上昇志向なマインドになって前向きな自分になる

毎日同じルーティンを繰り返しやっていくうちに上手に早くできるようになります。すると、だんだんそれじゃ物足りないと感じてきます。「もっとやれる」し「もっとやりたい」と思うようになります。

たとえばランニングを始めます。始めたばかりのときはすぐに息が苦しくなるので、すぐに立ち止まってしまい、完走できずに中断してしまいます。肺活量が足りないので当然です。それでも続けていくうちに息が苦しくならずに走れるようになってきます。ところが今度は少し走ると足が痛くなってきます。足がつりそうになったり、足の一部に持続的な痛みが発生して走り続けるのが辛くなってきたりします。

それでも定期的にランニングを続けていくと、いつの間にか呼吸も乱れず、足が痛くなることもなく、完走していることが増えてきます。今まで苦痛でしかなかったランニングが楽に感じられるようになり、走り終えてもなにか物足りない気分にさえなります。

これが目標をひとつ達成できた瞬間であり、次回からは走る距離を増やしたり、タイムを縮めたりできないかと考えるようになります。これが上昇志向な自分になっていると私が感じるときです。

ランニングでも仕事でも家事でも何でも共通することですが、ルーティンを繰り返していく過程で効率が上がって完了までの時間が縮まっていけば、また別の新しいことに挑戦することができる。これによってひとつでもふたつでも多くの目標を達成できるようになれば前向き(ポジティヴ)なマインドになることができ、充実した毎日を過ごすことができるのです。

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