くて、そこはわたしは「ああ、尾田っち的にも別に決めてないとこなんだな」って思った。
一方でQ8とQ9はかなり具体的に答えてくれてる。
世界徴兵による国の防衛力の弱体化からの革命成功はなるほど。
ロッキーポート事件については長くなるとか言わずに描いてくれよ!?完結まで+5年とかしてもいいからさ!
てかロッキーポートって港じゃなくて船の名前だったんだ。

○カグラバチ 56話

センターカラー!
スーツ姿でクールに決めたハクリの扉絵。
この仮面姿でスーツだと京羅を否応なしに思い出しちゃうな。ていうか京羅と同じ格好かこれ。
瞳の色からしてやっぱブルーがイメージカラーってことなんだろうね。背景もブルーだ。
本編
扉絵あんなかっこよかったのにアヘ顔で速攻ブッ倒れるハクリで笑った。
敵の凄まじい物量に漆羽さんも限界が近い。
ここで座村さんと巻墨の出会いの回想。
最初は相性と主従関係だけでの関わりだったことが分かると、回想明けのやりとりでの信頼関係がより際立つ。あの頃からどれだけ互いに信頼を育んでいったのかに想いを馳せちゃうな。
ただこういうの来ると巻墨のみなさん死ぬのかなって思っちゃうよね。カグラバチに出てくる小隊、壊滅しがち。
「全員で生き残るぞ」とは言うものの、巻墨としては座村さん(と漆羽さん)には転送の陣で離脱してほしいわけで。でも座村さんは自分からは絶対陣に乗ってくれない、どうする……!?
とここで漆羽さんがとった行動は「一際目立つ殺気を放ち座村さんを誘きよせる」。またリスキーな選択でかっけえなあおい!
その甲斐あって無事契約者2人とハクリを戦場の外へと転送完了。
仙沓寺に戻ろうとする座村さんと引き留める漆羽さん。
「契約者の命は特別重いんだ」で客観的に見ても漆羽さんが正しく見えるし「奴らがただ"道具"として命を捨てたように思えたか!?」で感情的にも漆羽さんが正しく見える……
でも座村さんの「"理屈"じゃねえ」ってのも理解できるんだよな……
漆羽さんは仲間が犠牲になってくれてる以上生き延びなきゃいけないって思いも強い。
とここで座村さんの手を掴んだハクリ!!
血を噴きながら、いろんな汁を出しながら……満を持しての妖刀"飛宗"呼び出し!!
「鴉」
真っ直ぐな刀が描かれた右側と鴉の羽でグチャグチャになった左側……この静と動たまらんな。
ラストには無数の羽を纏いながら納刀する座村さん。むちゃくちゃかっこいい……
そういえばカグラバチの前の外薗先生の読切、『ロクの冥約』もこういう鴉の羽を纏って戦うアクションあったよね。やっぱ画面がキマるな〜。
飛宗って名前的に能力のモチーフは鳥なのかな。細かい内容も気になるところ。
あとハクリはちゃんと妖刀呼び出せたわけだけど、ただでさえ回復しきってないところで無理して呼び出して仮面も割れちゃってるから何かしら今後の運用に後遺症が残りそうだよなあ。

○ひまてん! 17話

前回言ってた通りカンナの部屋に臨時で家政夫に入る殿一。
「いい感じのお部屋だね!!」あまりにも虚無すぎるだろこのコメント。
その後はカンナの㊙ボックス。
どう考えてもエロ本およびスケベグッズやんって思ってたので少女漫画が出てきた時はデカい溜息出ちゃった。日和ったな……
執事モノ好きなのが恥ずかしいというのはまあ分かるけども。
荷解き完了後は「とてもいい感じです!!」虚無コメント返し。
ただ「女の子の家に来て …もう帰っちゃうんですか?」
はちょっとドキッとさせるセリフ。いいじゃんこういうのこういうの!
さらに最後には入浴シーンでサービスもしていて偉い!
……のは偉いんだけど紙の本持ってお風呂入ってるの気になるな~~!!
絶対ふやけると思うんだけどこんなことする!?
(配信でもらったコメント曰くやったことある人自体はそこそこいるっぽい。はえ〜…)

○願いのアストロ 28話

テラスvs風のアストロを使う爽。
テラスの能力が盾だから防御一辺倒で、そこから工夫で一歩抜け出てほしかったけど結局守って守っての相手の自滅待ちか〜。
時間稼ぎしたりしてそれを自分から狙いに行ってたのは賢かったけど、カタルシスはどうしても薄いよね。
運良くギリギリ間に合って勝ったけどもっと早く爽が全方位攻撃繰り出してたら負けてたし、ちゃんと敵を攻略した感はあんまりなかった戦いだった印象。
あとただでさえ爽の過去可哀想なのに過剰摂取で超ボロッボロになってて後味悪めというのもある。
まあテラスは盾出す能力だから取り回しムズいよな〜とは思ってたけどやっぱりクランの戦いは超えてこなかったなあ。
ラストは大将戦、ヒバルvs氷室。
飛びかかって片腕取るアクション、氷の破片での賑やかしもあって見応えあってカッコいい画面だな〜。
ヒキもヒバルの不敵な笑み、氷室の更なる奥の手とどちらもまだ余裕がある雰囲気でこれもカッコよくて次回に期待が持てるね。
あとここまでそれぞれ1話で決着つけてるテンポの良さも何気に偉い気がするな。

○白卓 HAKUTAKU 7話

瀬尾くんを勧誘する回。
やっぱり素直にスッと仲間入りとはいかなかったか。
スクーターで逃走する瀬尾をLUUPに乗って追う能登。別に法で禁止されてるわけじゃないんだけどLUUPの可燃性を考えたらあんまそういう描写はしない方が……と思ったのは老婆心が過ぎるか?
身一つで追おうとしてすぐ限界が来た日隈。まあもともと運動もそんなにしてないだろうしそりゃそうだ。
そこで出会ったのは公園での遊び方を変に凝ろうとしている女の子瑞季ちゃん。
ちょっと日隈とタイプ似てる……?と思ったら日隈のアイデアで衝撃受けてる様子。クールっぽい子がこういうリアクションしてるとなんか好感度上がるよね。
で、詳しく聞けば瑞季ちゃんはなんと瀬尾の妹……まあサブタイとか展開の流れからして分かってたけども。
善璽がゲームを作らなくなった理由、それは瀬尾家のゲームプランナーだった長兄が亡くなってしまったことによるモチベの低下。
あ、妹を養うためにバイトで忙しいからとかそういうのじゃないんだ。単純にやる気の問題?それならなんとでもなりそうな。
この設定からすると瑞季ちゃんが日隈と似たタイプに見えたのはプランナーだった長兄の真似をしてたからってことなのだろうか。
終盤には子供を公園から追い出すモブおばさんがポップ。
こういう人今どきはリアルにもそこそこいるんだろうなーという変に生々しい嫌さがあるな。
ラストはボールを使うなというお題に対して目を輝かせる日隈。おっ 何やるんだろ。
というところで7話──単行本1巻分が終了。
ぶっちゃけ今週で瀬尾くん仲間入りまでは行った方が良かったんじゃないかな~。
新人の新連載で仲間集めに話数かけるのは割とポピュラーな負け筋な気が。
あと毎週買って読むジャンプでのヒキとしては「おっ」くらいには楽しみだけど単行本1巻のヒキとしてこれを見て2巻も買おうってなるかと言われるとそれは正直微妙だよねというのも気になった。
個人的にもっと見ていたい作品だからこそ危機感もってアクセル吹かしてほしいと思っちゃったな。
新連載3連弾の内で唯一センターカラー貰えてないってのも心配だしね……

●読切 復活神ハンザキ

金未来杯エントリーNo.5!
作者は2021年38号『ゴーストインザ箱』などを描かれている大川カズヒコ先生。
今作はまんまゴーストインザ箱からのリメイク。設定まるまる引き継いで連載に進んでいけるように膨らましてる感じ。
主人公、鼓玉大吉と山椒魚の神ハンザキ大明神がひょんなことから出会って……というお話。
ハンザキはワルっぽいけど憎めないマスコット枠でまあキャラとしては悪くないかなあ。個人的にはちょっと狙いすぎ感を感じちゃったところもあるけど。
ただ大吉がイマイチどんな奴か判然としなかったし、爆豪っぽいいじめっ子ポジの馬場も序盤中盤でキャラがブレてた気がする。改心したラストで変わってるのはまだわかるけど。
四次元胃袋とかハンザキがスマホに慣れてるのとか、馬場がピンチになる流れとか、細かいところが微妙に雑なのも気になったかなあ。
ハンザキが「寂しかっただけなんだ…!」で自分と重ねてキリッとするとこは好きだったけどね。必殺技?を出す見開きも構図がかなり好きだった。
あとこれはゴーストインザ箱の時も言ってたけど設定的にどうしても破壊神マグちゃんと比べてしまうんだよね。そうなるとどうしてもキャラ強度とか納得感で劣ってるな〜というのが気になってしまった。
なので連載してるのが見たいかと言われるとそこまでかなあ。
個人的には今年の金未来杯は信号オールレッドに一票かな。

●僕とロボコ 208話

町おこしのためにバミューダ町のPR動画を作る回。
まさかの主役に抜擢されたロボコの喜びだけでまるまる1ページ使ってるけどそれやるだけの面白さあったなここは。
「本業を疎かにすることを謝ってる!?」すごい好き。
その後の会議パートはまあ言うたらフリで、メインは後半の実際できた動画の方。
登場シーンにタイトルロゴに「心・技・体〜♪」でシバかれてるセルにとドラゴンボールまみれ!
先週もダーブラ擦ってたし、宮崎先生さては最近ドラゴンボール読み返した?
「侵略しようとしたのに好きになってしまった町の方が魅力的」
不意に妙に一理あること言う時あるよなロボコ。
あと急な質問攻めとか唐突なスラムダンクとかも好きだった。
「住めないならば中二日で来い」いいね。"PR動画でそんなこと言っていいんだ"で言うとこれが一番かもしれん。
今回みたいに完成した何かにボンドが突っ込む相席食堂スタイルたまにあるけどテンポが良くておもろい回が多いな。

●しのびごと 8話

センターカラー!
アオイとヒバリ、2大ヒロイン。
表情の明と暗は恋しちゃったかどうかの差って感じするかも。
貴重な序盤のカラーを可愛い女の子での初見招きに充てるのは偉いぞ。
でもアオイちゃん金髪なの個人的にしっくりこないな~。なんとなく銀髪とかでイメージしてた。
本編
冒頭、ヨダカにりんごを剥いてもらうヒバリ。「へいヨダカ」とかちょっとちょけた言い回しは照れ隠しかな?目も逸らしちゃってかわいいね。
その後もヨダカが剥いたりんご見て「ウサギさんだ…」(さん付けかわいい)とか、お礼言おうとしてどもって結局言えなかったところとか、これまでのバーサーカーっぷりから一転してかわいらしいギャップがてんこ盛り。あざといぜ……(好き……)
ラブコメりつつ話題は三宅、ひいては抜け忍の話にスライド。
「対象(アオイ)の家族を殺したのは忍者だ」
うーむまたキナ臭い話になってきたぞ……
この犯人が作品通してのラスボスだったりするんだろうか。
場面は移り、公園にて新キャラのおじさんと三宅改めツバメ。
おじさんはツバメの上司の抜け忍でハチクマというらしい。
タバコきっかけで事故ったり、責任を部下になすりつけようとしたりマジモンのクズって感じが言動の端々から漂っている。これからもこの理不尽パワハラに晒され続けるあたりツバメもちょっと不憫に思えてきたな……
終盤は学校でのヨダカ。
良いようにパシられてるし、アオイといつも一緒にいるのは認知されてるけど恋人とは思われてない……と結構散々だな。
さすがのヨダカも軽く凹んでるところにアオイちゃんがカムバック。またドジこいてる。でも
「困ってたら助けるよ 友達なんだから」
は今のヨダカにはスッと沁み込むだろうな。
知らんやつにどう見られてようが本人に友達だって言ってもらえるならどうでもいいよね。
最後にはそれを受けてヨダカも
「アオイさんが困ってたら助けますから 僕も…!」
と。実際ボールやガラスから……どころか暗殺からも何度も助けておいてコレを今言うってのが順序逆転しててちょっとクスっとくるんだけど、同時にヨダカとアオイの関係性が少し進んだというか、ヨダカの方からも距離が近づいた感じがしてしみじみ「良い……」となった。
ドカンと大きな出来事があった回ではないけど、全体的にキャラの魅力がいい感じに出ていた回でした。

●HUNTER×HUNTER 405話

冒頭ヒソカから。当たり前のようにギャンブルバカ勝ちしとる。
キメラアント編でなんでヒソカいっちょ噛みしてこなかったのって割とよく擦られてる話題にまさかの回答が。
答えは「ヒソカは戦闘をセックスだと思っていて異種姦では興奮できないから」。
まあ……それならしょうがない……かな……?
こういう話してる時ほどヒソカってツラ良いよな。
で、そんなヒソカを見つめるヒソカがもう一人(!?)。
それは幻影旅団のボノレノフが能力で変身してたヒソカ。
なんなら服装からして以前の掲載の時にヒンリギと会話してたのボノレノフの偽ヒソカじゃん!
近くにヒソカがいるので団長の指示通り別人に変身してうろうろ。この姿は陰獣の梟さん。まさか陰獣の再登場があるとは……(姿だけだけど)
モノローグが「多分大丈夫…だよな…?」ってずっと言っててなんかおもろい。
ここ最近賢すぎるモノローグのヤツばっかりだったからなんか癒されるわ。
でも心の声聞かれた時に変身能力使って咄嗟に両方を騙くらかす機転があるのは普通に賢いんだよな。
これでも頭悪い方扱いなのハンタ世界の知能水準高すぎる。
ヒソカを殺しシャルナークとコルトピの仇を討つために団長は暗躍してるとのこと。
団長がヒソカを殺す前に皆が殺したがってるのは団長が明らかに無理をしてるからって話なのかな。
急に挟まれたリスノース氏、この人前に旅団過去編で旅団創設メンバーサラサを惨殺した犯人らしいね。
攫ってた犯人とイボやホクロが一致してるとのこと。じゃあこっちの復讐自体は終わってるのか。
でもヒソカの件について「今度こそ自分の手で」って言ってるってことはリスノース氏は別の人に殺されてたって可能性もあるな。
後半はノブナガたちとシャ=ア組。
戦った時のことを材料にエイ=イ組について考察。
一般人も手にかけていることから「全部を壊す」という目的と「念能力という手段を得る」ために殺してるのだというところまでスルスルと看破。
これを推理で辿り着けるように論理を組み立ててるのが地味にすごいわ。
これにはエイ=イと裏で繋がってるシャ=ア組若頭オウ=ケンイもビビりまくり。
「ヤバイぞ」言うてます。でも「ジョーカー」があるらしい。
終盤はそのエイ=イ組。
ドッグマンが能力で人探しをするらしいけどそのビジュアル悪目立ちしすぎじゃない?そこは大丈夫なんか……?
レベル上げをしてるのは左からクオロール、デモン、一番右誰だ…?ギャトーム?ベリゴル?
最後の最後は何か見た旅団3人。いつになくヒキらしいヒキだ。

●夜桜さんちの大作戦 249話

双子が脱走!
罠があるのは予知できたけど目の前に戦うみんなが飛び出してくるのは予知できんかったんかい!
……って思ったけど今週の話全部読んだらそれでも問題なかった(から予知も出なかったのかも)。
偽物がいっぱいいるから本物がいてもバレない→偽物を展開してる四怨嫌五にはバレる がそりゃそうじゃって感じ。納得感ある。
で、この2人から逃れるためにわざと自分から旦に気づかれにいく……ってそんなめちゃくちゃな!?
「予知では大丈夫って出てる」が強すぎる。
さらにひふみも「無限」で大活躍。マジの無限だから普通にチート能力なんだよなこっちも。
旦の技をひふみが自力で打ち破ったのを見た二刃お姉ちゃんは意外にも双子をこのまま行かせることを選択。
小さな子供って危険だから連れ戻したくなるけど、「子供の危険」を解体すると「判断能力が低い」「危険に対処する力が低い」が本質な気がしていて、前者はあるふぁの予知、後者はひふみの無限でどうにかなってるからあとは行かなければならない理由があるのなら行かせても問題ない……のかも。
兄弟たちが双子の脱走にすぐ気づいて、その上で冷静な判断の先に双子を信じたというのが格の高さと気持ちよさがどちらもありよかったね。
ここからは細かいことを気にせず純粋に双子の活躍に集中できそう!

○悪祓士のキヨシくん 19話

熾木さんvs幽田!
幽田、不気味な奴ではあるけど想像以上に熾木さんが強いのでだいぶ圧倒されてる。
熾木さんの能力、サイコロの出目の強さに応じたランダムな武器が出る……ってあまりにも気狂いピエロ(クレイジースロット)すぎるけど、使い魔?がギャンブルモチーフなのはデザインからして明らかだったし、シンプルにカッコ良いしで全然アリ。
どの数字が出たかだけじゃなくて役とかも考慮に入れるみたいだし、より幅を広げた能力に落とし込んでる感もある。
一般人を守りながらでも幽田を圧倒する熾木さんかっけえ。
「釣りはいらねぇよ」とか「コレで好きなモン食いに来な」とかカッコつけてるのに根っこがケチくさいのもクスッと笑えていいな。
「まだ間に合う戻ってこい」という熾木さんに対し手遅れだと言う幽田。
見るからに悪魔を身体に取り込んでるな……
「亜門術」なる技術らしいけど……亜門……太臓もて王サーガ!?
熾木さんも悪魔と一緒に戦ってるけどそれは魂を売ったのとはどう違うんだろ。
悪魔の力身につけた幽田に今度は圧倒される熾木さん。傘も貫かれピンチ……と思いきやここで456……!!
「死殺刀」、おそらく最強の武器だろうに細身でシンプルなシルエットの小刀なの逆にカッコいい。良い厨二魂を感じる。
キメゴマがばっちり盛り上がってイイね!
そして最後には4時44分、大魔王が降臨。もしかして幽田は熾木さんを引きつける囮役だったのかな。
次回はいきなりキヨシくんと大魔王の戦い……になるのか……!?

○鵺の陰陽師 73話

冒頭は学郎と弥月さん。
なんかわからんけどかなり侵食されてて一目でヤバそうなのがわかる。
でも弥月さんから学郎を呼びつけたというのはやっぱり吏童の嘘。
「弥月さんから自分にお話があると」だけで全て察してる弥月さん聡明だし吏童のこと分かってるなあ。
次は代葉ちゃんの回想。
藤乃家への恐怖で思わず握った手を力強く握り返してくれる学郎男前やな……
回想明けでは学郎と吏童。
まずは場所を変えるため吏童の現離結界を展開。
「瞼廓(けんかく)」
謎空間のデザイン、あまりにも厨二センス爆発してる……!!
だだっ広くてカーブした通路、流れ落ちる水流、不規則に突き刺さる黒い柱……
学郎はまずは代葉ちゃんを説得。でも代葉ちゃんは恐怖に震えながらも藤乃家に連れて行かれることを一応は自分の意思で了承してるわけだからね。一緒に戦ってはくれないか。
「坤」で絡め取られる代葉ちゃん、えっちだ……
代葉ちゃん的には自分が大人しく従うことで誰も争わず傷つかないようにしたかったみたいだけど、それで学郎が諦めるわけがないというのが抜けてたんだよな。
代葉ちゃん自身それに気づけたはずなのに、というのが「あ しまった 最低だ」に現れてる。
ここの代葉ちゃんの後悔と恐怖をはらんだ顔、良い描写だ。鵺の陰陽師は表情も強えよな。
そこからは学郎と吏童の一騎打ち。
吏童、式神も使えるのかよ……!いやよく考えたら副隊長クラスなんだから使えないほうがおかしいまであるんだけど頭になかったから「おおっ!」ってなった。
「黒縄白爪」
ところどころ黒くて歪な獅子のような式神、シンプルにデザインがカッコいい。
レスバもキマりまくってて、「何で藤乃家に加担するんですか」「理解出来ないか?元カノの為に道を踏み外すこの俺の姿を」(踏み外してるってのは承知の上なんだね…)「そうだ 分かるはずがあるまい 恋人は居ないと言ったお前に」
ここで恋人のくだりも効いてくるのかァ〜……!っていう。言い返しにくい言い方してくる。
さらに畳み掛けて問いかける吏童。
弥月さんの境遇、吏童の覚悟、それを踏まえて
「この憐れな少女に対して自分の命を犠牲にして この俺の信念を踏み潰し 己を通し立ち向かう覚悟が!価値が!あると言えるのか!?どうなんだ 答えろ!夜島学郎!!」
即答する学郎!
「藤乃さんにその価値があるかだって?」
「あるよ」
「あるよ!!当たり前だろう!!!」

カッッッッッコよすぎ!!!!!絶頂モンのカッコよさ。代葉ちゃんが
「夜島君にそんな現実を突きつけないで」
って思っちゃうくらい酷な問いかけだったのに、弥月さんの容体も吏童の想いも知っているのに、それでも「あるよ!!」とハッキリ力強く即答できるのは主人公すぎてヒーローすぎてなんかもう感服してしまった。
「当たり前だろう」ってのがいいよね。そんなことを聞かれること自体に怒りを覚えてるような。
うおおおおお学郎いっけえええええとなる一方で弥月さんが助からないのもそれはそれであまりにも辛い。どうにか両方助ける方法はないものか。

○超巡!超条先輩 37話

ウィルスにより暴走した犬養、その名も犬養Ω!
次々に感染が拡大しバイオハザード状態に。ポンちゃんの友人たちとかテレビのプロデューサーとかもよく見たら感染してる。
そんな折、ローボくんは単身悠々と離脱!て、鉄カス……!!
超条先輩と恵那院で「犬養Ω」って言うの面白くなってるの笑った。そんな余裕ないよ!
犬養Ωのもとを目指す道中のカブキマートでは非有児とガキども、そしてリリちゃんが登場。
感染してるリリちゃんが挙げる超条先輩の良いところ、結構マジっぽい内容で普段から実はそう思ってんのかなって。
平助はズルいよね。出オチすぎるもん。沼先生、平助はどんだけ雑に扱ってもいいと思ってる節がある。
その後は逃走したかに思えたローボくんが再登場。
緊急脱出と特効薬の開発を一挙に担って……この鉄カス、便利すぎる……!!
特効薬と恵那院が気を回してくれたことで成立したTEATIME…によって無事犬養Ωは元の犬養に。
ラストには本当に海外出張に行って……世界観違くない??
クソデカサンドワームとロケットランチャーで戦うのは警察の仕事なのか……!?

○キルアオ 76話

冒頭はシン。
確かに自分がいない間にノレンが秘密打ち明けてみんなでラーメンも食べてて……しかも結局膝枕してもらえてないのかよ!?可哀想……
それはそうと今回はプリキュアオマージュの「ふわきゅあ」なる作中作を主に扱う回。
全然興味なかった十三がひょんなことからハマる……というのはまあ予想通りでそこからどう展開してくるかなと思ってたらその後も想像の域を出ない感じだったなー。
発生したトラブルとふわきゅあの絡め方もイマイチちゃんも絡みきってない感じだったし。
こういうのは篠原先生だったら上手くやるイメージあるけどな〜。
個人的にプリキュア大好きだからやるならちゃんとやってくれ〜!ってなっちゃったかも。
あと掲載順的にこんな話してる場合じゃないのでは?というのもある。
ストーリー進まない話やるんだったらよっぽど面白い日常回じゃないと許されないくらいの状況じゃないのか?今……
次回センターカラーだから話数調整なのかなとは思うけど。

○妖怪バスター村上 20話

山本五郎左衛門顕現!
見た目からして今までの妖怪たちよりもかなり恐ろしくて、これはこれまでと同じようにはいかなそうだぞ……
と思っていたら「世界征服ってそもそも何?」から激詰めしていつもの村上のペース。
「もしや深く考えた事ないなんて事は…」の俯いてる山本ちょっと可愛い。
さらに悪とは正義とはの話から、「そもそも妖怪ってそんな悪いやつらなのかな」と作品の本質っぽい部分にも言及。言われてみれば割と愛嬌ある奴らというか、言うほど悪さしてる奴ばっかでも無かった気もする。でもそれはうまく対処できてたからそう感じてるだけな気もする。座ったら死ぬ椅子とかすげー悪かったし。
さらに終盤では「山本五郎左衛門」のキャラが弱いことをガンガン指摘。河童のキャラが立ってるのを引き合いに出されてるせいで河童がお供についてるのが裏目になってるみたいで面白かった。
瓦礫を机みたいにして漫画家と編集者になってるのも笑ったし。
ラストは"退魔殲滅剣"……をガン無視しあくまで仲良くなりにいく姿勢。
「俺は皆と友達になりたいんだよ」
そんな感じだったっけ……!?
なんか前ちょろっとそれっぽいこと言ってたような気もするけど!

●ルリドラゴン 24話

扉絵かっわい!
ツノに飾りつけたりドラゴンモチーフの帽子被ったり、なんかイイねえ。
黒沢さんって誰だっけって思ったけど序盤のラウワン回で話しかけてきた別クラスの子か。
本編
ルリの陰口言ってた蒲田さんに直で凸るルリ。
前田さんの時よろしくサシで昼飯に誘って……なんだかんだ行動力すごいんだよな。
このルリの謎の勢い、得体のしれない”圧”みたいなものもほんのり感じる。蒲田さんがずっとタジタジなのもルリに気圧されてるからって感じするよね。でもこの圧はドラゴン関係ない青木ルリという一人の人物の持つ圧な気がする。
で、ルリとしては一通り言いたいこと言えたけど蒲田さんの言い分を聞いてないということでこのランチ会をやったみたい。
その甲斐あって蒲田さんから「キモいとか言ってゴメ…」を引き出すことに成功。語尾が消え入ってるのが勇気出して言った感ある。
で、あんなことを言ったのはルリのことが分からなくてこわかったからかもしれないという話に。まあ恐怖ってのはえてして未知から生まれるものなあ。そこから理解を深めるための
「わたしにできること 全部見せてあげよう」
は絵も良いしこの作品ならではって感じで良いシーンだなあ。
後半では体育祭前日、完成したクラスT。
目ぇキラキラの神代さんかわいっ。
「答えは聞いてないって感じだな」
眞藤先生大の仮面ライダー竜騎好きってのは有名な話だけどこれは仮面ライダー電王ネタ。なんならこのセリフの元ネタも龍キャラ。そこ律儀なの何!?
神代さんがグラウンドに出ると、実行委員がなんとみんなツノ…のカチューシャ(ダンボール製)を装着してる!
前田さん曰く委員会の証とのことで。
ルリのツノが目立っちゃうのを逆手に取った面白いアイデアだなあ。神代さんがめちゃくちゃ羨ましがってるの可愛い。
そういうわけで蒲田さんもツノ付けることになって。全~然似合ってない!って言って、ルリとも笑いあって、蒲田さんの件も綺麗に決着ついたなって感じ。雨降って地固まるというか。
準備も着々と進みラストではいよいよ体育祭!
「パヤること龍が如し」
なんじゃそれ!?

◇次号
週刊少年ジャンプ50号

表紙&巻頭カラー
あかね噺
師匠の師匠が出てきて過去編も面白くなりそうないいとこ。

センターカラー
キルアオ
掲載順ヤバいと思ったけどカラーもらえるならまだいける……のか……?

超巡!超条先輩
笑撃展開突入!?って書いてあるけど何か大きな変化があるのかな。

悪祓士のキヨシくん
本編盛り上がってる良いタイミングをしっかりカラーに合わせてきてるな。いいぞ。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集