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人が入らない床付け高さ確認の改善

【改善】
建設中トンネル内でコンクリート打設前や機械据付前の床付け高さ確認を、土平間の基準点に水糸を張り、スケールや簡易定規を使用し確認していたが、補助作業員が重機バケット等に接近して高さを確認することになり、接触災害のリスクがあった。
そこでバケットにスプレーマーキングを全周行い、

墨出しレーザーを基準高さにセット、レーザー照射し、バケットで高さの確認をオペが操作しながら自ら行えるようにした。

【効果】
太陽光下ではレーザー光の確認は難しいが、坑内でははっきりとレーザー光が確認できるので、バケットにあたるレーザー光で高さ確認し床付けがスムーズに行えるようになった。

また、重機稼働中は人の立ち入りなく作業することが可能となり、接触リスクを大幅に低減できた。

【参考】
今までにない発想により、安全性・作業性ともに大きな成果がある改善事例。
従来作業を「これはこういうもの」と思いこまず、作業の目的や性質と、「安全」「効率」などを配慮すればこのような知恵が生まれる。

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