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他人の介護を知ると気持ちが楽になる
どうも〜。デイサービスで介護職員をしている「ひさし」と言うものなんですけども、頑張っていかなかんなぁ〜言うとりますけども。
さて、
介護でいちばん困ることは、
相談する相手がいないことではないでしょうか。
「ほかの家庭はどうなんだろう・どうしてるんだろう」っといった、他人の家のことが情報としてとても役に立ちます。
ぼくは介護の仕事をしているので、介護の話題を気軽に話すことができます。ですが介護業界にいないほとんどの方が、家族介護を口にすることに抵抗があるのではないでしょうか。
近所の目というか、社会の目というか。
介護が始まった現実を受け入れられない・介護に必死で心の余裕がないってこともあると思います。
そうして介護を知らないまま介護は始まって行きます。
「突然介護が始まった!」といいますが、
いえいえ、予兆はきちんとありますし、対応手段としての介護の情報は世の中に溢れかえっています。
けれど誰しも起きていない問題やこの先あるかどうかわからない不安に目を向けるほど暇じゃないですよね。
だからラブストーリーのように「突然始まる」わけです。
介護のことを知っておいて損はありません。むしろ知らないことが事を重大にしてしまいます。病気でもそうですが、早期発見・予防は鉄則なのです。これは介護職をしていて痛感したことです。
とかく介護保険制度や認知症の知識などは書籍やなにやらで知ることができます。
大変なのは、家族間の揉め事や介護への向き合い方・考え方など、人間関係や心の持ち方といった実務的なことじゃないことにあります。
介護は家庭よってそれぞれに違います。
親子関係一つとっても、
「親の面倒なんか見ない!」って息子さんがいれば、
「絶対に施設にはお世話にならない」って親もいます。
そもそも親子関係が絶縁とか破綻している家庭は、絡まった糸のようにとんでもなくこじれたりします。
恥ずかしい話、こうして介護をテーマに文章を書いているぼくも、家族間の揉め事がちょいちょいあります。
ぼくの身内のゴタゴタが、在宅介護を控えている同世代の役に立つかもと思ってエッセイを書きました。
よければご覧ください。
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