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坑内での延長41.5mのコンクリート打設方法

【改善】
断面の大きいトンネル分岐部で、コンクリート打設する箇所の型枠延長が41.5mあり、コンクリートポンプを定置式にすると配管の段取り、片付けの手間と時間がかかる。

延長が41.5mと長く、打設方法を検討

定置式のコンクリートポンプの使用をやめ、コンクリート投入用の簡易シュートを作製し発電機と共に台車に固定し、アジテーター(生コンクリート運搬装置)と連結して移動しながら、アジテーターから型枠に直接コンクリートを打設出来るようにした。

簡易シュートを発電機(アジテーター用)と共に台車に固定。
簡易シュートは単管の設置箇所を変えると左右の向きも変更可能。
台車とアジテーターを連結して移動しながらコンクリートを打設。

【効果】
定置式のコンクリートポンプと配管を使用する方法に比べて、配管の段取りと片づけの手間と時間が省略できた。その分実際の工程も短縮でき、分岐部2箇所を連日で打設完了し、その後の作業が予定より早く開始できる様になった。

【参考】
通常のやり方を一旦ゼロにして、「手間と時間を軽減する」という目的を突き詰めて出たアイデア。目的が明確化すると、こうやって知恵が出るという事例。

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