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レール分岐点の切り替え見える化

【改善】
レール工法によるトンネル工事で、本線・支線の分岐点における切り替え方向を確認する際に、これまでは矢先(レールの先端)の方向を見て判断していた。
車両が連結して長くなると、後方にいるバッテリー車運転手の目視やモニターによる矢先の確認がしにくく誤進入のリスクになった。

レールの先端を黙示して判断

そこで「本」(本線)は黄と赤、「支」(支線)は青と白で色分けしたラミネート表示板を、分岐器の手動切り替えレバーに取り付けた。

前後に倒して切り替えるレバーに表示

【効果】

レバーを切り替えるだけで矢先方向の表示が可能

矢先で確認するよりも目視・モニター両方において視認性が格段に向上した。

使用中の表示板アップ 明確に方向が認識できる

【参考】
分かりにくい、見えにくいものをより認識しやすくすることで、安全性・利便性がとても向上するという「見える化」の見本例。
通常操作箇所に表示物を付けただけので、作業手間がほぼなく負担小の改善。

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