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デザイナーの私がnoteを始めた理由

それは多くの人にノウハウを伝えたかったから。小さい頃から、絵を描いたり、モノづくりをしたりするのが大好きで、三度の飯よりクリエイティブが好きでした。私は創作活動をしているときは、本当に食事を取らなくても生きていけるんです。睡眠さえも取らなくても大丈夫。

いつまでたっても満たされなかった過去

そんなクリエイティブが好きだった私は、念願の美術大学へ進学し、グラフィックデザイン学科を卒業した後、コンサルティング会社に就職し、社内デザイナーを務めていました。しかし、憧れていたはずのデザイン職に就けたのに、いつまで経っても満たされない思いでいました。その後、2度ほど転職しましたが、いずれも経営コンサルの会社で社内デザイナーの職です。素敵に思えていた会社なのに、いつまで経っても満たされません。大学生のころから社会人になってもなお「このままではいけない」という思いにかられていました。

数年前、家庭の事情で退職することになり、家事・子育てと両立できるよう、フリーランスで活動し始めました。有難いことに、今となってはいろいろな方からお声がけがあり、デザインの仕事をぼちぼち受注するようになりました。長年の会社勤めから解放され、フリーランスで自分のやりたいことを自由に決められ、今度こそ嬉しいはず。しかし、それなのにまだ満たされないでいました。なぜか「このままではいけない」という思いが心の底にあって、でもそれが何なのかが分からず、ずっとモヤモヤしていたのです。

自分の使命に気付いた瞬間

そんなある日、知り合いのユーチューバーさんからお声がけがあり、ひょんなキッカケで、その方のYouTubeに出演することになり、ナレーションをやることになったのです。人前で話すのが昔から苦手で、自分の声も大嫌いだったので、めちゃくちゃ緊張したのですが、YouTubeのライブ配信が終わった後、今までに味わったことがない満足感を覚えたのです。

この充足感は、今まで私が求めていたものでした。そこで気付いたのです。「私は多くの方にメッセージを届けたかったのか!」。今まで、どんなにモノを作っても、いつまでたっても満たされなかったのは、ただモノを作っていただけだから。私の魂が求めていたのは、クリエイティブなことを通して、多くの方にメッセージを伝えることなんだ。そう気づいたのです。

しかし、みんなにメッセージを届けたいとは言っても、今さら私がYouTubeを始めたところで、作った動画が本当に必要としている方に見てもらえる保証はない。チャンネル登録を伸ばすまでには、果てしない道のりを感じ、どのSNSにも何だか気が乗らず、どうにもこうにも前に進めないでいました。無名の私がどんなに情報発信しても、きっと大量の情報の中に埋もれていくんだろうな。今さらブログをはじめても、もう世にブログはあふれているし、見て欲しい方に、メッセージが届くのは難しいだろう。そんな思いでいました。

その日のうちに初投稿!

そんなとき、あるインフルエンサーが「noteをやっているので見てください」と言っていて、ふと思いました。そういえば、いろいろなインフルエンサーが「ノートをやっている」と言っていたな。「ノートって、いったい何??」気になって、何気なくnoteのサイトを見ました。すると、驚き。こんなに素敵なプラットフォームがあったなんて!本当に感動しました。

私が求めていたプラットフォームは、まさにこれだ!と思いました。今まで私が諦めていた「必要としている方に情報を届けたい」という願いが、もしかしたらnoteなら実現できるかも!そう強く感じ、その日のうちに、初投稿してしまいました。マニュアルもよく読まないうちに。
後でよく見ると「はじめまして」というタイトルの投稿が幾つもあって、「もしかして自己紹介から投稿すべきだったの!?」と、後で気付きました。そんな私なので、今さらですが自己紹介も兼ねて「noteを始めた理由」を書きました。

デザイナーでなくても、デザインスキルが求められる時代

今はビジネスをするうえで資料作りは欠かせないものですよね。会社勤めをしている方なら、社内の会議資料、企画書や提案書など、必要にかられて資料作りをしているビジネスパーソンは多くいるのではないでしょうか。
また、個人事業主(フリーランス)なら、ご自分で広告やチラシ、WEBデザインなどを制作しているといったケースもあると思います。

そんなデザインの学校に通っていない方でも、迷わずデザインする方法を、noteを通じて伝えていきたいと思います。自分が今まで培った経験やノウハウを後世に残したい。そんな思いで日々投稿をしています。今はnoteに書くのが楽しくて「三度の飯よりnote」という感じです。時間さえあれば書いています。

最後にメッセージ

デザインに興味がある方、スキルアップしたい方は、せひ私が書いている島津寿制作デザインの教科書というマガジンをご覧ください。まだ投稿数が少ないですが、これを読めば、デザインは「センス」で作るものではなく、頭で考えて「設計」するものだということが分かるはずです。デザインは、生まれ持った才能でどうにかなるものではなく、習得するものなのです。デザインの教科書が、みなさまのお役に立てましたら幸いです。

また、後世に残したいメッセージ「デザイナーの一人語り」というマガジンも始めました。デザイナーを目指す人や、クリエイティブが好きな人にとって役立つ話や、伝えたいメッセージを、デザイナーならではの視点と考察を一人語りしています。グラフィックデザインだけでなく、セイナー講師、絵画講師なども兼任してきた島津寿制作だからこそ、知りえた情報や経験を織り交ぜてお伝えしていますので、ぜひご覧ください。必要としている方に届きますように!

最後まで読んでくれて有難う。
島津寿制作/デザイナー


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