歯止め忘れ防止の「見える化」
【改善】
時間制限のある夜間の鉄道補修工事では、軌陸車(線路上を走る車両)を移動し現場に着くと急いで作業をしなければという気持ちや、終了すると早く現場を引き上げたいという気持ちが先走り、歯止めを忘れてしまいがちであった。
そこで矢印型のマグネットシートに喚起言葉を入れたものを運転席ドアノブのところに設置して「見える化」した。
【効果】
運転席に乗ろうとしてドアノブを掴む時に目立つので、歯止めを忘れていたら気付くようになった。
【参考】
通常の「見える化」にプラスしてアイデアを出して効果を上げた事例。
動作の中で気づきやすい箇所に設置し、「矢印」にしたことで目的箇所に目を誘導したのは新しい発想。言葉+記号という組み合わせは「見える化」の効果を向上させている。