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デイサービスから何を持ち帰ってくるか

デイサービスや介護施設から何を持ち帰ってもらうのかって、すごく大事なことだと思っていて。

ご両親がデイサービスをお使いなら、

お父さん・お母さんが夕方自宅に帰ってきたとき、何を持ち帰ってきていますか?

レクリエーションの景品で当たった「大根」じゃなくて、
おやつの時間に食べられなかった「おまんじゅう」ではなくて、

出来事や思い出、楽しかった・嬉しかった・また行きたいなどの感情です。

逆に、やっと家に帰って来れた・退屈だった・もう二度と行かねーを持って帰ってきていないですかね?

デイサービスで利用者さんを送り出した時、楽しんでもらえたろうか、自宅に帰ってぐっすり寝れるだろうかと、心配になる時があります。

1日怪我なく安全に過ごしていたとしても、不満や怒りなどを持ち帰ってしまったら、介護するご家族が大変になってしまうという心配も感じてしまいます。

単に入浴介助や排泄介助をするだけの場所ではないんです。1日の半分、人生の時間をその施設で過ごしているわけですから。

芸人をしている時なんて、そんなこと全く考えていなかったけれど。

ある意味で、芸人も介護施設の介護職員も一緒ですからね。人を楽しませる仕事には変わりないですから。

吉本の劇場で漫才を見に行って、全然面白くない若手出てきたらちょっとイラッっとしますからね。これで3,500円もすんのかい!って。いや、ぼくはそれはそれで楽しいですが。

介護は大変。介護職はキツイ。そんなネガティブなイメージを覆したいと思っています。介護職は人間的成長ができるクリエイティブで素晴らしい仕事です。家族介護者の方も支援していけるように、この活動を応援してください!よろしくお願いいたします。