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公募に挑戦すると文章力が磨かれる
それにしても、昨日のキングオブコントはすごかった。
もう、全組・全ネタ面白かった。テレビの前で爆笑していた。
年々、ネタのレベルが上がってきていて、もうピークを迎えているのではと毎年思わされる。
賞レースって、過酷だなぁと思う。優勝できなかったグループは、また1年それ以上の熱量でネタを生み出していかなくてはいけないのでしょ。
まだ世に出ていないグループもわんさかいるわけで。虎視眈々と決勝の舞台を狙っている。
ほんとに命を削っているよね。だからこそ輝いているのだと思う。
そのおかげで観客は毎年楽しい時間を受け取れるわけだけども。
さて、
それらの舞台は、なにも芸人だけの特権じゃない。
賞レースも言い換えれば公募みたいなもん。
世の中にはありとあらゆる人が挑戦できる公募がたくさんある。公募ガイドを使えばすぐに見つかる。
小説・エッセイ・俳句・川柳・イラスト・商品アイデア・キャッチコピー…
ぼくがはじめて表彰されたキャッチコピーの公募。
もう、ジャンプして飛び上がるぐらい嬉しかった。大人になってもこんなに喜べるんだ、と思った。
こうしてnoteを毎日書いていることも、公募のためのネタづくりや創作の筋力をつけるために書いているのものある。
目的があるから、毎日書いてられる。
それでもって、公募に挑戦すると実力が身に付く。
たとえばエッセイの公募だと、
応募規定に文字数制限がある。
だいたい1,200文字から2,400文字くらいが多い。
文字数の制限があるなかで文章を書こうとすると、無駄な部分や無駄な描写、それこそ句読点なんかも何度も見直すことになる。
構成を入れ替えたり、冒頭部分にインパクトを持たせたり、工夫が必要になる。
審査員に選ばれるために、人にはない切り口を考えたり、他の人とテーマが被らないようにしたり。
普段適当に書いている文章ではなく、狙いにいかないと結果がでない場合がある。
そんなことを考えて公募に向き合っていると、気づかないうちに文章力が身についていく。書く体力もついてくる。
話は戻るが、
キングオブコントにしても、制限時間が5分と決められているので、
設定を何分で伝え、笑いどころを何個つくり、どこで展開をつくるか。セリフの長さはどうか。演技で伝えるかなど、
時間と戦ってきた結果が昨日のネタなので、
1年を通じて何回も舞台でネタを試して、足して・削ってを繰り返して研ぎ澄ませせた状態のネタなので、
そりゃぁ、面白いわけで。
あまり紹介していないけど、実は裏で公募には挑戦している。
最近思うのが、「まず応募しまくる」ことだ。
ひとつひとつの作品を大事に作るあまり、応募数が少なくなるよりは、
応募しまくって「選ばれるチャンス」を増やしたほうがいいってこと。楽しみながら公募を続けることの方が大事でだということ。
ボツになった作品もネタにできるのだから。どんどん応募していけばいいと思う。
比べるのは、過去の自分。
ぼくがはじめて書いたnoteを読み返してみたけど、
確実に文章力は上がっている。自分でもわかる。成長していた。
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