インバートの土砂撤去の大幅な効率化
【改善】
延長約2.4kmの水路トンネルにおいてインバート施工完了区間に堆積した土砂撤去作業が必要になった。
人力施工では3人1班で10日以上かかることが予想されたため、機械での施工方法を検討、インバートの形状に加工した鉄板に、廃材であるベルトコンベアーのゴムを取付け、0.12㎥バックホウのバケットにブルマンにて取り付けた。
【効果】
コンクリートに接地する箇所はゴムなので、インバートを傷つけずに堆積土砂のみ除去することが可能になった。
また、機械施工のためにバックホウOP一人での施工が可能となり、上口側1.1kmの堆積土砂を2日で除去することが出来た。
【参考】
小断面トンネルでの打設完了区間の清掃は、ほぼ人力作業でやるのが当たり前という感覚であったが、この方法で人員も日数も大幅短縮となった。
「これはこうするもの」という考えを取り払って知恵を出した。見事な改善事例。
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