なぜ日本黒毛和牛業界を仕切っているお偉いさん方は牛飼いにデメリットな日本黒毛和牛生産規模拡大を推し進めようしているのか?

理由は簡単ですよね。

自分達の今のポジションと利益を守りたいんです。

牛飼いさん達の飼っている日本黒毛和牛の規模が減って今より自分達の収入源が無くなっては困るんですよ。

日本黒毛和牛が減ると困る組織や人達沢山いますね。

日本黒毛和牛が減ると家畜セリ市場が運用出来なくなり減りますし、取引手数料で得ていた利益も減ります。

種牛も沢山いらなくなるので関連組織も収入減、日本黒毛和牛登録料も件数が減るのでその関連組織も収入減、家畜に必要な資材や機械関連の組織も収入減、家畜をサポートする業者さんすべて収入減です。

牛飼いが飼っている日本黒毛和牛が減ると1番困るのは僕達牛飼いではないんです。

牛飼いから利益を得ている人達です。

なんでその人達のポジションや利益の為に僕達牛飼いが沢山借金を抱えて無理して生産規模拡大をして生産性を落として利益率を落として養分にならなきゃいけないのですか?

無理はしないで下さい。本当に。

僕はバカなのでこれからも無理しますが、同じ牛飼いさんが苦しい思いをしているのは嫌です。

なので、ウザいと思いますがおせっかいでも言わせてもらいます。

「日本黒毛和牛の生産頭数が減ったら海外と戦えないじゃないか?」

と言う方もいると思いますが、前回の投稿でも書いた通り生産規模で海外と勝負するのは国土の広さが桁違いなので勝てるわけがないです。

生産規模は世界最小で良いと僕は勝手に思っています。

その事については明日書きたいと思います。

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

ではまた!

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